FXは副業として成り立つのかFX初心者が自己流の検証をしてみる


FXの基礎

FXのメリットとは

● 24時間取引出来る


世界のどこかのマーケットが開いていますので仕事が終わってからトレードをする事が出来ます。
1日の中で一番値動きが大きい時間帯は日本時間の21時から24時位らしいので実はサラリーマンに向いているのかもしれませんね。

ただし、日本時間の土曜早朝から月曜早朝までは市場がお休みの為、トレードが出来ません。


●少ない資金で始められる


1万通貨単位であれば3万円位(証拠金を含めて)あれば十分始められます。
ただし、強制ロスカットも有り得るので5万円位から始めるのが良さそうです。


FXのリスクとは

● 為替変動リスク


FXは絶対に儲かる訳では無いので、自分の予想に反して値動きした場合の損失。
レバレッジを効かせてトレードするとその損失は更に大きくなります。
ただし、保証金維持率が一定の基準以下になると強制ロスカットが入ります。
こうなると更に入金しないとトレードが出来ませんので注意が必要です。


● インターネット回線とシステムのトラブル


FX業者のサーバー不具合等、システムトラブルによりトレードが出来なくなる可能性があります。
また、みなさんのネット環境も重要になります。決済したい時にフリーズ等で損失が大きくなるのは避けたいところですよね。


FXの注文方法

● 成行注文


成行注文とは価格を決めずにその時点のレートで売買を行う注文方法の事です。
メリットは「今買いたい(売りたい)」という迅速なトレードが出来る事です。
デメリットはレートは常に変動してるので発注してから取引成立までに多少のタイムラグがある事です。

● 指値注文


指値注文とは取引したい価格を指定出来る注文方法の事です。
つまり、指定したレートにならないと取引が成立しません。
メリットは現在のレートより良い条件で取引を成立させる事が出来ます。
デメリットは現在のレートより良い条件にならなければ取引が成立しないのでレートが自分の思っている方向と逆に動けば取引が成立しないため、どうしても取引を成立させたい場合には向いていない取引方法と言えます。

● 逆指値注文


逆指値注文とは名前の通り、指値注文の逆の注文方法の事です。
指値注文は「安く買って高く売る」ですが、逆指値注文は「高く買う、安く売る」となります。
これは損失を拡大させないために出す注文で、ここまでの損失は我慢するがこれ以上の損失は限界!と言うストップをかける注文です。

FXのレバレッジとロスカット

● レバレッジ


レバレッジとは「てこの原理」の事です。
FXでは現在、最大50倍のレバレッジを効かせる事が出来ます。
1ドル=80円とした場合、レバレッジ1倍では、1万円の日本円で1万円分のドル(およそ125ドル)を取引することが出来ますが、レバレッジ50倍にすると、1万円で50万円分のドル(およそ6,250ドル)を取引する事が出来ます。では、この取引でレートが1円の円安になるとどうなるかと言うと、

レバレッジ1倍の場合

1ドル=81円になると、(125ドル×81円)となり10,125円(125円の利益)

レバレッジ50倍の場合

1ドル=81円になると、(6,250ドル×81円)となり506,250円(6,250円の利益)

となり、6,125円の利益差が出てしまうのです。

● ロスカット


ロスカットとは証拠金維持率(FX業者により違います)を下回った場合にFX業者が強制的に取引を確定する事を言います。
もし、上記のレートが1円の円高になった場合、証拠金維持率が50%の業者で取引を行っていると、レバレッジ50倍は維持率50%を下回っているため、実際には5,000円の損失となった時点で強制ロスカットが入ってしまうのです。