急行「砂丘」運行データ



■ 1997年(平成9)3月22日改正ダイヤをもとにした運行データ ■


■運転区間
岡山−鳥取
■運行距離
132.1q
(津山線58.7q、姫新線2.6q、因美線70.8q)
■所要時間
2時間25分(砂丘1号)
■表定速度
54.7q/h(砂丘1号)
路線図
■途中停車駅

    群 家用 瀬智 頭美作加茂東津山津 山亀 甲弓 削福 渡金 川
砂丘1号 ○  ○  ○   ○  −  ○  −  −  ○  ○ 
砂丘2号 ○  −  ○   ○  −  ○  ○  ○  ○  ○ 
砂丘3号 ○  −  ○   ○  ○  ○  ○  ○  ○  ○ 
砂丘4号 ○  −  ○   ○  −  ○  ○  ○  ○  ○ 
砂丘5号 ○  −  ○   ○  −  ○  ○  ○  ○  ○ 
砂丘6号 ○  −  ○   ○  −  ○  −  −  ○  − 
砂丘7号 ○  −  ○   ○  −  ○  ○  ○  ○  ○ 
砂丘8号 ○  ○  ○   ○  ○  ○  ○  ○  ○  ○ 
砂丘9号 ○  −  ○   ○  −  ○  ○  ○  ○  ○ 
砂丘10号 ○  −  ○   ○  −  ○  ○  ○  ○  ○ 


■ 平成9年3月22日改正時 「砂丘」ダイヤ ■


下り
列車番号列車名鳥取発智頭発津山着津山発福渡発岡山着
601D砂丘1号081308490938094010071038
603D砂丘3号101410511143114312191251
605D砂丘5号135114261516151715501621
607D砂丘7号162417001754175418291901
609D砂丘9号180718491947194820212057
上り
列車番号列車名岡山発福渡発津山着津山発智頭発鳥取着
602D砂丘2号085509260959100010501123
604D砂丘4号111911521224122513161350
606D砂丘6号144015111538153916331709
608D砂丘8号182319031935193620322105
610D砂丘10号201920542124212622182249


■参考:昭和60年3月14日改正時の「砂丘」ダイヤ

下り
列車番号列車名鳥取発津山着津山発岡山着備考
601D砂丘1号0800092509291035
603D砂丘3号1000113911461244津山−岡山間はノンストップ
611D砂丘5号1404153815491657鳥取−津山間は「みささ」と併結
605D砂丘7号1620175217551904
上り
列車番号列車名岡山発津山着津山発鳥取着備考
602D砂丘2号0816092509281051
612D砂丘4号1058120612141343津山−鳥取間は「みささ」と併結
604D砂丘6号1435153415411718岡山−津山間はノンストップ
606D砂丘8号1822193119342058


■ 使用車両 ■


1988年3月までは、キハ58(普通車)・キハ28(普通車)・キロ28(グリーン車)・キハ65(普通車)の4形式の急行型気動車で編成。
1987年度にキロ28を半室グリーン車キロハ28に改造したため、 1988年3月以降は、キハ58・キハ28・キロハ28・キハ65の4形式による編成に移行。
さらに1992年9月からは、砂丘に使用されていた車両の塗色を、従来の国鉄急行色から、グリーンを基調とした独自の塗色(「砂丘」色)に変更し、 室内化粧板の張り替えと、新幹線(0系)で使用されていた2人掛けリクライニングシートへの交換、 シートピッチの拡大などを行った、リニューアル車両が導入された。
基本編成に使用される車両は全て「砂丘」色のリニューアル車両であるが、他客期の増結などには、 従来の国鉄急行色の車両が使用された。

58_01.jpg(28k)
58_02.jpg(18k)
キハ58「砂丘」色(1992年〜)
「砂丘」キハ58の車内
▼キハ58系「砂丘」色
塗色のコンセプトは、日本海の青い海と列車名の元である鳥取砂丘。
上半分はグリーンホワイト、中央部にコーポレートカラーであるブルー系のラインを引き、 下部はエメラルドグリーンで、車体の裾部にはライトパープルのラインを引いている。
また、運転台付き車両の前面窓下にも、ライトパープルの帯が引かれており、 運転台真下には、その帯の中にJRのマークが白抜きで入れられている。
国鉄急行色のキハ58が4両、キロハ28が4両、キハ65が4両、計12両が JR西日本後藤工場(米子)で改造・塗色変更を受け、キハ58 4両については、 7200番台として運用に就いた。
急行「砂丘」に運用されていた時の所属は米トリ(米子支社鳥取鉄道部)。

急行「砂丘」廃止後、岡山−津山間に設定された急行「つやま」は、 このキハ58系「砂丘」色を使用しているが、1往復であるために余剰車が派生し、 キハ65の4両と、キロハ28の2両、キハ58の1両、計7両が廃車となった。
現在「つやま」で使用されているキハ58系「砂丘」色の所属は、 岡オカ(岡山支社岡山気動車センター)。

2003年10月のダイヤ改正で急行「つやま」のグリーン車が廃止となり、 使用車両もキハ48へ置き換えられたことにより、 それまで急行「つやま」で使用されてきたキハ58系砂丘色の5両は役目を終え、 キハ58が1両、キロハ28が2両とも、それぞれ廃車解体され、 残るキハ58の2両は、海外譲渡車両として、ミャンマーに送られました。
これにより、キロハ28は形式消滅しました。(2006/10/08 追記)
■ 急行「砂丘」車両編成 ■

■1988(昭和63)年以降の車両編成
▼基本編成


▼多客期編成


■参考:昭和59年当時の「砂丘」車両編成
▼「砂丘2・5号」


▼「砂丘1・6号」


▼「砂丘3・4号」




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