乾清花苑  太白廡 

日本 書扇
 新旧撮影のものを当面手当たり次第順不同に展示します
 
  方壺  江方壽 欖枝七律 
 
 女鯤 城南戦 詩佛 清風床吹

梅香@詠秋

米庵 偶成 菱湖 澹如二字 其寧 荒山秋景
霞外 墨江晩霽 支峯・雲歸 栗水 天風吹
得所 午睡 五山 遠燈 拙堂 満天螢
小竹 有馬竹枝 善庵 落花 卓齋 牽牛花
南畝 歳寒詠 菱湖 酔頌 鵬斎 園林一詠
詩佛 蘆葭聲 錦山 柳城石川君見贈 鉄兜 江尻道中
青邨 観櫻樹 幽谷 夜登富嶽 穆庵 書
翠峰 舊人句 鴻齋 静女呈藝 矢野靜廬 二聯
親和 杜甫絶句 霞外 山林天地對句 詩佛 霧紗
香實 六月秋 弘庵 午春凍雨 綾瀬 王孫五絶
静廬 録二聯 槐堂 獨樂二字 鐵臣 夏涼對句
董齋 四季樂詩扇 董斎 嘉慶二字 董齋 「瀑布圖」七絶
易堂 録於黄梅書屋 紅蘭 賀芳辰 百峰 憐窮
藍渠 山深無塵 蘭堂 伊勢神宮 一六書 七言対句
 
 中国物にあまりの贋物模作が多いので嫌気が差して、和物に手を出してみた。書作の世界では中国から現物の碑帖が入って来る以前の書作は低く見られ勝ちであるが、明を淵源として江戸文化の中で花開いた江戸時代の書に、近代の展覧会書道には真似の出来ない、高尚な文化的息吹を感じるようになった。根付にしろ風呂先に扇面やはぎれを貼りつけこまごまとしたものを楽しむのは、狭小な島国・家屋の日本人によく似あってる。2005.4記 その後江戸書研究の善補楽工房の薫陶もあって江戸明治を中心にコレクションが増大したので書画を分割してこちらには書を中心に集めてみた。2008.5追記