入り口を抜けるとすぐ目の前に、中央祠塔ほか4本の塔が見えます、そしてそこにそびえる階段、回廊になっていて、四角い四隅にチョット低い塔、その真ん中に大きい中央塔があります。多くの人が東西南北にある塔に上がる階段をゆっくり、慎重に上り下りします。（南階段だけ観光客用に手すりが着いておりほとんどの人はここを利用しています。）

中にある経蔵、端で日本人が昼寝していた。

←これが西階段
降りる人はあまりいない

←ここが手すりのある
　　南階段人が集まって
　　　いる

まずは、西階段から中央の塔に向けて登っていきまいた、すでにお昼も過ぎ暑い時間です。
急な階段を上っていきます。
お年寄りの人たちは、降りてくるときに大変なのでやめていました。
階段を上ると中は四角い堀のようなものがこの中央祠塔を挟んで、４つ取り囲んでいます。
これは、沐浴場だったそうで、この高い位置に水をたたえる石作りの技術を誇り、昔の民に水を自由に操り、供給出来ることを誇ったようです。

しかし、実際階段を上った四隅の塔屋の部分は、排水施設になっているのか、回廊とは一段低く作ってあり非常に「小便臭い！！」
なんだこの匂いはという位臭い、暑さも手伝いとにかく臭い、乾季でこの匂いは、多分上にいる坊さんや地元のふらふらしている子供が、小便をしているのだろう、排水溝をめがけて、ここの四隅以外は大丈夫だったが・・・かなわんなあ！中央祠塔の下は小さな仏像が置いてあり線香や花が供えられています。(後日、このにおいはここに巣作っている、コウモリの大群の糞尿のにおいと解りました）
高い位置なので、風が通り日影部分も多く、とても涼しい所々で昼寝をしている人もいました。
日本の文化財違い係員もいないので、のんびりとした時間を過ごせます。
私も回廊の窓に寝そべって小１時間寝ていました（笑）風がとても気持ちがいいのです。

ここを降りた後、周りを囲む外側の回廊のレリーフを見ながら、ゆっくり周りました。
ここは、時間ものんびり流れる街です、静かなこの町がこの時点ではすっかり「はまってしまいました」

次回来る機会があれば、ゆっくり、昼寝をしながら、遺跡や町を周りたいとお思います。

ワットの外に出ると時間はすでに４時を回っていました、トレインはすでに来ていました。
「さあ、今日は長い１日だったね、お疲れさん！ホテルに帰ろうか」といってバイクに乗っていました。
今日は遠くに行った時に、トレインのバイクから異音が出ていたので、「バイク屋で見てもらったほうが、良いよ」と言っていましたが、どうやら昨日の事故で部品が壊れていたようです、私がワットにいる間に
修理したようで、「５ドルもとられた」と言っていました、多分昨日そこそこの金額をもらっていたので、バイク修理代でなくほかに使おうと思っていたもくろみが外れて、チョットがっかりしていました。（笑）

ゲストハウスに帰りシャワーを浴びると、赤土で髪の毛は赤茶色でした（笑）ゲストハウスのテラスでは、
イギリス人のグループがのんびりおしゃべり中でした「今日はあまりにも暑かったので、ここでのんびりしていた」と言っていました、彼らは時間が十分にあるので、うらやましいです。
さあ、また屋台を探して、町に繰り出すか？
街にはオールドマーケットと地元の人が言うニューマーケットがあります。
今日もニューマーケットの近くの屋台にします.昨日と違うところで、女の人がここでどうぞ！と呼びかけてきます。野菜の炒め物が食べてくて、「どんな種類の野菜があるの？」と聞くと「こっちにあるから見に来てごらん」って感じで、鳥の炒め物や、チャーハン、大ビール×２などを食べていると、女性は横に座ってきて、イロイロ話をしてきます。「どこから？」「日本だよ」「独身？」「そうだよ」「何で結婚しないの？」「あなたは独身？」「そうですよ」「カンボジアの女性は？」などたわいも無い話が続きます。

ここには日本人女性が多く居着いて、カンボジア人と暮らしているみたいです。
私もここの屋台で日本人の女性と彼氏らしきカンボジア人・そしてここを訪れた日本人の２人の男性が話をしています。全員若く話しを一緒に話してみると、彼女はここでアパートを借りて暮らしていて、カンボジア人の彼氏も住んでいるそうです、日本である程度貯金をして、ここでの生活費にしてるようです。
彼氏と彼女はお互いカタコトの英語（かなり怪しい）とカンボジア語とほとんどは見ぶり手振りです。
半分ひものような感じです、食事も彼女が払い彼女の言うことをよく聞く彼氏でした。
２人の日本人の男性も、感心して話しを聞いていましたが、彼女が彼のバイクにまたがって帰ると「まあお金を貢いで、いるって感じだな」と話していました。
彼女もなぜここいるのか？と言われてもさしたる理由もなく、彼氏も出来たからという感じです。ちなみに絵描きと言っていましたが、こちらに着てから絵描きになったそうです。チョッチ　トホホな日本人女性はここの街には多いようです。（トレイン談　日本人の女の人はお金もあるし、やさしくすれば友達になってくれるので、僕の友達の中でも人気が高い　）そうだ・・・なんだかな？

いよいよ明日はカンボジア最終日だ、ハノイから長いようで短いし短いようで長い旅行もいよいよ終わりが近い・・・・・