ミーソンからまた、快調に山を下っていきました。途中では村の人が手を振ってくれたり、並んだバイクの人たちが笑顔で答えれくれたり、のどかでいい雰囲気なのんびりした田舎の村を抜けて、大きな川にでました。
砂浜のようなところ抜けて、小さな船着場に出ました。バイクごと川を渡るのです、すでに5台くらいのバイクの人もいて、最後に乗り込みました。

慎重にはしけを渡る ランさんとバイク

対岸まではバイクを保持して渡ります。

緩やかな流れの中を対岸まで渡り、また2人乗りでダナンを目指します。
途中、山越えがあります、横にはダナン〜サイゴンへ行く列車とすれ違い、ゆっくりカブは山を登っていきます。
道は広く綺麗に舗装してあります、そこを「ポロポロ」40`くらいのスピードで登っていきます。
山の頂上付近はお墓が多くなってきました、凄い数のお墓に「何で?こんなに多いの?」と聞いてみると、ベトナムでは、1人1つの墓がいるそうです。そして廻りは木も生えていない、山でした。
ランさんいわく「ここは、ベトナム戦争時代にアメリカ軍が枯葉剤を撒いていたので、いまでも何も生えないし非常に貧困な所です」たまに牛が放牧されているだけの感じです。
山の頂上で、一服して写真を撮りました、ランさんは「写真を撮るよ」というと、「バイクも一緒にとって欲しい」ということで、なんだかとても嬉しそうでした。

車があまり通らないので、止まると静かな山の頂上です。
大きな荷物を持って走ってくれていました。
山を降りると町が近づいてきました。
道もごみごみしてきて、線路が並沿して商店が両脇にたってきました、ところどころで警官による検問があり、ヘルメットをかぶっていないバイクは止められ罰金を取られるそうです。
市街から市内に入るところでいつもやっているようで、市内ではほとんどノーヘルです。
ダナンについて最初にベトナム・エアーのオフィースに連れて行ってもらいました。
中に入ると、見慣れた女性事務員が居て、笑いながら「ユーア・ビック・ミステーク」と言って、すでに名前も入って用意してくれていた。サイゴン行きのチケットを手にしました。
僅か3分で終了、日本じゃ考えれないくらい融通が利きました(笑)
丁寧にお礼を言って出てきました。市内では、チャム彫刻博物館に行きました。
ここは、メーソン遺跡の中の重要なものを展示しているものや、破壊される前の復元模型などが飾ってありました。

ランさんと愛車カブ100

博物館の展示物

出口のところには、若者が何人かたむろしていて
私にタバコをくれって言ってきました。
目障りだったので、かばんから出そうとすると、ランさんが「おれのタバコをあげるのでカバンを開けなくていい」と言って自分のタバコをあげてうんざりした顔をしていました。
私のタバコを2箱を代わりに後であげると「近頃、若い者は良くない連中が多い、あなたがタバコをあげるために開ける、その時にあなたのかばんの中を覗こうとしていたので、私のをあげたスリや引ったくりも居る」

と言っていました。   本当にいい人だ!