我が玩具人生に一片の悔いなし!

ニットー ダイアクロン ダイアアタッカー

タカラのダイアクロンシリーズ・ダイアアタッカーのプラモデル版です。 プラモデルはニットー(日東化学)から定価800円で発売されていました。 この他にダイアバトルスやワルダロス等も発売されていました。 私は昔ダイアバトルスを持っていましたが、今回紹介するダイアアタッカーも含め形状やギミックはタカラの玩具版を踏襲している様です。

本当は玩具版が欲しいのですが、今となってはビックリする程の高値が付いてしまう一品となってしまいました。 と言う事で比較的安価で手に入るプラモデル版をヤフオクでゲット、ちょいと組んでみました。
このシリーズは他にリアルタイプも発売されていた様で、やはりガンプラの影響があるのでしょうね、1/60スケールというスケール表記まであります。


仕様

組み立てはビス止めの部分も有りますが基本スナップフィットで、子供が組み易いキットとなっているのが良心的。 しかし何故かチューブ入りの接着剤が付属していたりします。 漏れてもいないのに減ってますけど。

少し残念なのは、メッキ部品が採用されているのに角が赤いパーツな事と顔が真っ黒な点。 顔はあと一つパーツを増やすだけで済むのになぁ、角はメッキのランナーの方に配置するだけで済むのに・・・。 ちなみに玩具版はメッキの角と黄色い角の2種付属してます。

ダイアクロン隊員は3体付いてます。 腕と足が自由に動かす事が出来てマシーンに乗せたりして遊べるっていうのが、ダイアクロンの売りの一つですがプラモデル版では手足がキツかったりユルかったりのイライラアイテムとなっています。 説明書には「人形はポリ製からプラ製にかわりました。」の表記あり、って事は以前は付いてたのか? プラ製はダイアアタッカー本体と同一のランナーに付いているので、プラとポリ両方が付属していたのかも、昔持ってたダイアバトルスには両方付いていた様な記憶があります。 省かれたとしたらかなりイタイ、コストの問題でしょうか?

それとシールも付属していますが、ちょっと安っぽいシールでビデオテープに付いていた様なラベルを思い出してしまいます。 少し劣化してますし、そのうち色褪せてしまいそう。 ラベル等に付いている保護シートみたいな物を使用すれば良かったとちょっと後悔。

ロケットパンチ装備、結構良く飛びます。 玩具版ではパンチにも隊員が乗れます・・・死ぬ気か?


変形

まず頭部の角とパンチを取り外し胸の赤い部分を下へスライド、それと同時に股間部分の機首も下へスライドさせます。 それによって出来たスペースに頭部を格納、同時に艦橋が起き上がります。 胸を元の位置に戻し角を艦橋に取り付けます。 腕を後ろへ移動し腕が有った位置まで膝下を移動、爪先を伸ばし翼を反転させ腕に小型戦闘機を取り付け変形完了。 結構複雑で面白い変形ではないでしょうか。
とは言え、玩具同様の感覚で変形させる訳にはいかず、動かす度に「ピシッ」とか音がするので壊れそうで怖い、慎重に動かす必要があります。 特に脚部を繋いでいるステーは細くて頼りないので要注意。 それから機首のスライドはよ〜くすり合せしないとキツ過ぎるので注意が必要。


スペースアタッカー

スペースアタッカー、なかなかカッコ良いんじゃないでしょうか。 ちょっと爪先のミサイルが省略されているのが残念、玩具版では片足2発、計4発ものミサイルを装備していますから。 まあ残念なのは発射ギミックよりも、ミサイルが無い事によって足が真っ黒で物足りなく見える事ですが・・・。

玩具版では足の赤いミサイルと黄色いスイッチが良いアクセントになっていますね、箱の脇の写真は塗装を施した完成品かと思いきや玩具版の写真! おいおい(笑)。 玩具版は艦橋にもミサイルを2発装備出来ます(爪先とは別のミサイル)。

ダイアクロン隊員を乗せる事が出来ます。 隊員は3人付属していますが、実際搭乗出来るのは機首・胸部・艦橋・足首・小型戦闘機。 なんと7人も乗れます! でも立ってなきゃいけないので足首だけは乗りたくない、しかもここと機首は変形したら死にまっせ(笑)。 小型戦闘機は発射可能、隊員の足がいまいち納まりが悪いので本体とのドッキング時は隊員の足を外すとかしないと収まらないし、それでも頭ギリギリなのでここも乗りたくない部位っすね。 それから艦橋は分離出来ます。

昔、テレビマガジンに連載されていた漫画版のダイアクロンを思い出します。 確かアタッカーの初登場の回は、主人公たちがお正月(多分)にお酒を飲んでしまい滅茶苦茶な操縦をしミサイルを乱発、咄嗟にかわすロボットベースが笑えました。 バトルスと二人三脚をするなんて事もありましたが登場回数が少なかったのがちょっと残念でした。 懐かしいなぁ、もう一度読んでみたいマンガです。


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