国境を越えたら、入国審査です。南国風の小さい小屋が並んでいます。もちろんX線なんてないし、荷物の中を覗いての検査となります。「これはのんびりしているな」、という感じです。
入国審査も12人くらいの規模です。

国境を越えるそこにはカンボジア側のマイクロが・・なんだかちょっと小さくなったぞ!

入国審査もあっという間に終わり、またコーラでも飲んでと一服していたら、バスが止まっていました。
直行便ではなくバスを乗り換えるようです。
シンカフェは、カンボジアのバックパッカー御用達のキャピタルホテルグループのキャピタルツアーと提携していてお互いの国に入るとバスを乗り換えて、ここでの時間をお互い合わせて効率よく走っているようです。カンボジア側からもベトナムに行く人とバスを交換し、ピストン輸送をしているようです。
カンボジア側に入ると道路事情はますます悪くなり、家も高床式になり、子供ははだしで はだかんぼうという感じです。道も赤土のオフロードになります。バスやトラックが通ると、おびただしい砂埃が巻き上がり、前数メートルが見えないという状況です。乾季に入り余計埃っぽいようです。雨季は粘土質のドロドロだそうです。(泣)バスはでこぼこ道をジャンプしながら走ります。もちろんケツが滑って椅子から落ちないように足で、前の座席を抑えて大変です。

主要国道1号線です。

ちょっとした街に入る、豚が横切る

前方のバスは他のツアーバス、
抜きつ抜かれつつ
マイクロバスじゃないと走れない道です。

  ↑  
キャピタルツアーのバス

←豚が横切るバスよける

←ライバルのバスには
負けられない!

しばらく走ると川が見えてきます。ここは船の渡しを使っていくみたいです。
時間はすでに4時近く、多くの車が順番待ちをします、ここで屋台のサンドイッチを見つけ、様子を見てみると20センチ位のフランスパンで作った、サンドイッチを中身をオーダーして作ってもらいます、しかし、ハムも野菜も埃の中の道路沿いのこの店では,危険がいっぱい!今日の朝の彼女の話も脳裏をよぎるが、迷わず注文する、「これは入れるか?これも入れるか?」とひとつずつ聞きながらイロイロなものを入れてくれる。おいしそうなパンが出来上がった。
食ってみると、まことにおいしいちなみにおじさん手は洗ってないだろうなあ と思いつつ・・・パクつく
それとひつこく売りに来た子供から冷えたコーラーを買う、コーラーとサンドイッチが一緒くらいの値段、で合わせて約200円だった。ほかの子供がついて廻る「何?」って聞くと、コーラーのアルミ缶が欲しいらしい、かなりの競争率でアルミ缶を狙っている。ちなみにペットボトルの水を飲んでボトルを捨てたら、間髪入れずに、おばさんが持っていってしまった。(笑)
最後にサンドイッチとコーラをすこし残してあげたら、兄弟を呼んで嬉しそうに皆で分け合って食べていた

↓これがはしけです

バスに再度乗り込んで、ここからキャピタルのガイドの人も乗り込んできました。
本日の宿の決まっていない人は,キャピタルホテルをお勧めします。とのことでした。
明日は、スピードボートでシェリムリアプに行く予定です。ここのホテルのロビーでその予約が取れるということで、泊まる予定でしたので好都合でした。
プノンペンの街に入ってきたとたん、舗装はしっかりしていて道はきれいで片側2車線になって、ネオンはベトナムの社会主義とは違いきらびやかだし、いきなりの都市部と郊外の違いにびっくりしました。
プノンペンのキャピタル1ホテル前につたのは、8時近い時間でした。11時間ちょっとのバスの長旅でした。
キャピタルホテル系列はいくつもあり
大体は、ファン、共同トイレ。シャワーでUS$4でした、(キャピタル1・2・3)私はAC付き、ホットシャワー・トイレつきでUS10ドルの部屋にしました。(キャピタル3)

キャピタル1ホテルの1階にはキャピタルツアーのオフィースがあり、早速明日のボートの予約をしました。US$25のところ22でOKでした。
名簿には多くの日本人の名前が書いてありました。

←キャピタル1ホテルの食堂で、Y君と再会(彼はキャピタル1ホテル方に泊まりました)アンコールビールを持ってポーズをとっている写真です。

後ろに見えるのは、キャピタルツアーカウンターです。ここの食堂に乞食のおじさん達がくるのですが、タイのようにお金をくれというのではなく。

もちろんお金も欲しいけど、食べ物の残りをくれって言うくらい、まずしい人も多い。これが現状です。
彼らは、かばんにビニール袋を持っていて、そこに“のそのそ”って食べ物を入れて去っていく、一回もらった人にはもうこない暗黙の了解があるようです。

キャピタル3ホテル 中は悪くは無い

少し飲んでY君が、メールチェックに行くというので(カンボジアでもインターネットカフェは多く,多分ユーロのパッカー用)ここで待つが、そのうち11時でお店が閉まってしまい、カフェの前で待つが、行き違いになりあえずじまいだった。
バンコクで日にちを早めて帰るため、チケットチェンジできるか?心配だといっていたので、気になってはいたが。彼はプノンペンでステイすると言っていた。

「後日、Y君からメールが着て結局アンコールワットに行ったそうです、バイヨンのみやげ物や食べ物屋が並ぶところで、バイクの後ろに乗った,私を見たけれどアット言う間に、砂埃とともに消えていって,またもや再会できなかったそうです。」

GO AHEAD!!
無事到着アンコールビールで乾杯!