以前から行って見たかった、南米の国、しかし、簡単にはいけない距離がズーートしまいこんでいた理由でした。

今年のメインの休みをやりくりして、理解ある上司に、恵まれ一気に18日間という、休みをもらった。
具体的な旅行のイメージを作っていくと、不安材料目白押しだった。

高地である、言葉が通じない、個人的な誘拐や、暴力的な強盗、すり・置き引きはあたりまえ?
飛行機に乗っている時間は、30時間をゆうに超える・・・・

その割に、航空運賃は安い、128000円ポッキリ空港税込みです、この値段は、トルコに行ったときより、エジプトに行ったときより、インドに行ったときより安い!!

行くしかない!!、航空会社は世界に名だたる、アメリカン航空 今までキャセイや、エジプト航空、トルコ航空などしか乗ったことがない、私にとってのメジャー航空会社です。

それでも行くことを決断するのに、2ヶ月位かかった、今年は愛知万博が開かれていた年で、週に2回くらい行ったときもあるほど、入れ込んで、行きたい国が増えてしまっていたのと、万博に没頭して旅行のことを考える集中力がなかったのでした。

しかし、もらった休みは刻々と迫り、二度とこのような長期の休みはもらえないかも知れないということで、いつものマスターインターナショナル旅行会社に、航空券の手配を頼みました。

そして、はじめて行く中部国際空国(セントレア)へのアクセスを考える。
これは、名古屋市内南部や東部には、エアポートリムジンタクシーが巡回していると聞き、ツバメタクシーグループに聞いてみると、私のところからは2500円で行けると聞きました。
リックを背負って電車で行くのは大変なので、即、予約を入れると、出発時間に合わせて、家の前まで迎えにきてくれます。

高山病対策として、病院で高山病の薬を処方してもらう、商品名ダイアモックス一日二回、一錠を半分に割って飲みます、基本的に3日分 これで3日のうちに体が高地順応するのを待ちます。
3日経っても症状が出る場合は、体が高地順応しないのです。

リックは45Lものもを購入、出し入れがしやすい一室タイプで、Uの字にファスナーが開くものです。
それに貴重品用のワンショルダーの小さいリックこれには、貴重品やカメラ等を入れます。

お金は近くの銀行で、米ドルに換金、いつも旅行時には、現金を持って歩きます。今回は少し分散して持つようにしましたが、腹に巻いたり、とか面倒なので、荷物の中に適当に・・・

後は強盗に会わないように、そして見せ金少し用意、
夜の町には出かけないというのは、無理な性質で、旅行はその途中のなんでもない時間が、楽しさを倍増してくれると思っていますので、常に酒を飲みに行ったり、何もない町外れを歩いて、地元の人の日常を覗いてみたりそれも私の旅行スタイルの重要な部分なのです。

そんなことが今回もしてみたいと思っています

前置きが長くなりましたが・・・

順調にタクシーに乗って、空港に行きます。
お客は私一人で運転手さんと 今までの旅行の話や今から行くペルー&ボリビアの話をします。
「帰国時の日にちに、無事またお会いでくるように、祈っています」と言われ、空港に入ります。

はじめての、セントレアは、今までの名古屋空港と違い綺麗な、感じが関空とよく似た感じの空港です。
AAのチェックインカウンターで、Eチケットでチェックイン、しかしその時すでに不幸の始まり。

航空機材が到着しておらず、すでに、表示には2時間の遅れの表示が  「おいおい、どうなってんの?」
予定ではシカゴに着いて2時間後には、マイアミ行きの飛行機に乗って、そのあと2時間後には、リマ行きの飛行機に乗って、日にちでは明日の朝5時にはリマに到着するという、とんとん拍子の計画のはずです。

すでに乗り継ぎは無理と判断され、名古屋でシカゴのホテルクーポンを渡される始末です。
「ちょっとそれでは、計画が無駄になるから、最終到着地をボリビアのラパスに変更して」とお願いすると、すんなりOKでした、しかし、まだ飛行機に乗る前からシカゴ1泊が決定!

その上、後々、この変更が大きな間違いと気づくのです。はあああっ ってため息が出ました。


度重なる便の変更で
手元に残った
使われじまいの
搭乗券