なんだか、実に日にちが過ぎるのが早い。
もう旅行日程の半分に以上の日数が過ぎたんだ、バスに乗ってCDを聞きながら,そんなことを思った
夜中にコンヤに着いて、チャイを飲み町を眺めた,こんなによるなのに多くの人がチャイを飲んでいる。
のんびり出来るし,バスの移動はわたし的には、最高でした。

バスの中は、日本人がいない,大方がトルコ人のようです。
前の席には、中国人カップルが座っている、この旅行でも思ったのだが,私はどうも中国人が苦手である。
自己主張が強いと言うか,自分勝手であるような気がする(もちろん全部ではないが,今まであった中国人の共通した私感である)今回もチャイを乗せた、トレイをおいていたのだが、いきなり思いっきり背もたれをフルに倒したものだから、飛んでいくほどの勢いだった。幸い中身はほとんど入って居なかったので、被害がなかったが、膝に背もたれがあたった。


「オーイ」と注意を促すと、チラッと見て知らん振り 本当に感じがが悪い。
そんなこんなしているうちに、寝てしまったラクが効いてきた。

朝方、ざわざわして目がさめる。外はまだ暗い主要道路の脇のようだ、荷物を降ろしている白人がカップルと先ほどの中国人カップルがバスを降りていった。

しばらくしてもバスは動かなかったので、どうしたのかな?ここはどこかな?とのんきにタバコでも吸いに外に出た、そうしたら、その2組が運転手と車掌と言い争いになっている。

何を言っているのかは、遠くて解らない。
そのうち,車掌が私のところにきて「パムッカレに行くんだろう?だったらここで降りるんだ」「ここはどこ?」と聞くと、「向こう側にデニズリのオトガルがある場所だ」「違う違う!私はパムッカレまで、乗っていくんだ
「このバスはあとは,イズミルまで行くので、パムッカレには寄らない」「なに言っているんだ!デニズリまで18,000,000TLで、デニズリまでなら20,000,000TLと金額も違っていたじゃないか,私はパムッカレまでの料金を払っているんだぞ。」他の2組もいきさつを見守っていたが、「そうだ,そうだ、わたしも払った」とチケットを見せていた
それでも私の荷物はどれだ?と聞いて道端に降ろして,行こうとするので、荷物室の戸を蹴り飛ばし閉める、また、開けて、向こうも荷物を放り出そうとする。
そんなことを繰り返すうちに、そばに居た、頼りなかった中国人ともう一組も加勢する。らちがあかないので、「もういいからここからパムッカレまでの金を返せ」と言うと、道路の向こうを指差し,「あれがセルビスだ」(いったん大きなバスを降りて、小さな町まではミニバンでただで送ってくれる、バス会社のサービス)というので、そう言うことか、と思い。そのセルヴィスの運転手を呼んで「これでパムッカレまで送ってくれるの?」と聞くと「そうだ」という、ほかの2組は安心して荷物を後ろのドアから、ミニバンに入れてホッとしている。

私が再度「ここのバス会社の、セルビスか?」と聞いたら、「・・・・」「ただでパムッカレまで連れて行ってくれるんだな?」と念押しすると、先ほどのいきさつを見ていた彼は、「いや、私はこのバスとは何の関係もないんだ」「うちのペンションに泊まるなら、連れて行く」
プチッ  「こらーーーー」うそつきやがったなああ(怒)

「こいつう、お前のとこのバス会社じゃないじゃないかあああ」チケットを出して、ギョレメのカッパドキア社の事務所に無理やり電話させて、「状況を説明して金をお前が立て替えて払いなさい」
そうこうしたら、先輩の運転手が「解った」と言って、チケットを確認して差額2,000,000づつ返してくれた。

納得いかんけど、自分の荷物を出して預かりタグを車掌に渡して、街のほうに歩いていきます。(どっちが町か,サッパリ判らなかった,まだ,真っ暗だし)
後ろを見たら、ほかの2組もぞろぞろついてくる、地元の人に聞いたらすぐそこに、デニズリのオトガルがあるらしい。

アメリカ人だというカップルが、「サンキュー!」とお礼を言ってきた。ほかに「なんて会社だ、まったく」など愚痴っている,私はまあ,よくあることだし、いちいち気にしていたら,楽しくなくなるし,解決したので「ノープロブレム」と思っていた・・・・しかし,あの時は、あそこで黙っていたら,「日本人は、主張をしないから大丈夫だ!」と思われたくなかったので、きちんと返金請求しました。

デニズリのオトガルに着くと、アメリカ人たちはイズミル行きのバスのチケットを購入して(今日の夜に出る便)その間大きな荷物をそこのバス会社の事務所に預けて、身軽にパムッカレ見学の予定だそうです。
※このバスのチケットを買っておいて、そこに荷物を預けるというのは,私も使う手です。

中国人は男性のほうは英語ペラペラだが,女性のほうは???彼らは香港から来たと言っていたが、彼女はどうも違うらしい、だって香港人なら,明らかに私より英語がうまいはずだから(笑)

チャイを買って持ってきて、「先ほどは、抗議してくれてありがとう」とお礼を言っていた。

市バスが750,000TLでパムッカレまで乗れるらしい、時間は小1時間位ある、チャイをおかわりして、ボーっとしていると,日が昇ってきた。

今日は、パムッカレに1泊して、(1日ぶりのベット)のんびりしようかな、パムッカレは日帰りでも十分見て回れるエリアですが、人との出会いは泊まってのんびりしなければ、「ここにはどんな人が居るのかな?」
と言うわけで、あえて宿泊してみます。(泊まる価値なしとも言われていますが、ここは目的の違いか?)

7時なると始発が出ます、大きな荷物は腹の下にいれて、小さなドルムッシュは、地元の人で満員でした。
30分ほどで、パムッカレ村に到着、宿を決めよう、あらかじめあたりは付けてあるんだけれど・・・

アルカダシュ ペンション アットホームで 英語の話せる美人の娘が居る,そうだ。旅行中に勧められられたんです。(笑)

まだ朝も早かったけれど、娘が外でくつろいでいた,学校のバスを待っているそうだ。デニズリの高校に言っているんだそうだけど,高校生には見えない。大人びた感じでした。

親父さんが出てきて、値段交渉と、「今から部屋に入れる?ちょっと寝たいんだけど・・」と聞くと、「もちろん,まずは部屋を見るかい?」部屋は、おおきな3人部屋で値段は同じ、シャワーは24時間使用可能だ!と
言っていた。問題なかったので、荷物を降ろしシャワーを浴びて、ちょっと寝た ZZZZZZ。

今回は写真が一枚もない長文になってしまいました。