3月9日
香港〜ハノイ行きの飛行機が1時間遅れで到着した、ノイバイ国際空港は、思ったような暑さも無く、タラップで降機した。
入国審査ものんびりとした雰囲気のまま終了。2万円を両替する(今回はこの他にもUS$を所持)
2680000VD(ベトナムドン)になる、高額紙幣は100000VD札だ。
事前に初日だけは、ホテルが抑えてあった、メールでやり取りして、ピップアップもお願いしたら$10もとられた、最初は距離も相場もわからなくて、今思うと随分高い料金であった。
高速道路を使い今日の宿泊のファンタイホテルに向かう、旧市街にあるエコノミーホテルです。
タイ湖の横の堤防を車は、バイクや自転車を蹴散らしほとんどホーンを鳴らしっぱなしの状態で走る、耳がおかしくなりそうな状態で30分くらい。旧市街に来るとにぎやかになってきました、外国人の姿も多く屋台や安宿がいっぱいです。
小さなソファの置いてある簡単なカウンターがフロントです。部屋を確保してもらうと今日は、ツインしかないが、1泊20ドルで朝食つき、エアコンつきホットシャワー付きと言う事で、ここに宿泊を決める。
       
1泊 20ドル 朝食つきの部屋(ベランダ有)

荷をおろし、シャワーを浴びた後は、20:00をまわっている、今日はあさっての夜行寝台があるか?
予約は取れるかを確かめに、ハノイ駅に行かなくてはいけなかったので、どうやっていけばよいか聞いてみると「今日はもうやってない」??そんなはずは、ガイドブックには9時半までと書いてある。
玄関にいたモトバイ(カブの後ろに乗るタクシー)に頼むと、往復40000VDだと言った、フロントの人に高くないか?と聞くと「良くわからない」ととぼけた、時間が無いし、とりあえず頼んだ(このときは着たばかりで相場やVDの価値が良くわからなかったがかなり高い値段だった)乗っていくと10分もしないうちに到着
「この野郎」と思いながら早くもぼったたくりの洗礼をうけた。

駅に着くと怪しげな兄ちゃんが、「おれが調べてやるとか、ベトナム語しか通用しないので代わりに間違いなく買ってやる」とまとわりついて来た直接英語で行き先、希望列車、を告げるとすんなり英語で返ってきて無事乗車券を入手しました、ハノイ〜ダナン ソフトベット409000VD(¥3500)この値段は外国人料金でベトナム国民はこの3分の1程度だそうです。

さった気の兄ちゃんは知らない間に、どこかに言ってしまいました。
隣にいたベトナム人の女の子が「日本人ですか?あの人達は日本人をみると日本人は英語が話せない人が多いので、代わりに切符を買って後で10とか20ドルくれと言うから気をつけてください」と話してきました。

親切そうでも目が笑っていなかったな、ああいう奴には気をつけないと、今は有り金持っているからこれも考えないと・・

駅に前に待たせて置いたモトバイに乗り旧市街へ帰る、モトバイは絶対先にお金を渡してはいけません、おいていかれますから、そして交渉はしっかり、どこからどこまでいくらかを決めないと乗っちゃあだめよ。
降りるときにサアテイーーン(13)をサアティ(30)と言い張るのも、オーソドックスな世界共通の手ですので気をつけてください。

次は、キムカフェ(シンンカフェとかキムカフェというのは向こうの格安旅行ツアー会社の名前)にて、ハロン湾日帰りツアーの申し込みだ!

ホテルの近くにあったはずだ、早速中に入り「1デイートリップ」を掲示してある、ボードで簡単な内容の確認をする、値段を聞いたら訛りのある英語で「フィフテイ」チョット高いな、でもボートにも乗れるし鍾乳洞の中も入れるし、飯もインクルーデット(含まれる)なので、予約した。

明日ホテルに7時30分にピックアップしてくれるように頼んだ、(バスはどこから出発するか、場所が解らなかったため)50ドルを払い領収書兼予約カードをもらい、屋台にでも行って飯を食うこととするすでに11時近くになっている、事前にホテルにお薦めのレストランは?と聞いたら、近くのリトルハノイが、安くてうまいと言っていた。(さっき通ったら満席だった)

歩きながら何気に予約カードを見ると15ドルと書いてある、
「やられた」鬼のような形相でキムカフェに戻り「この顔を覚えているか?」と聞く、向こうも察したようで愛想笑いし上着のポケットから黙って35ドルモソモソと出した、そして「こら!」と言い残して一件落着。一日面倒をみてくれて15ドルとは安いものだ!

まったく油断も隙もあったもんじゃないと、初日から「これは気を引き締めないと」と強く感じた。
その後リトルハノイでタイガービールと鳥の揚げたものなど食べホテルに帰った「今日はもう疲れて寝たのは1時くらい、日本時間では夜の3時」だった。