10月2日(日)
朝早くに自然に目がさめるから人間の潜在意識とは、たいしたものだ。
しっかり目覚ましが鳴る前に、起きていた、シャワーを浴びて目を覚まし、下に下りて行くと、もうタクシーは準備万端で待っていた。
宿の遅番のお兄ちゃんに「あさって、また戻ってくるからね、同じタイプの部屋を取っておいてね」これは、早番のおばちゃんにも言っておいた、気に入ったホテルが見つかり気が楽だ。
日本車の軽自動車のタクシーは快調に、市内を飛ばし10分足らずで、駅に到着しました。
まだ、日の出前の駅は静まり返っていました「この前にも、ビスタドームが出ているはずだけど、その割にはやけに静かだなあ」と思ったくらいです。
門が開けられ、中に入るもまだホームには行けない、当日チケットを求める人たちが(代行旅行代理店のアルバイト)窓口に列をなしています。
その間に、横の売店をのぞいてみると、なかなか、よさそうなペルートレールのベストをショーケースに見つけ、値段を見ると、値段は126ソリス約5000円弱 現地値段でもかなり高いのですが、かなり手間を掛けて作ってあり,Mサイズを購入、その後、駅の外に出て,マテ茶を屋台で飲みました。
屋台には多くのアイテムが並べてあり、「マテ茶?」と聞くと、うなずいてクエントクエスタ?と聞くと、0.5ソリス(20円)だと言いました。前ありのおじさんもお代わりして飲んでいます。よし俺も飲もうと、注文、目にもとまらぬ速さで、いろいろなボトルをグラスに注いで、最後にお湯を入れて出来上がり、あっという間に、6本のボトルのレモンやらなんやらを入れていました。
飲むと少し酸っぱくて、甘い感じです、そしてなんだかゼラチンのようなものが入っていて、多分これが,腹持ちするので、二杯飲んでいる人が多いのでしょう。

左手を置いている中に,マテ茶が,右手側のボトルは
ふたに穴が開いていて、コップに注ぐエッセンス類
とても手際が良くて、これが観たくてしばらく、飲みながらしゃがんで見ていた、芸術的な手さばきです。
「写真をとっていい?」と聞くとテレながら、目線をくれました。

その辺のレストランかみやげ物屋のように見える建物は、サン・ペトロ駅です。まだ,あまり人の出入りはありませんでした。

綺麗な車体色のペルー国鉄の車両,プーノ行きの列車も
同じと塗装がしてあります。車両には,各一人ずつ専用の乗務員がつき、この人はコーチF担当の、MARIA wa TNEJO CASNLLOさんです。明るい彼女は,車両に乗って途中でスイカを買ってくれて、少しおすそ分けしてくれました。
車両内部は、ガラガラで自由に席を代われるほどです。サン・ペトロ駅を出発して程なく、名物のスイッチバックが始まります。クスコ自体が盆地状になっていて、ここから出るのに、スイッチバックを繰り返して,行くのです。本当に何度も何度も,列車の運転手も大変だな と言うくらい何度も行います。

町の丘をバック状態でも、先頭はデーゼル機関車で押して行きます。
民家スレスレを,爆音と言えるほどの排気音で、周りの子供はみな耳を押さえています。
この光景は、インドでも(ダージリン)エジプトでも見ました。
多分、日常静かな,日本では考えられないような、静粛の中で生活していると、この機関車の音は,鼓膜が破れるくらいに,やかましい と感じるのかも知れません。

↑ この列車は、ハイラム・ビンガムトレインと言って、超高級列車で、クスコ郊外の町から出発します。
駅で停車しているときに撮ったもので、日本円で5から6万くらいだったと思います!!

出発すると、かなり一生懸命 機関車は向きを変えて登っていきますが、後ろと前がスイッチするときに、ガッーークン★と衝撃が来ます、今まで乗ったスイッチする有里山と比べると車両が格段に大きいので、この衝撃なのでしょう。




左の写真の横に線路の分岐点が見えます、これはスイッチバックの引込み線で、一度ここに入り,後ろ向きになってジグザグに登るものです。
岩肌の色が、赤茶色から緑の色に変わってきました、少し標高が下がってきています。
アグアス・カリエンテスはクスコより低い標高です。お昼前には,アグアス・カリエンテスに到着しました。駅を降りると、多くの客引きや、お客の迎えが来ています。
しかし、ここの位置もわからずに、お土産屋のテントの中をみんなに付いて行き、旧駅舎前の線路沿いに出ます。地元の人たちの、普通列車はここに止まります。
青い建物のオスタル・ロス・カミナンテスに行きます。聞いてみると線路側町が見える,シャワーつきの比較的広い部屋が、50ソリス
便利そうでここに決めました。

荷解きをしたら、マチュピチュ行きのバスに乗って、遺跡に行きます。バスの値段は片道6ドル
往復12ドルかなり 高額の設定ですが、致し方ない。

この駅から先に、機関車の待機場があるのですが、ワイナピチュから見下ろすと、はるか下に真直下に見えました。
右上はマチュピチュに行く,バスのチケットです。
これを握り締めて、さあ、どんなところかな?と期待に胸を膨らませて行きました。
2日間、遺跡周辺も含めて周ろうと思います。
そのために、筋肉痛回復のための、バンテリンを持ってきました、歩き回るぞ、インカ道