アヴァノスに入り、街をグルット回ります。
バンダナ巻いた不思議な日本人に、興味津々の人たちが近づいてきます。「ベン・ジャポヌム?」日本人か?と言うことのようだが、だいたいどこに言ってもこう聞かれる。
バイクで走って着いた場所で、またコーラーを買って、休憩。街はとってものどかです。
アヴァノスの街の中心部?この写真の左が側に
公園があっておじさんたちが集っていた。
アヴァノスからネヴァシェヒルに向かう
右後方にはアヴァノスの街が見える
アヴァノスは早々に、次にネヴァシェヒルに向かう、この道は幹線道路で大きなバスやトラックが走りますが交通量はそんなにありません。
気持ちよく飛ばしていても、知らないうちにピックアップトラックがブファーンと抜いていきます。
しばらく走ると、もうネヴァシェヒルです、綺麗な近代的な町並みが見えてきて、交通量も多くなってきて、
信号で止まることも多くなります。
ここで、カッパードギアの街を、解説すると、都会的な町の大きなネヴァシェヒルツアー客には便利な町と言う感じ、ギョレメちょっと街の感じが綺麗でおしゃれっぱぽい、ユルギップ、ギョレメと同じように観光客の町、すこし下町風、アヴァノスこの中では、一番観光地化されていない、のんびりとした町。
ネヴァシェヒルは、あまり面白そうでなかったので、そのまま通過、カイマルクに行きます。
これまた快調に飛ばし、着いてみたが、普通の小さな町で、子供たちが「ハローハロー」と手を振って、走ってきます。
アジアでもバイクで走ると子供たちが手を振ってくるのは、共通です。
バイクはこんな開放感もあります。
カイマルクからユルギップに行く道には、小さな村が点在しています。
そこを通ったら、二股に道が分かれていました。
少し止まって地図を見ていたら、どこからともなく子供がゾロゾロ15人くらい、走りよってきました。
小学校低学年くら、いきなり「マネー・マネー」と手を出してきます。
おかあさん・お父さんも・おばあちゃんも出てきます。
ばあさんが「やめなさい!」と言っているようで、
「ユルギップはこっち?」としぐさで聞いて見ると、
「こっちだよ」とお父さんが教えてくれました。
子供はまだ、「マネー・マネー」の連続です。
おかあさんは、乳飲み子を抱いて手にはひまわりを持っていて、なんだろうと思って見ると、生のままのその種を、ほじって食べているんです。
おかあさんが、遠慮がちに「そのカバンについている、コーラーを頂戴」としぐさをしました。
新品のボトルコーラーです。
袖擦り合うも多少の縁で、おかあさんにあげると、とっても嬉しそうでした。
お父さんには持っていたタバコを1箱あげました、トルコの人は、タバコが好きな人が多かった気がします。
心から感謝と言う意味の、「右手で心臓のところをたたく」しぐさをします。
子供たちには、飲みかけのコーラーをあげると、みんなで回し飲みです。
彼ら彼女らの中には、金髪でブルーアイの本当に可愛らしい女の子も多く、ちょっとカルチャーショックでした、服装はジプシーのような感じです。
アジアの国々で、お金ちょうだいといわれたことはよくありましたが、黒い顔に、赤茶色の土のついた、ぱりぱりの髪の毛の子供のイメージ(カンボジア)で、私の食べていた、「そのパンをくれ〜」と言われ、フランスパンのサンドイッチと、コーラーをあげたら、兄弟を呼びに言って、分け合って3人ぐらいで食べていた思い出があります。
よく見るとユルギップこっち
ムスタファパシャあっち、と書いてある
村を抜けるとこんな道が続く、
ふもとはユルギップです。しかし、
この写真は大変なことが起こった
直後に、半ばやけくそで、タバコを吸って
いて撮ったものです。
この後、どえらいことになって(名古屋弁です
標準語では大変なことになって)
1時間、格闘する羽目に・・・・・・
しかし、何とかなるさ・・!
順調に山道を走っていきます、途中でトラクターに一家で乗って山を越えていく人たちと、手をあげて挨拶を交わし「メルハバ」
バイクで走るのは、どこに行ってもとっても気持ちがいいものです。
多くの人が農耕用トラクラーにお父さんが運転して、お母さん娘がスカーフを巻いた格好で、後ろに乗っている
とてもほほえましい光景です。