彼の案内でひとしきり境内を回った、時間にして3時管くらい居た。ゴンパ(修行僧ののいるところ)へ入ったり、彼のお父さんに会ったり。
午後までには、アースホテルに帰り、ポカラ行きのチケットと、土曜日のバラナシ行きのチ毛とを受け取る手はずです。
名残惜しいが、山を降ります、降りる途中に多くの物売りやパクシーンを求める人がたむろします。
階段の途中で、おじさんが静かに座っていました。何かお経を唱えて、決して何かをくれと言うような目をしません、目線を地面に落としながら、半ばパクシーンをもらえることをあきらめているような、さびしげな姿でした。
私は基本的にパクシーンはあげません、しかし、なすすべなく横たわるおばあさんや、ギラギラした目はすでに失せて、人生をあきらめたような目をした人たちには、今日の糧として少しばかりの、喜捨をしました。
おじいさんにはNrs20を 向かいのところに座っていたおじいさにも・・・・
階段のメインには土産物屋や元気な子供を連れた、おばさんが喜捨を強引に子供に(女の子ばかり)させていました。その少し離れたところに、小道がありその小道の、左右に一対のようにおじいさんが二人仏像の横で、お経を唱えていました。
ずいぶん執拗についてきた子供たちには、[NO,]と言いつづけていました。すべての人に喜捨をしていたら、切りがない状態です。
ようやく階段を降りタクシーが待ち受けています、最初のタクシーにタメルまで、「メーターで行ってくれ」と言ったのですが、「NO,100ルピーだ」と言われ、交渉する気もなく、こんなカトマンズまで日本人と見ればボッテやれと言う根性がいやで、「それなら。ノーサンキュウ」とあっさり、後ろのタクシーに行きました。
慌てて、前のタクシーの運転手が降りてきて、こちらに来ますが、後ろのタクシの運転手に「メーター・マ・ジャノフ?」(メーターで行ってくれます?)と聞くと、無言でうなずきました。
窓の外まで前のタクシーは追って来ましたが、走り出したタクシーは構わず進みました。
ネパールで他のタクシー運転手にも聞きましたが、「長距離以外では、ネパーリーはメーターで走るのに、外国人特に日本人とみると、すぐふっかけるタクシー運転手がいるので、私たちまで同じに見られ迷惑している、そうゆのは乗らなくてもタクシーは幾らでもあるから、捜したほうがいいよ、」と聞いていたのです。
タクシーは無事17ルピーでタメルに着きました。運転手には20ルピー渡しました。
ホテルに行くとすでに12時半、旅行会社の彼は「早く早く、実はインデアンエアーのバラナシ行きは、あなたがパスポートを見せなければいけないので、直接航空会社まで今から行くと言うのです。「時間はあるのか?」と聞くと
タクシーに乗っていけば何とかなるというので、タメルチョーク(交差点)まで行くが、彼が歩いても何とかなるかもしれない、タクシーは無駄な出費なので、歩いていこう、といっていた、ちょっと汗ばむくらいの陽気で、バックパックを背負って20分くらい歩く、そのときに「マオリストって怖い人たちなのか?」と聞くと「怖くもあり、怖くなくもある」って小声で苦笑いしながら答えてくれました「どう言う意味?」と聞くと「あなた達外国人には怖くないし、私達も日常では怖くない、しかし、山のほうに行くと彼らは子供をさらい、兵士にしていくんだ、ずいぶん戦争が続いているので、今戦っているものの中には、そう言う人もいる」と言っていました。
インデアンエアーにて手続きも完了して、彼がタクシーをひろってくれます。
交渉して80rsで行ってくれることとなった、チョット安い値段だ、走り出すと時間は1時半くらい、飛行機は確か2時40分、チョット時間がかかりそうな距離らしいけど、大丈夫かな?
乗ってしばらくすると、Uターンしてまた逆戻りの道を走り出す、運転手を見ると、どう見ても10歳くらいの子供が運転していて、タクシーの割に走りに力強さがない(タクシー運転手は街中でも、クラクションを鳴らしっぱなしの、強気の運転です)(Are
you OK?)と聞くと「ノープロブレム」と言っている割に、路肩をチョロチョロ走り他の車に抜かれまくっている、途中で土砂降りの雨が降ってくるし、2時を回って20分くらいで、国内線の駐車場に着く、時間がないから混雑して立ち往生しているタクシーを降りて、土砂降りの中を空港の中に入る。
カトマンズ空港は、日本でいうと田舎の駅のような感じでしたが、金属探知の検査を経て、コスミックエアーカウンターに行き無事搭乗手続きを済ませました。
カウンターの横を越えて、行くとボディチェックです、ネパール軍人がものめずらしそうに、財布の中を見せてくれと言って、インドルピー・usドル・日本円・香港ドルのお金を「これはどこのだ、こっちはどこのだ」といちいちめんどくさい細かさです、(要は、早く出すもの出すと早くぐり抜けれる)と言うことのようでしたが、知らん顔をして質問がなくなるまで、付き合いました。飛行機がどうにもこの雨で遅れれいるということを、航空会社から聞いていたので、余裕の遊びでした。
しぶしぶ中に通されて、空港内は禁煙と書いてあるにもかかわらず、売店前はタバコ吸ってもいいか?と聞くと売店のおじさんは 何も問題はない と言っていた、タバコを吸っているとおじさんが欲しそうだったので、2名いた人の分もあげてました、彼らはこの後イロイロと、遅れ飛行機のアナウンスを英語のわかりやすい言葉に代えて教えてくれました。
なぜ搭乗券が2枚あるかと言うと
もらった搭乗券を無くして、再発行してもらったもの下の半券がちぎられている方のものが、LOST専用のチケット、カウンターの引き出しに無造作に何枚も入っていた。
その後、ポケットから出てきた、正規のチケット(汗)
飛行機は2時間は遅れていました。地方に行く便には、天候で3時間以上遅れているものもありました。
搭乗のためゲートを越えて、歩いて滑走路に行きますおおッ やっぱりプロペラ機か、聞いたことのない航空会社だと思ったら、やっぱり・・・・・・
ネパールの一番大きな航空会社は、ロイヤル・ネパールです。
今までカンボジアでもプロベラ機は乗ったけれど、今度のはタラップもいらない、室内は二列のみで、セスナに毛の生えたものでした。
空港内は、のんびりしていて思わず滑走路のど真ん中で、カメラを構えていました。
翼が上についているコミューターのような
飛行機、戸がタラップです。
操縦席が丸見えで、のんびりした感じの機内
飛行機に乗り込むと、まずは機内サービスです、ペットボトルの水がもらえます。
それと、コットンと飴これは、プロペラの音がうるさいので、耳に詰めるコットンと、気圧による耳抜きをするための飴です。実際、ドアは機密性が悪く常に「シューーー」って音がしていました。
私の持っている時計の高度計も今まで以上の高い数値を記録しました。
(ジェット飛行機のほうがはるか高い高度を保っているのですが、気圧管理のため気圧計は大きく反応しません、高度2000m位の気圧を保っています。ジェットは1万メーターくらいの高度を飛んでいる)
しかし今回は、いかにも飛んでいる高さは低いのですが、今まで高度計は今までの記録更新の2400mを記録していました。
しかし、山の村の人たちが見えたり、家の形もはっきり手にとるように、見えるのでとても面白かったです。
しばらくするとすぐに、ポカラの横のぺワ湖が見えてきました、ぐんぐん高度を落として、無事到着です。天候はうす曇です、時間は4時前くらいです。
飛行機はのどかな空港に降りて荷物を自分で飛行機の腹から出して、飛行機から空港ビルに行きます。
後は、誰もいないような空港を抜けて、タクシー乗り場まで行きます、ここでまず一服して「さあて どこにしようかな?日本人の多い静かな、宿の安いタムサイド 街の中心で店も宿も多いレイクサイド やっぱりいろんな人のいそうな、レイクサイドにします」ここからタクシーで街までは、一律RS100だそうです(ガイドブックにも明記)
空港の前で一人乗り込もうとしました「おまえは誰だ!」と一喝すると、「レイクサイドの新しく始めた、宿の客引きです」と言っていた、「まあ、見るだけみるけど、タクシーはきちんと自分で払っているんだから、おまえのタクシー分は俺のおごりだ、そこをよく覚えておいてくれ」と言って、気に入らなかった時に揉めないように、くぎをさしておきました。
街はこじんまりとしていてメインは500mもないくらいで、その枝の道は未舗装のところも多く、しかし、清潔な感じの街です。
Hotel khukuriと言うところに行きました、今までの宿とは比べ物にならないような、綺麗なかっこいいプチホテルと言う感じです。
値段は最初350ルピーと言っていましたが、ホームページで宣伝するから、と言うと最後にはRS200まで下がりました。泊まったのは角部屋でとてもいい雰囲気の部屋でした。他の部屋なら通常250でも泊まれると言うことでしたが、横にも大きな窓がありベランダが向かいにあり、部屋も綺麗で言うこと事ナシでした。
滑走路から撮ったポカラ空港
ポカラのお勧めの宿 ククリ まだ出来て2年(2004現在)のホテル手前の3階の丸い出窓の部屋は1泊1200ルピー