シカゴまでは、ボーイング777と言う、最新機種での快適な旅でしたが、今日はマルマル一日シカゴで時間をつぶし、明日の3時に空港に行くという計画に変更、シカゴに着いて入国審査をします。

テロ対策の関係で、厳しくなった入国審査は、質問やカメラでの撮影、指紋の採取と言う形です。
アメリカに行く航空便すべて、機内ライター持ち込み禁止になっています。もちろん預け入れ荷物もです。

シカゴ便はビジネス客3割、南米系の帰国客6割、フリーの旅行客1割という感じです。
日系人も多く、パッと見南米の人とはわからないのですが、言葉はスペイン語を話しています。

シカゴでは日系の人の誘導で、アメリカン航空の用意した、ラデソンホテルに向かい、シカゴの市内と空港の中間に位置するこのホテルは、シカゴ近郊の人たちが、空港を利用するためにあらかじめ、宿泊するという感じのホテルです。

周りは何もなく、市内を結ぶハイウエイが通っているだけです。
シカゴオヘア空港は、敷地面積が尋常じゃないくらい大きく、しばらく車で走っても、まだ空港のターミナルの敷地です。

ホテルに着き、禁煙・喫煙のエリアは完全に隔離されており、棟が違うつくりになっています。
ここで、ゆっくり睡眠をします。明日の同じ時間まで十分な時間があるのですが、私のように限られた時間で旅行をしている者にとっての、何もしない一日はとても辛いものがあります。

ここでペルーの現地旅行会社に電話をして、クスコからマチュピチュに行く列車の予約を入れなくてはいけません、いまとても人気で早く予約を入れておかないと、席が確保できないこともあるのです。

時間がない分、現地旅行会社を使って、悔いのないようにしないと・・・・

しかし、後でこの電話の料金支払いが
105ドル掛かったいると知って、びっくりしました。
105ドルですよ!

結局、このホテルではガイドブックとにらめっこで、新たな旅行計画を、大まかに作ることで時間が過ぎていきました。

早めに空港に行き、搭乗ゲートを確認、チェックインカウンターで荷物を預けます。
ゲートナンバーを確認して、待っています。
しばらくして、ゲートが変わり、大慌てで移動、空港が広いので(アメリカン航空は多くのゲートを占有している)大変です。

時間は定刻ON TIME表示になっている「いいぞいいぞ」結局、その後、ゲートは6回も変わりました。
そのころになってくると「頼むぞ、定刻出発してくれよ」と祈るばかりです。

今まで、飛行機の乗り継ぎがうまくいかなくて、宿泊した経験がないので、昨日のようなことの、ないように・・・

出発時間は迫ってきますが、なかなか搭乗が始まりません、結局、表示が無情に、2時間遅れ表示に!!

「アアあっもうだめだ、マイアミ発の便に間に合わない」、どうなっているんだ!
カウンタに聞きに行くと、「ラパス便に間に合わないじゃないか、昨日も間に合わなかった」
「ごめんなさい、もうすぐ機体が用意できますから・・」とのことです。

そのとき、アメリカンのフライトアテンダントの智美さんが、「どうしました?」と日本語で聞いてくれました。
いきさつを話すと同情してくれて、この隣の「便のほうが先に出るかも知れない」そうです、同じアメリカンでも、もう一便ほぼ同じ時時刻に出るのがあって、うまくいくとそっちのほうならば、ラパス便に間に合うかも、
しかし、その後荷物が、もう機内収容してあるので、荷物が出るまでマイアミで待つと結局乗り遅れる、ということが判明、その間、カウンタの人に掛け合って、いろいろ親切にしてくれました。

面白いのは、南米系の人たちは、スペイン語圏なので、英語の説明がわからず、私が日本語で智美さんと話しているのを聞いて、いっぱい集まってきて、日本語で説明を聞いて、質問をしていたことです。
たどたどしい日本語のほうが、英語より使い慣れているからでしょう。

やはり2時間くらい送れて出発、アメリカン航空は、もう少し時間や、機体の管理をしっかりしてほしいですよね。

飛行機は夜7時過ぎに、シカゴを飛び立ちました、機体はボーイング737という、小さなもので座席は、真中に廊下があるだけで、3・3の六列です。

期待もむなしく、飛行機は夜11時40分マイアミ空港に到着、「リオデジャネイロ便と、リマ便の乗り継ぎ客は急いでください」と案内があり、どうやら、ぎりぎりこの2便は間に合うみたいです。

そうです、セントレアでラパスに変更したのが、ここで裏目に出ました。
2泊目決定です、残された人は、5人くらいでひっそりとした、空港内で、事務的にホテルクーポンを渡され、
電気が半分くらい消灯している、コンコースを迷いながら、迎えの車がつくはずの空港前のロータリーに出ましたが、待てど暮らせど、ほかのホテルのシャトルバンは何度もピストン輸送しているが、私の泊まる予定のホテルの車は来ません、ホテルに何とか電話を入れると「もう今日のチェックインタイムは終わった」私「今空港に着いて、アメリカン航空からクーポンをもらって、いるんだが」 ホテル「悪いけれどもう迎えの車は、行かないので、アメリカンと相談してほかのホテルをあたってくれ」

荷物はスルーでラパスに行くことになっていて、持ち物はワンショルダーだけ、着替えも何もない。
早くホテルでシャワーを浴びたい、アメリカンのカウンターに行くと、もう営業時間は終わり、人っ子一人いない、近くの掃除をしている人に聞くと、「明日の朝4時くらいにカウンターは開く、それまでは誰もいない」

途方にくれたが、どうにもならない、またため息が出た・・・
しばらく時間つぶしをしようと思ったが、静まり返った空港には、明日の早朝便に乗る人たちが、いすや床で仮眠をとっている、夜の1時過ぎに、店じまいしたオープンの売店のカーペットの床の上で寝た・・

4時くらいになると係りの人たちが、コーヒー片手に出勤してきた、昨日のいきさつを説明してみると、「スーパーバイザーがこないとわからない」とそっけない「いつくるの」と聞くと、後1時間くらいで、くるそうだ。

どうなっているんだ!、飛行機乗り継げないばかりか、床で寝る羽目になるとは、つくづく今回は運が悪い。
スーパーバイザに、大いにクレームをつけた、問題ない、すぐシャトルバンを呼ぶ」、馬鹿もんすでに問題は起こっているんだ!「早くホテルを用意しろ アメリカン!最低な会社だ」怒り心頭、しかし、そこでも、日本人のマイアミ滞在の女性に、事情を説明してもらったからよかったものの、アメリカ人はたどたどしい英語だとまともに理解しようとしないので、英語力をもっとつけなければ、痛感した。

ホテルは、マイアミ市内から30分くらいの これまた空港専用のビジネスホテルで、ずいぶんシカゴのときとは待遇が下がった。
結局ホテルについたのは朝7時過ぎ、そのままシャワーを浴びて寝てしまった、おきたのは夕方近くだった。
さすがにマイアミでは暖かく、ホテルのいまいち雰囲気の出ない、プールでは南米系の子供が、はしゃいで泳いでいた。

彼らも昨日の飛行機に乗り遅れた一行で、子供にすればプール付のホテルに泊まれて、ご飯も付いてラッキーという感じでした。

歩いてホテルの周りを歩くと、15分くらいのところのこの町のメインどおりという感じのところに、スターバックスがあり、そこでコーヒーを飲む、今日は日曜日ということもあり、町の中は静まり返りの¥んびりとした時間だけが過ぎていった。

マイアミ ホリディイン
の車と玄関

のどかなマイアミ近郊の町、日曜で車はほとんどと走っていない。
もったいない時間を過ごす。