10月1日 ムンバイ

今日は移動をするために、とりあえずムンバイセントラル駅に行って、列車の時刻表を買うつもりである。今後
列車を使い廻っていくのに、数ある列車の中からベストな時間を選択するのに不可欠である。

駅のエンクワイアー(案内所)か売店に行くと売っているらしい。
セントラル駅まで歩いて、中に入るがらんとした駅のでタイムテーブルが欲しいと言ってみると、「向こうの駅舎」に売っていると言われ、言ってみると予約センタ−みたいだ、多くの人が列を作っていてなかなか中に入るのも大変そうだ。すぐにあきらめて、外に出ると さっそくタクシーにつかまる「どこにいくんだい?」「コルカタ行きにの列車」「それならここじゃなくて ムンバイC・S・T・駅だよ」 そうです、ムンバイには大きな始発駅が3つありこの他にもチャーチゲート駅もあります。行き先によって分かれています。
ちなみにデリーやアグラ−方面はチャーチゲート駅です。

「そうか それなら乗せていってもらおうか? ところでいくら?」「RS300」「高いRS200ならいいけれど」「あっさりOK]たぶんメーターでは、70かそこらだろうと思われるが、観光客にはメーターを使わなくて、インドの物価もわからなくて、承諾した。

ムンバイの市内はタクシーだらけ

インドでは駅舎・空港などは撮影禁止
ムンバイC・S・T駅の時計台

CST駅に入ると、セントラル駅より静かな感じです、多分 長距離の西方面が主な駅だからでしょう。
中で、コルカタ意気をたずねると、「毎朝6時発だけだよ」「もうすでに行ってしまった」そしてこの列車は32時間かかるということも聞いた。
「これは使えんな」と言うわけで、時刻表だけでも是が非でも、入手するぞ!

まず、エンクワイアーに行く「ここに無いから、そこの売店で ピシャ!」って戸がしまる。
そうか売店か、売店に行き「ドウ ユー ハブ タイム テーブル?」「ノー」終わり。
そのあとは、なにを言っているのか?インド訛りで良く解らない、もう一度、エンクワイヤーに・・今度は戸が閉まらないように、手で押さえながら、「売店は無いって言っているよ」エンクワイヤー「そんなはずは無い」
閉めようとするところを、「どこよ?」と、インド人スタイルの押しを出して見ると、もう一人が、「本屋だ」
「どこの?」向こうって指で指して教えてくれたほうは、駅のはずれのほう、言ってみると、駅の片隅に
週刊誌やら新聞やら売っている、店に積んであった時刻表を発見、かなり正確で分厚いものは、RS30でした。
これがあとから、ずいぶん役に立ちました。
(インドに行き列車を予約していく人は、これを購入しておいたほうがいいです)
たとえば、予約オフースで、この電車は、席が一杯でないよ、と言われたときに、じゃあ、代わりに、この電車で と言うことが解らずに、「そうか無いんだ」ってあきらめていく人を多く見つけ、「私は時刻表を持っているから、代わりの電車が何本でも走っていますよ」って教えてあげていました。
もちろん、オフイースの人はいちいち教えてくれることはしません。

話は戻って、結局、今日中にコルカタに行きたくなり、CSTの前に止まっていた、「タクシーに国内線の空港まで行ってくれ」って言うと「RS400」「何でだ、空港からこの市内まで 料金の高いプリペードタクシーでもRS290だったぞ」というと、ここは、その場所(セントラル駅)よりさらに何キロ遠いから」って数字に強いインド人の説得方法で
あえなく、撃沈まだまだ、相場がわかっていませんでした。

サンタクルーズ空港(国内専用)に行き、、インデイアンエアーに聞くと「すでに出てしまった、今日はない!」えええッ それじゃ隣のジェット エアウエイズに聞くと「夕方便がある」「それください いくら?」「US$240!!!」
「なんだって、やけに高いじゃないの、240ドルって」「ムンバイからコルカタは遠いですから、飛行機でも2時間半はかかります」格安航空券を探している暇は無いし、泣きながら大枚240ドルがあっという間に消えていった。
こうゆ場合、バンコクで1泊してもコルカタ行きをゲットしたほうが、時間も金も無駄にしないことを痛感しました。
(その後、ムンバイ市内を周ったが、何も見るべきものは無かったので、ムンバイ インは南方面に行く人以外は無駄である)

← 高すぎるぞ!!
 ジェット エアウエイズ
半泣きで買った、航空券 もちろん出したのは秘蔵のピン札ドル札でした。


空港でまた、ついでにもう百ドル両替してしまった、この一日二日でずいぶん、使った気がしていたが、
この後しばらく、このお金野減り具合を考えると、少しずつ相場がわかり、節約していった気がする。

空港を出たところで、おっちゃんにタクシーはいらんか?と声を掛けられ、「いくら?と聞くと、飛行機の時間にここまで帰ってきて、マリンドライヴを周ってRS600」、「車は韓国製の乗りごこちのいい新車だよ」
アンバサダーも良かったけれど、これならと言うことで、他に交渉している時間も無かったので、乗って市内を周りました。(今思うとかなり豪華な旅行をして、ボラレていたもんだ、その後インドなれしてくると、5ルピー・まけろまけないの世界ですから(笑)
マリーンドライブは、おしゃれなビーチかな?と思ったら、「汚いので誰も泳がないし、危ない」って運転者が言っていた「なんじゃこれは、って感じで 期待はずれもいいところです。

もういいから、「飯デモ食いに行こう」と提案して、CST近くのこじゃれたレストランで飯を食いました。
ナンがでてきたり、やっぱり今思うと高級でした。

白タクのおっちゃん自慢の愛車

今思えば、高級なインド料理店

2人でナンやら、カレーやら自分だけはビールを飲んで、おじさんは今はお客さんの運転者だから
飲まないし、ヒンズー教徒なのであんまり大っぴらに、飲めない

彼の出身はバラナシの近くの出身で、年に1回くらい列車で両親に会いに行くそうです。
ここの町はあんまり好きじゃないけど、運転手の仕事はここのほうが、都会なので多いから、ここに住んでいる
崇拝する神はシバ神だと話していました(インドの人はヒンズーの多くの神の中で、自分の信仰する神を持っているようです。

そんな話をしながら、空港に戻ってきました。
さあ、コルカタに行くぞ!インドの中でも、「きつい」町と言われるコルカタ、いきなりムンバイで何も解らないままに、行っていいものなのか、チョット不安になるが、多分、現地18時着くらいだから、いいでしょう。

それにしても何もない町だったな、ムンバイ そんな風に思いながら飛行機に乗り込んだ。