その夜は、次の目的地の予定や今までの写真の整理(デジカメ)を部屋で、エフェスビールを飲みながらしているうちに、2時位になりました。静かな街の中に、パムッカレの石灰棚がライトアップされまるで、スキー場に着ているような感じでした。

翌朝、9時くらいに朝食をとりに行くと、今日の彼はすでに、外出中でお昼頃帰ってくるよ、とおじさんが言っていました。ゆっくりリックを詰めなおし、11時頃におじさんに、今日のバスの予定を聞くと、「今日4時にツアーのバスがここを通るからそのバスに乗ってセルチュクにいけばいいよ」「バス代は10,000,000TLです。
おじさんと「おごるからビールでも飲まないか?」というと、「OK。嬉しいねえ」と隣の雑貨屋さんに行き,エフェスとナッツを買いました、おじさんがこのビールは冷えが悪いと言って,奥から冷え切っているビールを探して出していました。のんびりビールを飲みながら外においてある椅子に座って、話をしていました。
娘の事,昔のこと,日本の事、そうしていると,坂の上から彼が帰ってきました。

「どうだった?」「暑くて上まで行くのに大変だったよ。」そんな他愛もない話をして,彼は村のロータリーから出るバスに乗って、デニズリに行きました。
その後、パムッカレの石灰棚にまた,行くとそこにある郵便局から,絵葉書を4〜5枚日本に出してみました、今までいろいろな国にいったのですが,時間がなく郵便局にも寄らなかったので,一度出してみたかったのです。
パムッカレのエリアは,日曜日とあって大型バスがひっきりなしに着ます。まだ昨日の方が多かったけど・・・気候はまだまだ,暑くTシャツ一枚で十分です。ロシアの人も多く彼女達は、水着姿で遺跡の中を歩き回っています。

温水プールのあるところで、ドネル・ケバブとチャイで遅い昼食をとった後、遺跡の中にある公衆トイレで、番をしているおじさんのところに行って、タバコを一緒に吸う、このおじさんとは,昨日もタバコを吸っていたので,歩いていくと手をあげて挨拶をしてくれた、「メルハバ」私はトルコ語は、これしか知らないから、歯がゆい,何かおじさんはしゃべっているが,解らない。

遺跡の中には,コインや絵葉書を売るおじさんが2〜3人居るが、最初は「これ買わないか?」と来たが、「悪いけど、いらない」と言って「タバコでも吸うか?」と逆に勧めてみると、嬉しそうに手を伸ばしてきた。

大型バスが行ってしまうと、少し静かになるので,そのときは3人位のおじさんたちと、黙ってタバコを並んで吸っていた。

のんびり昼寝をしたりして居る人は皆無、おじさんたちも「変わった奴だな」ぐらいに見ていたのかもしれない。

夕方になり,バスの時間も迫ってきたので,山を降りて
ペンションに帰り、荷物を持って,前で待つとすぐにマイクロバスが来た。

セルチュクからの旅行客(各自バラバラに,宿から来たらしい,セルチュクのツアーみたいだ)のバスに同乗するみたいだ。

乗ったときは違和感があったが、すぐに眠くなって寝てしまった(笑)こうゆう時にどこでも寝られるのは楽でいい。

←7時くらいにはセルチュクの町につく、地方の静かな町という感じで,今までの街と違い,生活感のある街と言う感じです。

マイクロバスの車掌がホテルまで送っていくけど,どこのホテル{ドリーム?」と聞いて来たので、「違うよ、VARDAR PENSIONだよ、と答えると、」「ウンそれはいい選択だ」と前まで言って降ろしてくれましたが、その隣は、ドリームでした。
、ここは悪いうわさも多く、旅行中も良くないと言う話を聞きました.

←写真は通称アヤチャン,日本語が少し話せる,近頃、このアヤチャンの親戚・兄弟と称して客引きしてる人がいるが、一切関係ないそうです。

パムッカレ遺跡で知り合ったこの人は、アンタルヤ近くのケメルと言う町で,旅行会社をやっている人で、日本人ですか?と話し掛けてきました。

流暢な日本語を話し、まるで日本人のようだねと言うと、日本に10年住んでいました。

そこでお金を溜めて,旅行会社を始めたんだよ、と言っていました、日本が大好きで今では、観光ボート3艘とミニバン3台,レストランも持っているそうです。
話が弾み、いろいろ聞いてみると、名古屋の近郊に住んでいて、coco一番と言う東海地区では有名なカレー屋サンで1300グラムを食べるとただになる、というのを3回制覇した(笑)と話していました。「日本のカレーまた食べたい」、と言っていました。彼の奥さんは日本人だそうです。
日本には兄弟3人で行って,車の解体屋で働いていたそうです。

そこの親方がいい人だったそうで,今でも年二回位は日本に行くそうです。
一生懸命働いたら、日本人より多くの日当をくれたそうです「ほかの日本人には内緒だぞ」って、外国人だからって差別しなかったのが,嬉しかったと言っていました。

次回トルコに行くときは,お世話になろうと思っています。「地中海の船の上で,ワイン飲んだり楽しいよ,お客さんはロシア人ばかりだけど」と言っていました。

ドリームは、息子と親父がやっているペンションですが、確かにアジアの旅行者が多い(日本人・韓国人・中国人)これは、地球の歩き方 韓国版が出ていると言うこともありますが、日本人もかたまる(日本人宿と言うのが、どこにいてもある)傾向があり、アジア人宿になっています。
ここにあった、トラブルを少し紹介します、昨日ドリームに泊まっていた客が、ヴァーダルに移ってきて「なんで?」と聞いたりたてわかったことです。
やはり多いのは、宿泊料金が最初と違うと言うのが、一番多いみたいです。「少しぐらい変わっても、いいじゃないか?日本人はお金持ちなんだろ?」とか、「この値段がいやなら、もう出て行ってくれ!」と連泊予定で一泊目の料金をいやいや払い「怖かった〜」と話していた、女性2人組の日本人もいました。「警察に行きたければ行けば」とも言われ、なくなくこちらに移動してきたそうです。
ヴァーダルのおばさんの話によれば、いつもラクを飲んでいる息子が女性を襲って、泣きながら話す日本人の女性を慰めたこともあるそうです。
確かに、日本人が多く楽しそうにカラオケや出会いを楽しめるところでしょう、楽しい宿には違いがなさそうです。
金額も少しボッテくる程度ですが、それに目をつむれば楽しい宿でしょうが・・
雰囲気は今風のペンション(ドリーム)と昔ながらの泊まるだけの宿(ヴァーダル)の違いです、確かに傍から見ると宿泊者のワイワイ楽しそうなペンションでした。
ヴァーダルのような昔ながらの宿は、だんだん押され気味な感じです