10月6日今日はのんびり午後の飛行機の時間まで、過すとしよう。
まずは、スクヤンブナートに行ってみるか、すぐにサイクルリクシャが、「60ルピーで」と持ちかけたが、「30ルピーなら良いよ」と言うことで乗っていく、乗って10分くらいの所 川を渡ってすぐでここからは歩いて行くんだといっていました「まだまだ、スクヤンブナートは見えないじゃないか」と言いりクシャから降りずに、粘る。
周りの人にリンクシャから聞くと、ここの小学校の横を通って10分位と言うことだった、「まだ10分も歩くのか?、どうりでこの山をサイクルで上がれないよな、といいい、この距離なら20ルピーが精一杯だな、ここはスクヤンブナートじゃないだろ?」と言うと、しぶしぶOKしました、たぶん地元の人だったら、5ルピーくらいの距離です。
十分儲けはある。

リクシャの上から撮る、しかし、すぐ終点は
あった、おっちゃん端折りすぎ・・・・

NRs50はそこそこ高い入場料、
しかし、長い滞在なら1週間の有効です。

リクシャを降りて、大学生と言うネパーリーと一緒に、ブラブラ歩きます。少し汗ばむくらいです、寺院を上る手前で、チャイを1杯のんで休憩します、寺院は丘の上にカトマンズの町を見下ろすように建っています、その下には、多くマニ車が有り、近所のお年寄りが回しています。マニ車の中には、経典が一つ一つの中に、ギッシリつめて封印してあります、これは後から出てくる、知り合いになった、小さいころからブナートの境内に住んでいる人に聞いたものです。

マニ車、これを1回まわすと1回経典を読んだことに
匹敵します。下のほうにまわす取っ手がついています。
高さ3mくらいの巨大なマニ車も有りこれは、1回まわすと100回経典を読んだのと同じ効果があると、
言われています。

壁にある四角い空間ここに左の写真のように
マニ車がスラーーーット並んでいます。
これを順番に回すと、カタコトコトカタと音が響き
渡ります、この手前のところにもズラー−と並んでいます。

チベット仏教の流れをくむスクヤンブナートには、多くのマニ車があって、体力に任せてグルグル多くのマニ車をまわしてきました、静かな街煮マニ車のカタカタ・カタカタっと言う音が響いていました。

階段を上っていきました、途中では物売りや、バクシーをねだる子供がいました。上っていくと外国人はNR50の入場料を払わなければいけません、修復費用や維持費用です。
ネパーリは税金で払っているから、外国人料金は当然と思います。そうでないと、きちんと文化遺産は維持されないのなら、喜んで協力します。

上がるきると、カトマンズ市内が一望できます、ゆっくり一息ついて、階段のすぐ左横で、絵ががきを売っている、人に出会いました。

彼の名は、Robin Buddhacharya といい名の通りブッタの名がついています、彼はここの境内内にある古い二階建ての家に住んでいて、お父さんもおじいさんも代々ここに住んでいるそうです、今ではカトマンズの町に所帯を持って住んでいますが、子供のころはここから学校に通ったと言っていました。

最初は絵はがきの話をしていましたが、(きれいなマカル山やエヴェレストアンナプルナの山の写真を見ていて、話をしだしたのですが、日本人とわかり英語で話が出来ると、イロイロな話をしてくれました。日本人はネパールにイロイロ援助してくれるから大好きな国だ、ってこの言葉は、他の国での今までよく聞いた言葉です。海外援助にて多くの橋や道路を造ってくれたといっていました。

その後は、店を従業員らしき人に任せて、ブナートの中をくまなく説明して回ってくれました。
基本的にはお寺は時計回りしなければいけないそうです。
ここは、別名モンキーテンプルと言い、サルが多く住み付いています。インドでもサルは神様の使いで多くのモンキーテンプルがあります。
ゴンパといって修行僧の勉強する所も、入っていっていろいろ、仏像や曼荼羅の絵に付いて説明してくれます、自分の家のあるところの宝物殿に開かずの扉があるのですが、ここをあけて通れたのは、何代か前の国王と、自分の曾おじいさんだけだと言って説明してくれました。

後は、ダライマやサイババやここのお寺の後継者と言う今はインドに住んでいる少年、彼はここの仏教の16年位前に亡くなった、高僧の生まれ変わりと言われているそうで、「なぜそれがわかるの?」と聞くと、いまその少年は、14才であるが、7歳のときに「私はネパールのスクヤンブナートの寺院の館主をしていたと言ったそうです。話すことも7才とは思えないくらい、仏教のこと経典のこと、その当時起こったことを、すらすら話すので、ここに来て、僧侶が日ごろ食事をする御椀を30個くらい並べて(写真を見たらすべて同じ形同じ色のもの)この中で、「あなたが生まれ変わりと言うならば、生前どの御椀を使っていたのか?」とみんなの立会いの元、試したそうです。すると一つ一つ「これは違う、これも違う」といって1発で自分が生前使っていた御椀を当てたそうです。それには超能力があり「非常に強い、超能力で、しかし、今14歳の彼は今インドでかなり高い地位の僧侶で、その能力はむやみに使うことはない」そうです。何かを浮かしたりするらしい。

三人いま、仏教で有名な人がいて、ネパール仏教の最高の地位の人、チベット仏教のラマ14世、そしてここのお寺の住職の生まれ変わりの彼、いるそうです「どの人が、本当の後継者?」と聞くと彼は「今はわからない」と答えていました、変な先入観がなくて正直な答えだと思いました。
もう一つ「ラマ15世と名乗る子供が、チベットにいるが?」と聞くと(いまチベットには14世、昔から中国に迫害されつづけた、おじさんと私こそがラマの生まれ変わりと賞する15世がいる)15世は周りの者が担ぎ上げたに過ぎない、超能力もないとあっさり言っていました。
彼らにしてみれば、生まれ変わりは同じ時代には1人しかいないはず、と言っていました。

不思議な世界ですね。
サイババについても、初代サイババはインドの人も、すごい人だったというが、二代目の皆が知っている、アフロヘアーのいでたちの人は、あまり信用されていないようだった。

ゆっくり少しずつ 心をこめて回していたおじいさん。

常に四方を眺める、ブッタの智慧の目、他にもカトマンズには寺院があり、ブッタの目が、描かれて
いるがスクヤンブナートの目が一番、真実を見極めると言う目をしている感じでした。

その後も、お参りの仕方や、寺院の片隅で、少しの弁当を食べている人達はここで何か食べ物を食べて、寺を出ると、願いがかなうと言う 言い伝えがあるから少し何か弁当を持ってきて、みんなで食べて帰るんだよ。と教えてくれました。

お寺の片隅にチャイを出してくれるお店がありました。おばあさんが一人でやっている店で、ネパール語しか話せませんでした。ロビンが通訳をして、チャイをのみながら、昔少し日本語を勉強していたと言うので、忘れかけた日本語のおさらいをしていました。

そこにいかにも日本人の若い夫婦が来ました、コーラを頼みたかったのですが、言葉が通じず、ロビンが通訳していましたが、ネパールは二回目といっていた割に、チョット話を聞いていると「こんなとこでコーラ飲んで大丈夫かな?」とか、「チョット高いな15ルピーは街じゃ10ルピーだし」などと話していました。年をとったおばあさんは、ここの丘の上にコーラや水を自分であげれなくて、少しお金がかかるから仕方がないことだと、ロビンに聞きましたが、日本円で10円くらいのことで、ボッタ、ボラレタと夫婦で会話しているのを聞くと、悲しくなってきます。
警戒するのは良いけれど、物事を知らずに高い高いとすぐ考えるのは(日本でも山やスキー場ではチョット高いでしょ)、その人たちの旅行スタイルを反映している感じでした、防御線を引きまくって肩を張って、旅行しているん感じで、二回目といっても「どこを見ているんだか」という感じで、いい気はしませんでした。(特に何も言いませんでしたが)

本当にのんびりやっている年寄りにボッタ、ボラレタはあんまり言いたくないですね。それも夫婦で、自分達が小さく見えるから・・

寺院からみたカトマンズの市内

何気にくつろぐサル ここはモンキーテンプル