10月4日(火)
今日も朝早くから目がさめました。まずはマルマス広場にある喫茶店で、コーヒーを飲んでホテルで、今日の聖なる谷巡り、このツアーは、毎週火 木 日のみのツアーです。ピサックの市にあわせてあります。
コースは、ピサックの市、カルカ、ウルバンバ、オリャンタイタンボ、チンチェーロを巡ります。
バスはホテル街を行ったり来たりして、お客を乗せていきます。
まず向かったのは、ピサックの市に向かうとお早くも多くの他のツアーの人も着ています。
小さな町に入るのも、バスは軒先ギリギリを回っていきます。
市の中心に行くと多くのテントが立っていて、インカ文明独特の綺麗な色使いの布や、帽子、などがあります。
刺繍の綺麗なものばかりです。
ここでは、リングに羽のついいた、ドリームキャッチャと言うものを多く買いました。ほかの町でも買い、全部で30個くらい買いました。お土産に最適です。
とっても大きい粒のとーもろこし、これに、塩辛いチーズとバジルの入ったアイランドドレッシングのような物をかけて食べます。
味のほうは、あまりおいしくはありませんでしたが、1本で腹が一杯になります。
とーもろこしの皮で包んで渡してくれます。
1ソリス40円くらいです。
ここでは、ほかにも皮に刺繍の入ったベルトと皮でできた幅のあるリストバンドを買いました。
←この写真の動物は、高級食材のクイ、(モルモット)です。
この国の教会の絵画「最後の晩餐」にも、このクイがお皿の上に乗って並んでいます。
観光客用に綺麗な家を作ってもらい住んでいます。
しかし、あくまで食用として、と言うところが少し、悲しいのですが・・・・
しかし、それは食文化ですから・・
バスに乗り込みまた、次の街に移動します、山を上ったり下がったり、尾根を走ったりします。
見晴らしのいい、峠の頂上でバスが止まると、ちょうどいい石の上に女の子が座っています。
ちゃんと商売をしています。
お母さんは帽子やセーター売りにいそしみ、子供は民族衣装を着て、写真をとってもらいます。
多くの人が横からパシャパシャ撮って、そのまま行ってしまうのです、撮らなければ、お金をあげる必要はないのですが、撮ったならば、少しばかりのお小遣いをあげなければ、かわいそうです。
このこはこのために民族衣装を着てここで、座っているのです。
写真をとって、少しお小遣いを渡して(多くは要らない)気持ちよく、別れましょう。
バスはそのまま、オリャンタイタンボに向かいます。
インカ時代の最後の遺跡と言われている。
ところです。
少し雨が降ってきたりしました。
何とかもってくれないかな〜?
厳しい山の斜面にも
段々畑が作られています。
なぜ?このようなところに
わざわざ作ったかが、不明です。
現在は、下の街で、とーもろこしや芋などの野菜を作っています。
上の写真の階段状のものは、すべて段々畑です。
ここでコカ茶や芋を作っていたそうです。
石垣は綺麗に見えます、技術は、進歩していますが、石自体の大きさは、マチュピチュに比べて、小さくなっています。
ここが人々が通る通路です。⇒
雨がポツポツ降る中、息を切らせて一番上の神殿があった場所に行きます。
四方が見渡せて、強硬なつくりのインカ文明がわずか200名のスペイン軍に滅ぼされ、略奪の限りを尽くされてしまった、のは武器の違い。片や鉄砲片や槍や刀と言うこともありますが、インカの人たちは夜は戦争をしなかったと言う文化だったそうです。
しかし、中世のヨーロッパではすでに夜戦もしており、(アレクサンダー大王時代は、夜はお休みだったらしい)それで一気に滅ばされたようです。
お昼はウルバンバのキンタ・レストランで食べます。
キンタ・レストランとは、ブッフェ形式の(バイキングは和製英語)食事をする、オープンカフェタイプのレストランです。
アメリカ人の老夫婦とノルウエー人の(ブラジルへ出稼ぎ中)の人と食べます。ほかの人は申し込みツアー会社の関係上、違うキンタレストランに行きます。
ニューヨークから来た老夫婦は「あなた日本人にしては、珍しくちゃんとした英語を話しますね」と言われて、とても嬉しかったのですが、多分、かなりのお世辞が入っていると思います。だって、自分でもセンテンスめちゃくちゃだと解りましたから、そこにノルウエーの人も入って、何とか会話しながら30分くらいすごしました。
そのあとバスが迎えにきて、チンチェーロと言う山に向かいます。
↑
ウルバンバの街は、クスコより80キロ離れた
少し暖かいクスコの人の保養地のような場所で
プールやテニスコートのあるホテルもあります。二階建ての石作りで、敷地がすごく広い
入り口には屈強な警備員が銃を持って立っています、ノルウエー人の人は、
明日からトレッキングツアーでここから、マチュピチュに向かうそうです。
4泊テントで移動するそうです。
北欧の人はトレッキング好きなんですね。
彼とほかに3人くらいそこのホテルで降りていきました。
現地のツアーは、どこそこで下ろしてくれと頼むと、ツアーをしながら、途中で降りていく、
自分で計画を立てていく欧米の人には当たり前のシステムです。
私もたまに、ツアーを頼み、途中で降ろしてもらうこともあります、移動の費用と観光の
要素を併せ持った便利なシステムです。
日本人は何かと、きちんと旅行会社が最後まで、管理しないと責任問題になりかねないので、
あまりなじみがありませんが、自己責任の国では、よくある形です。
オリャンタイタンボの上水路
←チンチェロ
遺跡赤い石が印象的です。
⇒
オリャンタイタンボ断崖絶壁に
立てられた神殿と通路、段々畑
↑下に見えるテントは、露天が出ています。
チンチェロは標高3000m以上のところにある
遺跡が残り、プカ・プカラのような赤い石造り道や家などが並ぶ、神殿だったところは土台を残し、スペイン風の教会に変えられてしまった。
ここの人は今でも、農耕で生活しています。
屋根がスペイン風のアドベ作りになっています。
街では、すでに
夕飯の準備か
煙突から
白い煙が静かに
昇っています。
鶏の鳴き声と、教会の鐘
の音がするだけの
のどかな街です。
チンチェーロを出るころには
陽が沈みかけていました。
綺麗な夕日が街を
去るときのジグザグに
下っていく道路から
見えました。
あとは、クスコまで一気に
戻ります。
クスコには19時前には到着して、ホテルで、簡易洗濯です。
シャワーを浴びたあと、思わずいままでのシャツやズボンを一気に洗濯です。
部屋には、ヒーターがあり 昨日Tシャツや長袖シャツを夜乾かしたら、朝には乾いていたのです。
しかし、風呂上りに洗濯とはあまり、かっこいいものではない。
おまけに少し寒く「やばい、風邪をひかないうちに、暖かい格好をしないと」と思っていたら、厚手のジャンパーまで、洗っていた(笑)
ちょっと薄手の、クスコ駅で買った、ベストを着て町に出た、
いつものようにネットカフェに行き、その後は、鶏肉の料理を出すアルマス広場が見渡せる2階にある、レストランに行く。
店での写真は、ありませんが、なに食べたかを思い出すのは、いつも、旅行記を書いていて一苦労です。
明日は早朝に空港に行き、リマ行きの飛行機に乗ります。
6時には空港に行かないといけません。
張り忘れオリャンタンタンボ ↑