9月18日(月)
今日は、朝からツアーにてオアハカ近郊のミトラ遺跡に向う。アンヘルホテル内の旅行会社で昨日予約しておきました。
宿には荷物を預かってもらい、カメラだけを持っていきます。このツアーはエルトウーレと言う、樹齢2000年以上のイトスギノ木にもよって、行くそうです。

高さ40m 幹周り60mのアメリカ大陸
最大の木といわれている。隣は教会です。ここに少し寄って、今度は町外れの
テオティトラン・デル・バジェと言う
羊毛の加工の村に行く、羊毛を天然の素材だけで、染色してそれを組み合わせて、綺麗な色のじゅうたんなどの織物を作っている。コケや虫 葉っぱや果実などイロイロなものを使って、何色もの色を作っていき
自分達で、つむいで、染めて、織っていく
ちょっとしたランチョンマットで3500円位します。デザインは幾何学模様のものから、魚をメキシコ風に明るく書き上げたものもあります。(小さなもの2枚買ってしまった)
その後は、メスカル(テキーラの1種で、サボテンの種類が違う)工場にも寄って
ここでは、小瓶のメルカル
メスカルには、パイナップルのような形のサボテンが使われるのですが、
そこに付く 芋虫が中に沈められているものが、あります。
お土産に、メスカルとココナッツ味のメスカルなどを10本も買ってしまいました。
ガイドに「これは、日本に送れるのか?」と聞くと 「もちろん問題ない」
との事で、小さなダンボール1個くらいになりましたが、まあ、オアハカに帰って、郵便局から、送ろうと思います。
(後で、後悔するのだが・・・・・・)

染め方の説明をしている、手前のものは、
それぞれの色を作る原料ツアーに同行した、のはコスタリカから来た学生の女の人2名です。
←機織り機を珍しそうに眺める。それらの土産物屋みたいなところを見終わると、いよいよミトラ遺跡に行きます。ミトラは、綺麗な   モザイク模様の遺跡が残っていて、小さな村全部が遺跡のようなものでその中で、重要なところだけ入場料を取って管理してい      るのです。
   

MITLA

一面トウモロコシ畑

メスカルを作る釜
煮出して蒸留させるのは、ラオスの
ラオラーオと同じです。

そんなに大きくは見えないんだけど・・

たまにボンネットバスが走るのどかな道

圧巻のモザイクは彫ったものではなく
石材が太巻き寿司のように、貫通して
積み重ねて、描いてある。

なんでこう、マヤの人たちは
イカシタデザインが作れるのだろう
思わず、見とれてしまう。

いいねえ! ゆっくり眺めることができた

遺跡は、アクセスが悪いので、ツアーで来るか、タクシーをチャーターということになる。
訪れる人もなく私達のみのツアー3人の貸切状態
後で、5人グループがやってきたが、のんびりゆっくり見ることができた。
遺跡の規模は、本当に小さいが、繊細なモザイクが目に焼きついたのは
後にも先にも、ここ以外になかった各国で、遺跡を見ては驚いて来た昔の人の時間を掛けて作った物へのこだわりが手に取るように、感じられる。
なんで、古代の文明はこうも緻密で繊細なんでしょう。
そして、天文に関すること、建築学に関すること、2000年もの長い間残っている。凄さ!

丘の上の教会のような建物

丘の上から町を見下ろす