10月6日(木)
今日は、朝からセスナに乗って少しの間ですが、ナスカの地上絵をみます。
朝の天候が安定しているときに行くのがいいそうです。飛行機会社は、大手のエアロコンドルではなく、地元のエアロイカのものです。
ホテルメゾンスイスは、空港のまん前で、歩いて1分で空港に着きます。道路を渡るだけです。
空港税をチャンと払い、セスナに乗り込みます。
直前まで、昨日のかぜ薬のせいでトイレを出たり入ったりでしたが、何とか30分のフライト中は収まりますように・・・
空港の前の
ホテル ラ・メゾンスイスは、9時を過ぎると各社のフライトが始まってがぜんにぎやかになってくる。
従業員は、お客さんを送り出して
少しくつろぐ時間です。「おう、日本人、元気かい?」とみんなが声をかけてくる。
日本から持っていった。フュージョンCDをあげたら、さっそくロビーでかけて、ご機嫌な状態でした。
さんざん、お客さんに愛想を振りまいていた、
ここの飼い犬は、静かになった、玄関前で一休み。⇒
さあいよいよ、セスナに向かいます。
小さなセスナやヘリコプターは、何度か乗ったことがあるので、
恐怖感はまったくありません。
先を争うように、ほかのセスナや中型機が飛び立ちます。
セスナの前で、機長がお出迎え。
スロットルを引いて回転をあげます。
これは本当は着陸時の写真です。離陸時は機首が上を向いて、空しか見えません。⇒
機長は英語とスペイン語で「次はどこそこへ行くよ、それは右側に見えるからね。
あれが、スパイダー、俺がアストロ」など説明をしてくれます。
写真はあまり綺麗ではありませんが、年間を通じてほとんど雨の降らないこの地域でこそこの絵が保存されたのです。しかし、近年、異常気象で雨が降るようになり、線が消えてしまってきています。
機長は、そんな事を言いつつ、次々に絵の上に機体を向けます。
コンドル
宇宙飛行士
木
手
ハチドリ
オウム
不等四角形
スパイダー
サル
ほかには、トカゲ・イヌがあります。
フライト時間は30分くらい、朝ののどかなナスカ上空から帰ってきます。
このあとは、陶器工場や真鍮細工の作業所を見てパレドネス遺跡と水路、
昼からはミイラのある墓地跡、を見て廻ります。
それぞれ別のツアーです。墓地跡はナスカ市外30キロもはなれたところにあるのですが、帰りのバスの時間を言うと「大丈夫だ、間に合うから行くといいよ」と言うことで、強行参加です。
今日は14:00のバスでリマに帰ります。
時間のない忙しい滞在でしたが、人々が素通りしていくのがわかるような、感じでした。