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1 扉の看板には、 ”宝物庫” 2 突然、警報の大きな音が聞こえてくる。警報が鳴り止み静かになると、ガチャガチャと警備の魔物の来る音がする。 冒険者は、"面倒なことになった"と思い始めた。 3 扉の看板には、 "モンスター配備センター" 4 扉の看板には、 *** コントロールセンター *** この領域は、立ち入り禁止! <<< 入るべからず >>> 5 冒険者は、この部屋の中に、広いテーブルがあるのに気付いた。そのテーブルの上には、占いの水晶玉や、魔除けなどの、 支配と知識の品が残っていた。 不幸なことにそれらは、もはや直せそうもないぐらいに壊れていた。冒険者が部屋に入ると、 左の壁の滑り戸が締まり、青白く光った。 誰もその扉を開けられなかった。そして、部屋の先の扉が冒険者を誘うように、 明るくオレンジ色に光った。 振り向くと、入ってきた扉が消えていることに気付いた。 6 冒険者が部屋に入ると、扉はバタンと閉まり、明るくオレンジ色に輝いて消えた。そして、右に扉が現れた。何処からともなく、声が聞こえてきた。 ”よくぞたどり着いた。我が精鋭達よ。今こそ、我が望みを成し遂げ、これからの冒険が可能となることを示したのだ。数年前、ある魔除けが 邪悪な魔術師ワードナによって盗まれた。ワードナは今、諸君の足元の迷宮の奥深くにいる。この魔除けこそ、今我々が必要としている物だ。 諸君の任務は、この魔除けを探し出し、ワードナから取り戻すことだ。辿り着いた証として、ブルーリボンを授けよう。これは、この階にある エレベータの使用許可証である。これ無しではワードナの居場所に行くことは出来ない。 行け。そしてくれぐれも急いで、任務を遂行せよ!” 7 扉の看板には、 ***プライベートエレベータ*** 許可無き者は使用禁止! |