松生利直記念館に、ようこそお越しくださいました。 この記念館の入り口ホールに松生利直さんの「年譜」と、
猊鼻渓の絶壁から投身自殺をされた、 旧制一関中学生「佐藤豊作君への追弔文」が
が掛けられております。
この奥に「著述」の部屋,「講話」の部屋、『歎異抄』に聞く会での「法話」の部屋が連なっております。
松生利直さんは日本の歴史意識の伝統に身をおかれ、
自らの足跡さえ消し去って往かれようとした方です。
著述は乞われて寄稿されたものが幾つかありますが、その肉声は「法話」の部屋に響いております。
消し去られた足跡の、その幽かな足跡をお辿りださい。
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