一気に台北に！

３月１７日（水）
もう、明日には台北の中正国際空港～帰国です。早いような、しばらく日本に帰っていないような不思議な感覚です。日本人にもなんだかぜんぜんあっていないな。
これだけ、多くの日本人が来る国なのに、みんなはどこに言っているんだろう？
振り返ってみると観光地というようなところは、今回有里山くらいだし、台北も夜だけ、飲んで屋台に行って終わりです。
今日の夜７時には、台北に着く予定だけど、故宮博物館も忠烈祠もいっていないし、（前回行ってもういいし）今日の予定は、高雄～台東に南廻り線で、海沿いにグルット行ってみる。これで２時間掛かる。
台東～台北（樹林）までは、一気に東部幹線で７時間！乗りっぱなし、西部幹線台北～高雄は４時間チョットを考えると、ずいぶん時間が掛かるものです。
何も観光はありません、ウトウトしながら、周りの景色を見ながら駅弁食べて、過ごします。
だから、読んでいる人には何も、面白くありません　あしからず、完全な自己満足の世界です。
私は、日本にいるときはほとんど電車というものには、乗りません（地下鉄くらい）日本もバイクで、ノンビリ２周しました。基本的には今の海外旅行のスタイルと変わりません。
ふと立ち寄って、「いいなああー」と思ったところにとどまり泊まり、地元の料理で酒を飲み、自然に知り合いができ、親切にされたり、もう　何年もこんなことをしているんだろう？　いつまで続けられるのかなぁと　ふと　長い時間　電車の窓から　車窓を眺めながら　ボーッと　考えました。

今回は、JAZZの軽めなものと、やっぱり電車には、エアロスミス、ケミストリーなどもよく聞きました。
海岸線には、エアロスミスの元気のいい曲がよく合います。こんな風景を見ていると、道路もきれいで、自分の車やバイクで走ってみたくなります。今回、バイクの移動も（台北でレンタルして）考えましたが、距離的にもそんなにないし、しかし、今の日本と台湾には国交がないんです。だから公的なものの発行（国際免許）もないし、台湾政府も認めていないそうです。バイクは貸してもらえますが、警察に止められると、アウトだそうです。
近場ならそれでも、と思うのですが、さすがに１周は難しいと思いやめました。ちなみにここ台湾は、左側通行です。

自強号　たびたび出てくるこの列車は、台湾最速（のはず）の特急電車です。
しかし、西部幹線は、電化が進んでいて、４時間で走る快適電車ですが、（旧日本軍が作った路線）東部幹線は立ち遅れ、南廻り線（高雄～台東）とともに、気動車（ジーゼルのエンジンの車両）が走ります、だから、客車は豪華ですが（各車両にトイレ、給湯器付き、シートもゆったり作られている）速度が遅いのです。東部幹線は特急といっても結構、各駅停車します。

電車内は空いています。
自強号は全席指定席です、その他にも指定席はなくても良いが、この電車には乗りたい、という人は、拉乗券というのがあって、チョット安いです。空いている席があれば座っても大丈夫です。
しかし、後の駅からちゃんとした指定券を持ってきた人が、来ると席を明渡します。
車掌がたまに、検札に来ますので、切符はいつも出せる位置に、寝る場合は、前の座席の背もたれところに、切符を挟む、とこがありますので、起こされないですみます。
皆さんも台湾で自強号（呂光号は指定席ではない）に乗って、先に自分の座席に座っている人がいても、びっくりしないで、切符を見せて譲ってもらいましょう。台東に着いたら、また切符を買います。
ちなみに、高雄～台東間は、自強号　で３６４元でした（2004.317）