バスに揺られる事30分,丘から下に海が見えてきます,ちょっとワクワクします。どんなところかな?
タイランドとかの海には入った事はあるが、ボスボラス海峡のような真っ青な海かな?など期待は膨らみます。
街の真ん中の川のほとりで下ろされます。言葉はないを言っているかわからないし、街は思ったより大きな街でした。とりあえず海のほうへ歩いていきます。
欧米人も多く、オリエントバザールの方を抜けて、一番近そうなパブリックビーチを目指します。ここの近くには通称レディースビーチといってリゾートビーチもあるようなのですが,少し遠くまたバスを乗らなくてはいけないらしく、近くのビーチを目指します。
途中で,店の人に聞くと「キャラバンサライホテルの方だ」と教えてもらい、テクテク昼の町を歩いていくと,船が見えてきました。ギリシャのサモス島行きの船の乗り場のようです。
「こんなところには,海水浴場はないぞ!」と思いつつ,地図を頼りに魚市場の横を通り抜けた(路地のような道)時に,いい匂いがしてきました。
昼食を食べていなかったので、つられるように行ってみると,そこでは鯖サンドならぬイワシサンドを売っていました、しげしげと眺めて見ると,新鮮なイワシを焼いています、脂が乗っておいしそうです、それをエキメッキ(見た目フランスパンのバケットみたいですが、中はもちもちした感じで,フランス人もこれはうまいと言っていたパンです)に挟んで,たまねぎや焼きトマトを入れてくれます(こちらのトマトは煮物焼き物に使う方が多く,ちょっと皮が硬い)今思い出してもよだれが出そうな感じです。(値段は3,000,000と少し高いかな)
これを思わず頼みます、路地の反対側にテーブルが二脚あり、ここでイワシをそのまま焼いてナイフとフォークで食べている、地元のおじさんとおばさんがいます。
魚市場の片隅には、小さなチャイ屋さんあって配達専門のお兄さんが忙しく、出前をしています。(銀色のお盆に取っ手が着いたもので、配達している トルコ共通)
焼きあがるまでに、通りかかったチャイの出前のお兄さんに、「チャイ」と頼むと,すぐにもってきてくれました。私は、小さな角砂糖はいつも3つです。ちょっと甘めでおいしい感じ、角砂糖を3つ取るとると、お兄さんは店に帰っていきます。
値段は今まで出一番安い 250,000TLでした、さすが地元の魚市場の片隅の生活に密着したお店です。
左の奥は魚市場になっていて、イワシを使い切ったら
また買い足しをしていた。火は炭火です。
サモス島行きの豪華客船が,停泊中です、手前のヨットも大きなもので、どこぞの富豪の持ち物か?
イワシサンドとチャイをもう1杯飲んで、また、ビーチを探しに行きます。
地球の歩き方の地図は、ちょっと解りにくく、何とか海岸沿いを歩いていって、パブリックビーチに到着しました。
10月と言うのに、まだまだ暑く,多くの観光客の西洋人?ロシア人が泳いだり、横になったりしています。
ビーチというよりなんだか、港の横にある砂地と言う感じです,、砂もあまり細かくなく、海水もぜんぜんきれいではありません、自分の足も手も見えないくらいの、不透明感です(笑)
それでも皆、満足そうです、日本のように四方を海に囲まれている国じゃない人たちは、海というだけでも満足できるのでしょうか?
レストランがありそこに更衣室やシャワー、パラソル&椅子の貸し出しをしていました。
番人のおじさんにパラソルと椅子のセットを貸してと言うと、「シャワーと更衣室をセットにして15,000,000TL」と言うので、「もうあと何時間も日没までないし、まけてよ」と言うと、あっさり5,000,000TLに下がりました、どっちみち,開けておいてもしょうがないから,安くなったんだと思います。
帰りがけに撮ったので,人がまばらです。
帰りがけにしか撮れなかった理由は本文に・・
ゆっくり椅子に座り、チャイを頼んで飲みつつ、あたりを見渡すと、多くの人がいますが、女性の若い人はトップレス多く、「おおっ やっぱり外国だなー♪」思いました。なかなか、よろしい
あまりキョロキョロしていても、いけないので、「海にでも入るか」海はさすがにちょっと水が冷たかった、遠浅でどこまでも胸くらいの感じです、水の透明感はあまりなく泳ぐ気もしませんでした。塩辛さもほとんどなく、海のベトベトした感じはないです。
しばらく、昼寝をしました、何もしないのんびりした時間を過ごし、ボーーット出来ました。(くどい様だけど、トップレスの人が目の前をウロウロして気になったけど)日が傾いて、服を着替えて街をぶらついて見ます・
今日は夜行バスでイスタンブールに戻る日です。出発は22時くらいだから、それまでは十分な時間があります。