快調 快調 絶好調 と山を越え、走っていると 「ボオ・・ボオ・・ッボボッ」すぐいやな予感がしました、これはガス欠真近だ〜〜見渡す限りの山の中、しかし、スクーターだし、下り坂だし、まだ明るいし、リザーブタンクに切り替えればいいしと、不安材料を無理やり取っ払い、エンジンを止めて、椅子を開けて覗いてみると、ななんと、リザーブタンクが無い!!、なんてこった、だから、ヨーロッパ車は嫌いだと、思いつつ仕方が無いので、だましだまし走ります。自分の調子に乗りすぎたことは棚に置いて・・・・・
ここからは、ズーート下り坂だし、何とかなると思いつつ、アクセル吹かさないように、下っていきます。
またもや、T字の道だ、多分、右はユルギップ 左はムスタファパシャだと思うが・・・・・
向こうで、道の山菜?を摘んでいる、おじさんを発見、英語はまったく通じないため「ユルギップ!ユルギップ」と指差しを連呼、「そう、こっだよ」と言うもなお、「じゃあ、こっちはムスタファパシャ?」と聞くと「そうだ」
本当にわかっているのかな?
もう一度、帰りかけた後姿に向かい「ユルギップ?」と念押し、笑いながら「そうだ、こちだよ」と指を指す。
間違いないようだ!
帰りがけに、おじさんを追いかけて、まだ一生懸命、ちびれたタバコを咥えながら、山菜を探しているのを見つけ、「日本のタバコだよ」と1箱あげました。不思議そうにそのタバコを眺めていた、おじさんは嬉しそうに、胸に手を当てて「心からありがとう」のしぐさをしていました。
※今回タバコを空港で2カートン買っていきましたが、いろいろなところでプレゼントして、最後は地元のタバコを買いました。
高台から見下ろした、幹線道路
ガス欠