ハトシェプスト女王葬祭殿は、さすがに人気のスポットで、大型観光バスが続々と入ってくる。
久しぶりに日本人も見た、さすが日本人だけはハイデッカーの最高級のバスである。
いろいろなツアーが、着ているようで何台もの日本人専用バスが止まっている、なぜ日本人用かわかるかは、フロントガラスに、○○旅行と日本語で大きく書いてあります。

エジプトに着ている、人はやはりフランス人が多いらしい、その次はイギリス人、当然地中海の向かい側のイタリア人も欧米の団体客は大体が、おじさん、おじいさん世代が多い、アジアに若い外国人が多いのとは対照的だ。
若い世代は、自分たちの足で旅行することが多く、団体旅行は家族連れか、年配の人たちが多かった。
しかし、日本人旅行客は、若い人、年寄り入り乱れで、群れをなしている。(団体ツアー後ろのほうから今風の若い男性つまらなそうに、着いて行っていた、ちょっと異様な感じでした)
やはり言葉の壁が大きいのだと感じた.

駐車場から出店の並ぶ道を通ると、ゲートがあります、ここでボデイチェックと切符を出します、するとここにも、自動車が客車を引っ張るトレインがありました、平坦な道なのでそのまま歩いて葬祭殿まで行きます。

写真の見える入り口をあがっていくと、中庭のような物があり、柱が立っています。奥には岩窟至聖所といって岩に掘った小さな部屋があります。

ここには1時間くらい居ました、入場料は20LEです。私は、壁画より建造物のほうが見ていて圧倒されて好きです、「よくもまあこんなものを建てたな」と感心します。
このような巨大建築物を立てることは、いろいろな古代の国でもしていますが、国王への忠誠心とともに景気を良くする意味でも(公共事業)あったそうです。
それにしてもかなり歩きつかれる、近くの駐車場に車が待っているので、乗ったすぐ移動、ハイ降りた、見学の繰り返しで、まるで餅つきの合いの手のような移動です。

←ここが、葬祭殿の一番奥にある、岩窟至聖所です。
外付け大型フラッシュで、フェンスの隙間から、一気に
とったものです。

さすが、このストロボは15mくらいの距離を照らすだけあって、綺麗に撮れています。

今度は、貴族の墓に行きます。

貴族の墓は通りあり、小さな集落の中にあります。
駐車場に車を停めると、民家があってはたして、墓はどこにあるのだろう?と思っていると、小遣い稼ぎのガキンチョが二人やってきて、案内すると言いはじめました。
「いくらだ?」「気持ちだけ」良く聞く言葉です。パクシーをねだられて、いくらだ?と聞くと必ず、「あなたの気持ちの分だけ」かといって少ないと「これが気持の現われなのか」とくる。自分が適正と判断すれば「多すぎるくらいだ」と言うと割とあっさり納得する。
インド人と比べると非常に良く似たところがあるが。引き際は、しつこくない。


家の庭のようなところを通りすぎ、入り口を発見!
ひっそり番人が居ます。
「ノーフォト」と一言だけ言って立っている、たまに奥に鏡で光を入れてくれる。
壁画が残っているが、やはり訪れる人もほとんどなく、番人も退屈そうだった。
入り口で番人とタバコを吸って、1LEバクシーを渡して、次の穴倉に入っていくという感じですが・・・・

歩き疲れがそろそろ出てきました。
暑さは、カンボジアの春の時期に比べると全然すごしやすいしかし、紫外線は強く顔が焼けているのががわかります


同じような遺跡を一気に廻って、正直 飽きてきました。
ゆっくり1日1箇所か2箇所を自転車か歩きで廻るのが、一番良い感じです。

NOBLES(貴族)TOMBSを出て、今度は、王妃の墓に行きます。

綺麗な壁画が残っている、ネフェルトアリの墓は現在修復中アメンヘルケペシェフ王子の墓には、生後6ヶ月の子供のミイラが保管されています。

地下に下りたり上ったりの繰り返しです。

朝8時にホテルを出てから、何も食べずにすでに14時過ぎ
「何か食べようかな?」と私が言うと「ここにはおいしいレストランはないから、東岸に帰ったら食べよう」
それより、西岸は16時半までですから、全部回ってしまいましょうと提案される、(カルナック神殿は17時までです。)