乾清花苑
太白廡
略伝引得
蒔田暢齋(1738〜1801)
江戸後期の書家。伊勢山田の人、字必器、通称龜六(喜六)、喜兵衛。暢齋は房、別号彪山、箕山、鴻雁堂等。元文3年畑井正興の家に生まれのち蒔田宗孝の養子となり、山田の御師龍太夫の代官。幼より書を好み川崎正世、
韓天壽
及び
澤田東江
を師として、もっとも晋唐の法に熟し殊に褚遂良の書風を得た。また詩文及び画を能くした。著に魏晋以来の楷行草を集めた『集古妙蹟』がある。享和元年10月13日没、年64(三重県先賢傳)。篆刻もたしなんだ(伊勢と篆刻家)
江山
必・器
五律