トラムに乗ってしばらく落ち着いて、いたが急に「ガクン ズリズリ〜」って言う音と共に、少し衝撃が、静かになった車内の人達は「やれやれ」って感じで降りていく、何があったんだろうと?と降りて見ると「あらら 脱線していました」 (スピードも30キロくらいしか出ていないので、大きな事故にはなりません)
しばらく、様子を見ていると後続のトラムも団子状態で、止まりました「これは時間がかかりそうだ。
あきらめて みんなの行く方向に歩き始めるが、どこかもわからない
そのうちタクシーが通りがかったので、「カーリーガード!」って言ってみる。
ヒンズー寺院の中でも有名なお寺なので、すぐわかるはず (ここでは毎日いけにえのやぎの断頭をおこなっている。50頭〜60頭のやぎがいけにえになるそうだ。)
脱線したトラムの後ろには、後続のトラムが
数珠繋ぎになっている、皆次々電車を降りて
文句もいわずにもくもくと歩き始める。
この時期はそんなに暑くもなく、汗もかかない感じです
あああ やっちゃったよ
まあ今日は、これで終わりだな、って感じで
トラムを眺めている乗務員
タクシーでがーリーガードに着いた頃にはお昼近く、かなり暑くなってきていました。
寺院の中はごみごみしていて狭く、入り口近くに、おばちゃんが「靴を見ておいてやるから」って
「お金取るんでしょ?」「気持ちだけ」私「10ルピーぐらいならいいよ」と言うことで、入り口で花や線香やローソクのセット(アジアでも同じようなセットがある)を買って中に入りました。
僧侶のような人が着いてきて説明をするけれど、ここインドでは タダでは誰も動かない事を感じていたので「説明は要らないし、説明をしてもお金は払わないよ」と言うと 「これはボランテア」って言っていました。(常套手段)
面白いので勝手に説明をさせておきました。仕切りまくるので「もう、いいから あっちいって」って語気を荒げてしまいました。寺院の中は人が争うように仏様に群がって、チョット見学するだけならば、入らなくても良かったかな という感じです。
やぎのいけにえの儀式は、銅鑼が鳴り響き、犬ほどのやぎがきれいに洗われて、機械的に断頭されていました。
この後、はもちろん食肉にするそうです。(インドの人はヒンズー教徒の人は、ヴェジタリアンが多く、多くの店でもヴェジタリアン専門のところが多い。)
廻り終わったら、案の定、仲間が来て(白いクルタを着ている)「お布施をして欲しい」とノートを見せてくる「きたきた、」この頃には少しずつインド人気質がわかってきていて、文句のつけ方やあしらい方も理解でき、あえて逃げるようなことはしないで、「布施は自分で決めることで、線香や花などで十分、協力してある」 そうすると「これは、皆が書いた、お布施の額だ」といって、見せてくれたものには、1000RS 100ドル なんて書いてある。
日本人もいれば、欧米人もいる。
「こんな、馬鹿な布施を(パクシーン)をする奴がいるんか? おまえ達が後から書いたんだろう?金額だけ」
「それに 私はヒンズー教徒じゃないから、別に布施する気にならないんだ 悪いけど」って言うと、100ルピーでも良いといって、いたので、じゃあ 「案内料として、20ルピーやろう、」「50ルピーくれ」、「やっぱりボロがでたな、でもあんまりいいガイドでなかったので、20ルピーオンリーーーーー!!」っておもいたきり肩をポンポン、叩いてやって回りに集まった人たちを(すぐ好奇心旺盛なインド人は集まってくる)見て、「いい仕事だな、こいつらは」といって、20ルピーを、肩をぐっと持ち 引き寄せて胸ポケットにねじ込んで おしまい。
(向こうがこっちのペースに飲み込まれたら こっちの勝ち)
ガートの中の写真は、人ごみが多くてとっていません。
カーリーガードの横にあるマザーテレサの家
コルカタに何件かあるうちの一つです。
ガード出てすぐの小道に、タバコと飲み物を売っている、スタンドがありました。
チョット一息、コーラでも飲んで、休憩します。
お店の主人は「ジャパニ?」って聞いてきます、「そうだよ」って答えると、私の吸っているタバコを興味心身に眺めています。周りには常連らしき人たちもたむろしています。
「おじさん吸う?」ってタバコを差し出すとそこのタバコの売り方は1本売りなので。「これを箱ごととくれるのか?」と聞いてきました。「どうぞ」と言うと非常に嬉しそうに皆で吸い始めました。
その後は、「このタバコを吸ってみる?」っ感じで、話が始まり 最初は インド訛りの英語が聞きずらかったけれど、慣れてくるものです。
店のおじさんはこの辺の顔のようで、周りのブラブラしている人を、つかまえて何か言っています。
しばらくすると、素焼きの鉢に入った、食べ物を持ってきました。
おやつみたいです、最初のはスポンジのような感じの白いボールにカルメラがしっかり掛かった、ものもう一つは写真のような、甘酸っぱいヨーグルトでした。
正直言って ヨーグルトは食べるのに勇気が要りました。
下町の路地のところで、乳製品は怖い!いくらカンボジアで鍛えた胃腸でも大丈夫かな?と思いましたが、ニコニコこちらの食べる反応をみんなが見ている以上、食べにわけにはましてや残すわけにはいきません。
ずいぶん 見ず知らずの者に対して、奮発した感じでしたから・・・・・
危険度、70%の暑いコルカタのヨーグルト
少し素焼きのジャリットした感じが、
ありますが、腹は問題ない
この後も、何を話していたかは忘れたが、しまいには、ここの電気代はつき680RSも掛るとか、このすぐ近くには私の孫がいるなど話しながら、2時間くらい座っていた。
インドの人が食べていた不思議なものは、どこにいっても見かけた、葉っぱに白いペーストみたいなものを塗って、香辛料の大粒をいれて蜂蜜のようなものをかけて、葉っぱを丸めて、むしゃむしゃ食べるもので、料理店というより、タバコ屋さんに良く売っていました。「これ何?」っておじさんに聞いてみると、食べると胃がすっきりするんだよ.と教えてくれました。
ちなみに、オレンジの衣装を着ている彼は、年のころは20代で、「喜捨」で生活している。たすきに持った小さなかばんと、ブリキの蓋つきのバケツの小さいようなものを持っていて、それに腰掛けて町にたたずんでいる。
話をしていると、たまに日本人らしき2人ずれ(大抵がインドっぽい格好をしている、ひげ ロンゲを編みこんで)やら旅行者が通るが、スタスタ下町を通り過ぎていく しかし こうゆう所に楽しい出会いがあるんです。
その後は、チャイをご馳走になったり、香をもらったりした後、3時にいったんおじさんは店を閉めて 家でご飯を食べて、また5時に夕方のお祈りの人達に備えて店を開くので、一緒に家まで言って、孫との写真をとって欲しいと言っていたので、歩いて1分のところにある家に行き(かなりいい味出している家で、中は土間になった感じ、カレーをおばちゃんが作っていた。)
「ジャパニー 飯でも食っていけ」、と言っていたが、奥さんの「こんなとこに外人を連れてきてどうするんだよ、もう」って言う感じの(ヒンズー語なのでわかりませんが)言葉がおじさんを一瞬にして、へコませていました(アジアはどこでも奥さんが強い(ベトナム然り、タイ然り)
そういえば、さっきカーリーガードで聖水ガンガーの支流の水と言っていた、川に行って見る。
おじさんの家のすぐ向こうでしたが、言ってみると、どぶ川で悪臭がすごく すぐ帰ってきました。「何が聖水や 散々掛けられた」
常連のおじさん、タバコの中身を抜いて
マリファナ詰めていて、おじさんに
「こんなとこでやるんじゃない!」って
怒られていた(笑)
おじさんとその孫、後ろはその家