乾清花苑  太白廡  日本書扇

広瀬青邨 観櫻樹  1862

引首:青邨

櫻林隔市聲 春鳥啼何處
緑葉好于花 無人知此趣

壬戌暮春東台観櫻樹呈感 青邨□□範
印:(剥落)

 まくり一式中の1点。肝心の落款部分の剥落激しいが青邨とみた。これより干支を手繰ると文久2年(1862)43歳・咸宜園三代塾主のころの作とみられる。

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