今回からは,話の進行が遅くなりますが,説明することが多くご了承ください。それだけ中味いっぱいでした。シェムリアップは・・
モトバイを頼んだ
彼の名は、トレインといって20歳になるそうです。
結果的にカンボジアにいる間はズーーット彼にガイドを頼んだのですが、シャイですが,仕事はきちんとこなし、チップをねだることは皆無で、私がお寺の中を廻っている間はジーーット出口で待っているし、朝は早くに日の出が見たいといえば,4時半にでも迎えに来ます。自分が今回この仕事にありつけたことはとてもラッキーだったと謙虚に答え、埃だらけの道を、目をこすりこすり走っている姿は,とても親近感が沸きました。
最後の日に、マーケットに土産を買いに行ったとき,彼のTシャツも買ってあげました。(いつも同じTシャツで、これしかないと笑っていっていた)
3日間頼んだいきさつは、「3日間で、あれもこれも行きたいんだけど、いくらでいってくれる?」と聞いたらこの日は幾ら、次の日はチョット遠いし、幾ら、それらを足して幾らと、頭を掻きながら計算して、私がじゃあこの端数をカットした値段ならOKといったら、もちろん良いですよ、と嬉しそうに答えてくれた値段が、朝から晩まで3日間でUS$30でした、もちろんガソリン代もすべて含んで、(案内やルートを考えて)という良心的なことでした、イロイロ3日間いっっしょにいて(彼も英語がしゃべれるのですが,発音が・・訛りがあってたまに聞きづらかった)話したことも交えて話していきます。
ホテルに入りまずは、洗濯です陽はまだ高く、Tシャツや半ズボン・靴下を洗濯して窓辺に干しておきました
アンコール ワットとは、ひとつの遺跡であって、その他にももっと大きいアンコール トムやバンテアイ スレイ ・タ ソム ・タ プローム など多くの遺跡が世界遺産に指定されています。
一般的に陽の関係で、夕日は西側を見て、日の出は東側を見て ということで、アンコール ワットは日の出でにぎわいます。
夕方4時半にトレインが迎えに来ました、まだ明るい町を抜けアンコールワットのお堀沿いを走ります。街の中には猿が居ます、そのたびに彼は嬉しそうに「猿・猿」と叫びます。日本語の単語少しだけ話すようです、よく聞いてみると日本人の彼女がいるということで!!「やるな,この男」と思いました。彼女はここが気に入り、ここに いついているそうです。
カンボジアといわず,アジアの男性はやさしく,女性が威張っている国です、そんなところが居心地がいいのかも?
涼しくなった街を抜け、プノンバケンに着きます。前にはコーラをはじめ飲み物を売る屋台が多く並んでいます。土の駐車場からすぐに、昇りの急階段があります、ここを昇り更にしばらくすると遺跡の階段があり昇りきるとそこに遺跡の中庭のような広場があります。すでに多くの人が到着していました。日本人も多く、おばちゃんやおじちゃんのグループが来ていました。山から見る向こう側には、空港や西バライといって昔の(西暦800年くらい)大きな溜池(人口でアンコール トムの時代8キロ×2キロの貯水池で、対象に東バライもあります)ここの地平線を眺めるわけです。
プノンバケンの入り口多くの人が訪れます
ここがサンセットポイント外国人が多い

あいにくの曇り空で,完全な日没は見られませんでした、日本では見ることの無い風景ですが、なぜかこうゆう所にくると,太陽までが違うように思えるから不思議ですね。

頂上では多くの日本人に出会いました,若い学生の子、団体さん,その中で近畿日本ツーリーストの添乗員の女性と話をしました、カンボジアは今最も行きたい人が行きたいツアーなんだそうです、大体5日間で¥160000位とのことです、彼女はカンボジアは初めてとのことでしたが、現地ガイドの人が流暢な日本語で説明していました。それで彼女の大方の仕事は,ホテルの集合時間や、部屋でのトラブル処理や(お湯が出ない、水圧が弱い、金庫の使い方が分からない、食事の時間は?電話のかけ方が分からない、などだそうです)出入国時の手配などだそうです。
彼女は旅行が好きでこの仕事に就いたのですが、あなたのような旅行はしたことが無いし、うらやましい」と言われてしまいました。(笑)、自分でも思います。自由で行きたいところに行けるのは、なんて幸せなんだろうと・・・
日本人のおじさんの、「今日はだめだめ雲が多く、もうこれ以上居ても仕方ないよ」の声が響きました。
そうして、多くの人が階段を下りていきました。
私はしばらく
まったりとしていました、警備の人が(警官)がいます(夜はたまに、強盗・強姦が出るときもあるそうです、日が沈むと真っ暗な闇の世界です)
「さあ今日はあきらめてみんな帰りなさい、暗くなると帰りが大変だよ」とせかします。
私は、ベトナムのトンネルや鍾乳洞で活躍したミニマグライトがあるのので大丈夫!ライトが無いと足元も分からず,降りていくのが大変です。
私は最後に降りていき、みんなの足元を照らしてあげました、おじいちゃん・おばあちゃんの外人の人やさっきの日本人のおばちゃん達は困っていましたが、「サンキューベーリマッチ」「すみません」とおのおの感謝されちゃいました。
先ほどのガイドの人もいて、自分のツアーのおばちゃんたちが困っていたのですが、彼女はライトなど添乗で持ってくるはずも無く「さすがはサバイバラーですね」と変な関心をされてしまいました。(本当は安ホテルに泊まると停電があるという事前情報で持ってきたのですが(笑)
下までたどり着くと、トレインがモトバイ(バイクタクシー)仲間の中で、「あのライトの光は私のお客で、あんなに小さいのにすごく明るいんだ、あのライトは、って話していたそうです」
だから,下に行くとチョット見せてくれって多くのカンボジア人が寄ってきました(笑)

通りから1本入ったホテルの前の道

シェリムリアップのメインの通り

今日はそのまま、ホテルまで送ってもらいと思っていたら,アクシデント発生!!今回の旅で2番目の大きなアクシデントです、1番はまだこの時点では、未経験です(笑)