ホームに入って待機するアンカラエキシプレシー 各車両前には専属の車掌が待機します。

1等 ヤタクル(寝台) ハイダルパシャ〜アンカラ行き45,000,000TLです。中は、二人席になっており、椅子を伸ばしてベットにします。車掌が作ってくれます。そして、前の方には、食堂車が連結されています。
二名で使用すれば、さらに安くなります。コンパートメントになっており、洗面所もつきます。

イスタンブール アジア側の始発駅なので、さまざまなローカル列車が出発します。

車掌に最初に案内してくれたときに、タバコを1箱あげたら、夜になってビールを持って、遊びに来ました、少し疲れて寝てしまっていたのですが、片言の英語で一生懸命トルコの見所を説明してくれました。食堂車はすでに終わっていました(泣)

今まで、いろいろな国で夜行寝台に乗りましたが、快適性は1番良く、これなら1泊分の宿泊費を考えてもお勧めの移動手段だと思います。
朝6時ころ目がさめ、アンカラ近郊の町を眺めていました。
いつも旅行時にはCD♪を聞くのですが、今回一番良く聴いたのは、「女子十二楽坊」でした、これはなんだか大陸的でトルコの広大な台地にマッチしていました。

朝8時にアンカラ駅に到着、みんなはそそくさと、町に消えていきます。

私はと言うと「さあて、ここからアンカライ(地下鉄)に乗って、オトガル(バスターミナル)までいかないと、それにしても荷物が重い。
トルコは、バスの交通網がすごく発達していて、国内の移動はバスなしには考えられないほどです。

バスもアジアのような古いバスではなく、日本にもないような、高級なハイデッカーでないと、お客が乗ってくれないそうで、お客の中にはバスの種類まで聞いて、予約する人も居るそうです。

アンカラ駅を降りて、地下道を歩き通りに出ます、ここからアンカライの乗り場がわからないので、駅の出口で屋台を出して、ごまパン(名物)を売っていたおじさんに、聞いてみると英語がまったくわからないようでガイドブックを指差したら、「ついて来い」と頼もしい返事、歩いて300m位のところまで連れて行ってくれました。
その間は、屋台は無人 おじさんは何度も何度も屋台を気にしながら、連れて行ってくれました。
あまりの親切に、恒例のタバコ1箱をあげると、これは「ジャパネーゼか?」と喜んでくれました。

車内から見たアンカラ付近の新興住宅地

こっちこっちと手招きするごまパンのおじさん

おじさんのおかげで、無事アンカライにも乗れ
終点のアシュテイまで行きました。

ここから今日の宿泊地のサフランボル行きのバスを探すと、インフォメーションで、メトロ社のバスがいいよ。
と言われました。
どうも手前の大きな町カラビュックで終わりのバスが多くメトロ・ギュウエン ウルソイの3社が、クランキョイまで行くそうです。
クランキョイは新市街とも呼ばれ、世界遺産のチャルシュを旧市街と呼び、そこまでは大きなバスは行っていなくて、ドルムッシュと呼ばれるマイクロバスに乗り換えます。