我が玩具人生に一片に悔いなし!
タカラ ダイアクロン
タカラのダイアクロンシリーズからダイアアタッカーを採り上げてみました。 確か1980年か1981年頃の製品だったと思いますが、当時小学生だった私はこれが大好きで凄く欲しかったおもちゃでした。
当時、何とか買ってもらえる事にはなったのですが、そこは田舎・・・買いに行ったおもちゃ屋に売っていないという悲劇o(T_T)o アタッカーを探す為に他のおもちゃ屋に寄ってもらえるなんて事もなく、結局は超合金のスコープライタン(ゴールド)を買ってもらったのでした・・・。
それがずっと心残りで何時か手に入れたいと思っていたアタッカー。 プラモデル版(こちら)を買って我慢していましたが、最近玩具版をようやく入手したので採り上げてみました。
パッケージ
中古で買ったので箱はかなりボロいっす^^; まあ有るだけイイっしょ!って感じでしょうか・・・。 表は色褪せや破れがありますが、裏は比較的キレイ。
大きさは260×230×70mm程です。
少々欠品がありますが、隊員が欠品なのはこのダイアクロン・シリーズとしては痛いっすね。 パッケージ横にはパーツリストが有るのが親切、でもミサイルの予備がそれぞれ1個しか無いしパンチも予備が無いのは不親切ではないかと・・・。
本来は角はメッキの物と黄色の物が付属し、隊員は3体付属します。
スタイル
大きさは角の先で21cmくらいで、ちょっとロボットベース似かな? 大きな拳が力強いですが、いかにも飛行メカに変形しそうな足の翼がステキなスマートなロボット。 胴体から腿にかけてのメタリックブルーの部分が合金製、パッケージにもダイカストの表記が有るので合金トイとして採り上げています。
可動部は肘のみ、肩も可動式に出来たかも知れませんが、変形時にグネグネしちゃうよりは固定にした方が良いと判断したのかな? 腕に車輪有りますしね。 パンチは発射可能ですが、回転可動は可能です。
隊員欠品なのでプラモデル版から拝借、パンチにも隊員が乗れたりします。 あとはロボット形態で乗れるのは胸と背中の小型機に無理矢理乗るしかないです・・・。
玩具版の隊員は足裏に磁石が付いていて、パンチの中の鉄板にくっ付く様になっています。 プラモ版のパンチには隊員を乗せる事は出来ません。
腕にはパンチの他に小型機を取り付ける事も出来、発射も可能です。
小型機にも隊員を乗せる事が可能です。
プラモ版と比較、パッと見そっくりでよく見ないと区別つきません^^; シールまでよく似てて紛らわしいのですが、向かって左が玩具版です。
プラモ版は先が僅かに細く隊員の足が納まりません・・・同製品付属の隊員の足が納まらないのは設計ミスだぞ日東^^;
後ろから見ると玩具版には後ろにもシールが貼ってありますね。 腕への取り付け部はプラモ版の方が若干太くて互換性は有りません。
スペースアタッカーへ変形!
まず頭部の角を取り外し胸の翼を下に下げます。 翼を下げると頭部を格納するスペースが現れると同時に股間から機首が1段階伸びます。
更に機首の先端部分を引き出し機首を伸ばします。
頭部を回転させる様に格納、同時に背中の小型機部分が起き上がります。 外した角は小型機後部のジョイントに取り付けます。
小型機部分(艦橋?)を起こしたら胸を閉じます。
腕を背中に移動させます。 背中から格納した顔がちょっと見えてますが、これが変形ロボのチラリズムというか色気?を感じる部分じゃないかと思ったり・・・^^;
肘は逆関節にならない様に肘裏にピンが有るのですが、これが細くて折れ易いです。 私のも片方折れてます。
パンチを小型機と交換します。 小型機を取り付けるのがデフォみたいですが、私はパンチを付けてる方が好みです。 昔、テレビマガジンで連載されていたマンガ版でスペースアタッカーの機体下部にパンチが見えているコマが有りましたが、パンチの方が変形ロボっぽくてカッコイイ気がします。
脚部をボディ横に移動させ爪先を伸ばします。 主翼を180度回転させれば変形完了!
超音速重爆撃機スペースアタッカー完成! う〜む、カッコイイ!
各アングルから。
黄色い部分がスイッチ
爪先には2発ずつ、計4発のミサイルを装備! 4連射ですよ! 艦橋も合わせると6発! 腕からは小型機発射! 計8発!! こんなにミサイル付いてる奴見たこと無い^^; 楽し過ぎます! 流石重爆撃機!!
こんなに乱射するのに完品でも予備は1発のみ、5発しか付属していないとは! 当時の子供達はすぐ失くしたのではないかと・・・中古で4発残ってたのは奇跡的・・・。
隊員は3人しか付属してませんが、機首・胸・艦橋・足首・小型機と最大7人乗れるので隊員をたくさん持っていれば更に楽しそうです。
足首にはパンチ同様に金属のプレートが内蔵されているので、隊員の足裏の磁石でくっ付く様になってます。 もし隊員だったらここには乗りたくないものである・・・立ってるのは嫌だ。 砲手なのだろか?
プラモ版と並べてみると、プラモ版は一回り小さいですね。
プラモ版は爪先のミサイルが無いので、真っ黒でちょっと寂しいですね。 一応プラモ版の足首にも隊員は乗れます。
小型機はプラモ版・玩具版共に分離可能、向かって左がプラモ版。 玩具版はミサイル2発装備してますが欠品・・・完品でも予備は1発のみなのでこれも紛失注意のパーツですね。 これは爪先とは別のちょっと大き目のミサイルです。
機体下部の本体との接続部は破損注意部分、着脱は慎重に行った方が良いです。 この小型機は車輪付いててほしかったかも、そうすればここだけでも単独のメカとして成り立ったかも。
プラモデルは日東製で玩具の方はタカラ製です。
ロボット形態でプラモ版と並べてみる。 身長は、プラモ版は19cmくらいで21cmくらいある玩具版より一回り小さいですね。
プラモ版は顔が真っ黒、顔と角はメッキパーツにしてほしかった・・・せめて角はメッキパーツの方に配置してよ・・・。 玩具版も角はメッキのイメージがあったので欠品なのが痛いっす。
プラモ版は基本的には玩具版を踏襲している様で、ミサイルギミックを省略している以外はほぼ同じアクションを楽しめます。 が、プラモデルの方は動かす度にギギッとかピシッとか音がするので、かなり慎重に扱わないと壊れそうでコワイっす。 特に機首の伸縮ギミックはキツイのでよく磨り合わせしないと動かせないし、足を繋ぐステーも頼りない(ここは玩具版も同じですが)。 隊員も手足がキツかったりユルくて抜けちゃったりとちょっとイライラ、やはり玩具版の隊員が欲しいところです。
ダイアバトルスの方はプラモ版は大き目で玩具版の方が小さかったと思いますが・・・ちょっと記憶が曖昧・・・。
昔は玩具版を買ってもらえない子供達がプラモデルを買って遊んだのでしょうね。 ギミックはほぼ同じなので満足度は結構高いと思いますが、やはり材質の違いでガチャガチャと変形させて遊び倒す訳にはいきませんね・・・。 やっぱり玩具版の遊び易さは魅力的、今じゃ信じられない程高価になってしまったダイアクロンシリーズ・・・再販してくれないかなぁ・・・。