FXは副業として成り立つのかFX初心者が自己流の検証をしてみる


さまざまな分析方法
ここでは代表的な指標の説明をします。
しかし指標通りに値動きがあれば確実に利益をあげる事が出来ますが、そうは問屋が卸してくれません。
実際にデモトレードを始めてみれば判りますが、どの指標にも「だまし」がある事を念頭において下さい。
だましを見抜く為にいくつかの指標を見てトレードをする事をオススメします。

ローソク足と移動平均線とは

● ローソク足


ローソク足とは期間内の「始値」「終値」「高値」「安値」を1本のローソクに見立てて描画したものです。
白い陽線は始値を終値が上回った時、黒い陰線は始値が終値を下回った事を表現しています。


● 移動平均線とは


移動平均線とは一定期間の相場をグラフ化したものです。
2本の線は期間の違いで、短期(5日平均)と長期(21日平均)といった線を見る事で今後の動向を予測するために使用します。

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ストキャスティクスとは

ストキャスティクスとは過去における高値、安値に対して、当日の終値がどのような位置にあるのかを数値化したものです。
数値は100%で示し、30%以下は「買い(売られすぎ)」、70%以上は「売り(買われすぎ)」とされるのが一般的な見方です。
しかし、この指標は頻繁に出現し、「だまし」も多いのが欠点かもしれません。

RSIとは

RSIとは買われすぎや売られすぎを表す指標のひとつでオシレータ系指標を代表する指数です。
これも0〜100で表され、70以上は「買われすぎ(売りサイン)」、30以下は「売られすぎ(買いサイン)」として見ます。

MACDとは

● レバレッジ


レバレッジとは「てこの原理」の事です。
FXでは現在、最大50倍のレバレッジを効かせる事が出来ます。
1ドル=80円とした場合、レバレッジ1倍では、1万円の日本円で1万円分のドル(およそ125ドル)を取引することが出来ますが、レバレッジ50倍にすると、1万円で50万円分のドル(およそ6,250ドル)を取引する事が出来ます。では、この取引でレートが1円の円安になるとどうなるかと言うと、

レバレッジ1倍の場合

1ドル=81円になると、(125ドル×81円)となり10,125円(125円の利益)

レバレッジ50倍の場合

1ドル=81円になると、(6,250ドル×81円)となり506,250円(6,250円の利益)

となり、6,125円の利益差が出てしまうのです。

● ロスカット


ロスカットとは証拠金維持率(FX業者により違います)を下回った場合にFX業者が強制的に取引を確定する事を言います。
もし、上記のレートが1円の円高になった場合、証拠金維持率が50%の業者で取引を行っていると、レバレッジ50倍は維持率50%を下回っているため、実際には5,000円の損失となった時点で強制ロスカットが入ってしまうのです。

経済指標発表時とチャートの値動き

ここではイギリスの重要な経済指標発表時にチャートがどの様に値動きをしたかをデータベース化していきたいと思います。
重要度を3段階に分け、重要な発表のみを抽出し示していきます。

重要度 ★★ 11月24日

四半期国内総生産(GDP、改定値)前期比/7-9月期発表時



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今回の指標は前回値、予想値、結果が0.8%と変化が無かった事から大きな値動きはありませんでした。