10月2日 コルカタ

朝チェックアウトしたのは、9時ごろ町はすでに動き出していた。
クラクションの音で感じる、窓のない部屋ではこうゆところが、不便です。

フロントに今日一杯荷物を預かってもらい、まずは、鉄道の予約センタに向かう、チョウロンギを少し歩いたところで、タクシーをひろう、多分、外国人予約オフィースと言っても通じないから、郵便局まで乗せてもらう、メーターでと言ったら「ノー」と言うので、「じゃあいいよ」と歩いていくと(今日は十分時間があるから)「メーターOK」と慌てて後を着いて来た。

約3ルピーだったが、5ルピー渡しておいた、コルカタのタクシーは旧メーターが多く、表示より実際は少し高めだと言う事を、ホテルの人から聞いていました。

けっして さわやかな朝とはいかないけれど、それでも早朝から 一生懸命ほうきで掃除をしていました。
少しインド人が好きになった瞬間でした。

サダルを歩いていると、子供が旅行客を狙って、朝からパクシーンをねだってくる、しつこいくらいに・・・・・
しかし、店番をしている人たちが、「いいかげんにしなさい」って叱ってくれる。
インドにおいては、大人も子供もあたりまえのようにパクシーンをねだるものかと思っていたので、このような良心に触れると少し嬉しくなってくる。(特にどこにいっても、女の子のパクシーン攻撃には閉口した)

朝の10時から受付が始まった、さすがここコルカタはバングラデシュからの出稼ぎが多いのか、外国人専用予約センターは、混んでいた。

あらかじめ決めていた、列車を予約できた、ダージリン・メール
(列車の名前はエキスプレスとメールは同等扱いの特急電車です。私の持っている時刻表には、コルカタからニュージャルパイグリ行き列車を目次で調べると、
コルカタのメインのハウラー駅と穴場のシアルダー駅発と検索できる、その上連結されている、列車の種類までわかるので、とっても便利です。

ちなみに、デリ−からコルカタまでいく、エクスプレスはAC1等’(個室)・AC2段ベット・AC3段ベット・1等・SL(スリーパー)二等などに分かれていて、AC3段ベットまでは、荷物の盗難にもあまり気兼ねしなくてもいいくらいの、快適さですが、唯一寒すぎるくらいのエアコンの効きなのが難です。
車両によっては、オンオフできるものがあったり、車両間を行き来できるもの、連結部分が通れなくなっているもの等)このダージリンメールは、ニュージャルパイグリからでている、トイトレインにあわして、到着するようになっていて
もしも、ダージリンメールが、遅れてもトイトレインは到着するまで待っているのが通例みたいです(後で知った)ダージリンメールを名前はダージリンですが、ダージリンには行きません、ダージリンには、鉄道はトロッコ列車の
トイトレインがあるのみで、他は、バスでしかいけません。

AC2段ベットを予約しました、すんなり予約ができました。このときは寝台アッパーを頼みましたが(治安のため)このクラスだと、乗ってくるインド人もしっかりとした、自営の人かサラリーマンで、貴重品以外は盗難の恐れはありません。上のベットは上り下りが面倒で、荷物も置き場所に困ります、下ならばベットの横に置くことができます。カーテンで仕切られた部屋に上下向い合せで4つベットがあり、その足がわに共用廊下があり、頭の横の床にリックをおくことができます。

コルカタの予約センター入り口は
目立たなくてわかりずらい

インドの鉄道のキップ車両番号と座席がかいてあるちなみに、機関車から後ろに行けば行くほど、上級な車両になるいうことが多い、列車はとっても長いので、急がないと後ろの車両に乗り込めない
慌てて乗っても、車両間はつながっておらず、次の駅まで、きったないトイレの前でたたずむことになる

予約センターの中では、日本人が2名ほど別々にいた、彼らは予約用紙の書き方が解らず、英語もあんまり話せない様子でした。

予約日、列車名、どこからどこまで、クラスは?これさえ書いておけば、後は適当に書いても、とおるんですが、同じようなことを二回書くんです、最後はサインをして、ドルかルピーか?ルピーの場合はバンクシートを(両替証明書)一緒に出して終わりです。

ひとりのひと(おじさん)に受付までついていって、となりに座って教えてあげて彼も無事ブッキング成功。
もう一人は、なんだか日本人にあうのを嫌っている感じで、「こんにちわ」って言っても、コクッって頭を下げルだけした。
私が帰りかけたら、「これってどうかくんすか?」って聞いてきたんで、チョコット ムットしたけど,一つ一つ説明して教えてあげた、列車名を調べてあげようと思ったら、「歩き方に乗っているんで いいです」って言われた、ここインドでは半年事に大きくダイヤを変えるので、歩き方は一つのたとえで乗っているだけで、必ずあるとは限らないし、駅で調べるなりしないといけない、これはどこの国に言っても同じことです。

案の定、受付の人にはねられ、向こうの人が親切に、代わりにこの列車があるよと言っているのに、まったく通じていない、確かにインド訛りはあるが、英語も読めない、しゃべれないでは、どうにかなるさだけでは、無理があるように思われた。
結局、鉄道会社の人も困って「チョット 同じ日本人ならば通訳してやってくれないか?」頼まれ、予約フォームを書いてあげた。(やれやれ 日本人を拒否するなら、最後まで自分でやりなさい、都合のいいところは甘える若い旅人の典型のような気がした)

お礼の言葉もなく、私は外に出て、近くの川沿いをブラブラ歩いていくことにした、どこに行こうか?

コルカタの市内を爆音と黒鉛を撒き散らしながら
めいっぱい空くセルを踏んで走るTATA製のバス

バスターミナル?に集結するバス
窓はなく格子がついている、朝晩のラッシュ時には
あふれんばかりの人が乗り、車掌の目の届かないところで、窓からただ乗りするのを防ぐためです。

どこに行くかわからないまま、乗ってみたらすぐに
バスターミナルに着いて、おしまいでした。
もちろんタダですが、「気をつけないと穴があいてるぞ」って床を指差されました(笑)

バスターミナルから少し歩くとモイダン公園を横切って行ったらトラムに(路面電車)出くわしました。

様子を見ていると、交差点近くに行くとスピードを下げ、その間に乗り降りするようです。
確か前が二等で後ろが一等、何台かやり過ごして思い切って乗ってみました。

中で「カーリガード」って言ってみると、もう一つ後ろから来るのに乗りなおさないと、って言われ、すぐ降りて、ようやく目的地に行けそうです。

と思ったら、トラムが脱線してしまった。

バスの横に走るのはトラムの線路

まだまだ現役 たまにパンクして道端に
おきっぱなしにしてあるバス。