リャマ達と別れを告げて、バスに乗り込みます。
しばらく車窓を眺めていきます、このツアーはバス代のほかに、15ドル(3箇所の入場料)が必要です。最初の博物館は、キリスト関係の博物館で、あらかじめパスすることを申し出ていました。二つ目は、ビキリャクタ遺跡です、きれいな石造りの家や、大きな神殿跡などもあります。
石積みの建物は、多くが残っていてその緻密な作りがいかに、頑丈なものだか感じられました。
気候はポカポカシタ感じで、少し汗ばむくらいです。遠くにアンデスの山々が見渡せて、のんびりすごしました。
バスは、狭い狭い道を「こんな所に入っていくの?」というくらい家の軒先ギリギリに進み、広場に行くと、多くの観光バスが止まっています。そこには、多くの出店が、アクセサリーや、カラフルな生地、素焼きの置物などを売っています。
遺跡の名前は、ビキリャクタ遺跡。プレインカ(インカ以前)文明で、チィワナク文明(前記ボリヴィア編)の末期ではないかといわれるが、現在のところ考古学的、科学的には証明されていない。
ボリヴィアの遺跡から、チチカカやシュスタニと繋がり、ここを通過、クスコ、マユピチュその後、リマや北部ペルーを過ぎエクアドルにつながる古代の道をインカロードといい、まさに今通過してきていることに、感動を少し覚えた。
すでに、時間はもうすぐ15時近くになります。17時くらいにクスコに到着予定ですので、クスコにかなり近づいているはずです。ここはクスコから30キロバスで45分ということです。
次に向かうのは、ここから5キロはなれた、主幹道路から少し、民家の軒先を掠めて入っていくと、広場があり真っ白な教会があります、きれいな壁画のアンダワイリーヤスです。
スペイン宣教師 フランシスコ・ピサロやキリスの絵画や祭壇が、小さな教会の中に荘厳な輝きを放っていましたが、内部は神聖な宗教場所で、もちろん撮影禁止、他の外国人は涙ものです。表の広場には小さな市場が立ち、赤い花が樹齢幾百年を感じさせる木になっていました。やわらかい日差しが、夕方を感じさせます。
きのこのような、丸い窓のない住居は、屋根から出入りしていたのではないか?といわれるゆえんです。
←アンダワイリーヤスの教会
きれいな木に名残を残しバスに乗り込みます。もうすぐインカ帝国の首都クスコです、危険な町?きれいな町?
期待が膨らみます、だんだん標高も下がり暖かくなってきました。
実は、クスコについたら今まで、各地のインターネットカフェから連絡をとっていた。
金城旅行社の支店に、まず向かいます。
郵便局近くにあり、英語が話せるスタッフが常駐しているので、ここにマチュピチュ行きの列車のチケットを頼んでおいたのです。今の時期、とても多くの人がマチュピチュに行くので、前もって購入しておかないと、取れないことがままあるそうです。帰りはバスで帰ってきた人もいました。
早朝に出発するので、当日購入窓口に並んで、チケット取れなかったら、大きな時間のロスになるからです。
このバスが、ついたのは、クスコ空港の横の道路上で、「はい!おしまい」って感じでした。
周りには、タクシーや白タクが集まっています。たいていが、5ソリス(200円くらい)でアルマス広場まで、といっていたが、白タクのおじさんが3ソリスでいいというので、決める。かなり道も広くさすがペルー1の観光都市を感じます。