3月15日
今日は,朝8時45分発のプノンペン行きのバスに乗るため、いそいで朝食を済ませます。
ふと見ると昨日もいた、たぶん日本人の彼女が(この時点ではわからない)また今日も、元気なさそうな感じで1人で食事をとっています。
了解をとって同じテーブルについて話をしてみると、関東から一人で、サイゴンへ旅行にきたそうです。
着いた早々、体調をを壊し2日間寝ていたそうです、(病院にも行った)「だから昨日見たときは、スエットを着ていたんだ」、異国の地でかなり不安だっただろう、今日は体調もよくなりシンカフェのツアーで軽く近くを廻ろうか、ビーチのほうで宿泊しのんびりしようか?考え中とのことでした、元気になってよかった。しばし話をして、お互いの無事を祈って別れました。
シンカフェの前に着いたときにはすでに、大勢のいろいろなツアーに参加する人達でにぎわっていました。
バスに乗り込むと、ベトナミーズとユーロの人たちに混じり、一人の日本人の学生の彼が乗っていました。彼の名はY君といい九州の大学生でもうすぐ名古屋に就職ということでした。
彼はもう少し長くいる予定だったのですが、急遽就職の関係で、カンボジア経由でバンコクに行き帰国の予定だそうです。そりあえずプノンペンまでは長旅話し相手になってもらいました。
今回のバスひとまず
いいバスで安心か?
サイゴン(こちらの人は愛着を込めて、
あえてサイゴンと呼ぶ人が多い、)から
モックバイ国境経由 プノンペン行き
バスは大型の効かないエアコン付きです。走り出すと若い車掌のお兄ちゃんが「エアコン付いているから、窓閉めて」と窓を閉めさせられたが、これがまたぜんぜん効かない、そのうち誰とも無く窓を開けると、「だめだめ」とくる、そうこうしているうちに兄ちゃんも暑くなってきたのか、効かないのがわかったのか自然に窓は開けられていた、断然開けたほうが涼しい状況だった(笑)郊外に行くとアスファルトは穴があき始め、首はガクガク。ケツはズリズリずれるし、こりゃ大変そうだなと妙な期待させてくれます(笑)
左はバスの車内、後ろはほぼ荷物で占められている。
何時間も揺られて、私はCDウオークマンを聞いていました、ふと周りを見るとほぼ全員同じように音楽をそれぞれ聞いています。ここアジアでは海賊版のCDは安く手に入り、CDウオークマンは必需品です。皆、昨晩買ったCDを「ビリビリ」っと袋から出して、聞いています。
何時間もすると、国境の町モックバイに到着したようです。時間はお昼過ぎくらいです。いったん荷物を持ってバスを降り、パスポートをシンカフェの係員のお兄ちゃんに渡して、コーラ―とサンドウイッチでも食べながら待っています。
「こっちに来い」というので、歩いていくとそこはすでに、カンボジアとベトナムの国境の中立地帯です。
地元の人たちは、横の畑を通って国をパスポートなしで行き来しています。(笑)
そこは標識も何も無いただの畑の中にイミグレーションがあるだけです。
Y君とベトナム側で写真をとっていると「オーイ!そこで写真はだめだ」「ノーフォト」って叱られましたが、すでに撮っちゃったもんね、別にそれ以上とがめられることなく、カンボジア側に入りました、あっけない出国でした。(笑)
左の写真はカンボジア側からベトナム側を見る、向こうの白いゲートがベトナム側です。
手前の茶色いのがカンボジア側です。その間は中立地帯です。
みんなそろそろ暑さが限界!!