富士見台クリニックの診療所の日々 倉庫

2013年09月

2013/09/23  メガネ屋さんごめんなさい






メガネがないと新聞も読めないくらい視力が落ちてますが、普段は中近両用メガネのおかげで近くの書類書きからちょっと離れた患者さんの診察も不便なし。「多焦点レンズのおかげで快適生活」に味をしめ、車運転用に遠近両用メガネを作ってみました。遠近両用は慣れが必要だとは言われてましたが、実際使ってみると焦点の合う範囲が予想以上に狭く、前の車との距離感つかみにくいしさっと目を動かしての左右後方の安全確認がうまく出来ない。慣れる前に事故起こしそうで、メガネを受け取った翌日には単焦点レンズに変えてもらうためにメガネ屋さんに出かけました。「お受け取り後、3ヶ月以内の度数の進行や度数になじまない場合は、無料で度数を交換いたします」。メガネ屋さんに悪いことしちゃいました。


2013/09/13  秋の日はつるべ落とし



診療終了時に外を見るともううす暗く、日の暮れるのがずいぶん早くなりました。診療所の日暮れは涼しい風に秋を感じるようになりうるさいくらいの虫の音に包まれてます。


2013/09/09  移動手段はヒッチハイク




2020年に東京でオリンピックが開催されることが決まりました。公共交通網の充実もアピールのポイントになってたようですが、電車バスとちょっと歩いただけでどこへでも移動できちゃうのは東京だけですよね。

当院から南の地域は公共交通機関がなくなり車がないと不便な場所。高齢化で移動手段を失った人達のためにデマンド型乗合タクシーというシステム運用が近々始まりますが利用できるのは週に決められた2日間だけ。

以前当ブログで「渥美半島はヒッチハイクで移動」を提案。当院に来ている銀行マンが先日ヒッチハイクを試してくれました。渥美半島表浜の国道42号線から日用品買い物できる大きなスーパーまでの約5km。道端で手を挙げヒッチハイク敢行したところ、60歳くらいの農家の方が車に乗せてくれ目的のスーパーまで送ってくれたそうです。予想通り田舎の人達は優しい!。

全く安全な手段ではないので一人でヒッチハイクは難しいでしょうが、日中に高齢者が連れ添って買い物に出かける状況であればヒッチハイクで移動も選択肢のひとつとして使えそう!。ただし予想外の問題点が。ヒッチハイクがどんなことか知らない人がいることと交通量の多い街中では車が止まってくれないこと。買い物行けても帰って来られない。 (^^;


2013/09/01  アウトドア派はマダニに注意


マダニを介して感染する重症熱性血小板減少症候群 ( SFTS )ウイルスが、患者発生報告のなかった山梨、静岡、福井、和歌山の4県のマダニからも見つかったと国立感染症研究所から発表されました。重症熱性血小板減少症候群は38度以上の高熱や食欲不振、嘔吐、下痢の消化器症状を呈し、血小板の減少から出血傾向、多臓器不全などを起こして最悪の場合死に至る疾患で、これまで西日本13県で39人の感染が確認され、うち16人が亡くなっています。

重症熱性血小板減少症候群は確立された治療法がありません。マダニは屋内のイエダニ(0.5~1ミリ)とは違い体長3~4ミリで野山に広く生息しているため、野山に入る時は長袖、長ズボンで肌の露出を避け、かまれないように予防することが大切とされてます。マダニは体に付着してから半日から1日かけてかむ場所を探すとも言われ、その日のうちに体をきれいに洗い流すことも大切と言われてます。森林や草原でアウトドアを楽しむ人は気をつけましょう。