『フレットワイヤーの交換に挑戦』 編

使用工具と部品

工具のフレットワイヤー抜きと部品は全てAcoustic Guitar @ parts Netで購入しました。

作業に関する質問のメール、携帯電話でのサポートもしてもらえるので、安心して作業できます。実際に2回ほどメールで質問をしたのですが翌日には返事が来てすごく助かりました。個人的に気に入っているショップです。

   

◆工具と部品の説明

真ん中に写っている柄の部分が赤い工具は「フレットワイヤー抜き」という名前が付いていたからネットで購入しましたが単なる電気配線などに使う工具でした。これなら100均でも同じものが売っています。

◆購入場所

ニッパーはダイソー、マスキングテープはホームセンター、その他はAcoustic Guitar @ parts Net です。

マスキングテープはワイヤーをはめ込んだ後のヤスリがけ作業の時にフィンガーボードを傷付けないように保護するのに使います。

プラスチックハンマーも必要です。ワイヤーをはめ込むの時に使います

これがフレットワイヤーです。フレットワイヤーは「 24本セット(高1.3x幅2x長65mm) 2,000円」を購入し、12本だけ交換することにしました。これだと2台分の交換をすることができます。

購入先はAcoustic Guitar @ parts Net です。

◆工具の選択

さあ、作業を始めよう!と思ったその時、残念なことに気が付きました。

フレットワイヤーが結構ヘタっているためフレットワイヤー抜きという工具は刃の先が左の図のようになっているのでワイヤーを全く食い切らず使いものになりません。

結局、一番右の100均で買った普通のニッパーで作業しました。800円も出して損をしてしまったような感じ。

理屈としてはこんな感じです。平らにすると食い込んでくれます。
使えないままではもったいないので会社でグラインダーで刃先をフラットに削って使えるように改造しました。

 

◆ワイヤーを抜く時のポイント

←フレットワイヤー付近の詳細図です

ワイヤーだけを、刃先を食い込ませて抜きます

フィンガーボードとワイヤーの隙間に刃先を入れて抜かないようにする。