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脳性マヒ・二次障害レポート

Eikoのひとりごと
      Mogのつぶやき



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2009/08/21  映画、見てきました♪
Eiko
残暑お見舞い申し上げます。
毎日、暑い日がつづいていますが、みなさま、お変わりございませんか?
天気予報では、この暑さも今週いっぱいだとか♪ 今年は秋の訪れは早そうなのでしょうか? 
 
そしたら冬になるのもすぐかも? となれば何が心配か、というと今から流行のきざしの新型インフルエンザ! それが何かの拍子に悪性に転ずれば、Eikoは完全にターゲットになります。だって、いつも流行の最先端を走ってきたんですからね♪ それでもってうまく死ねば儲けものなんだけど、きっと苦しむだけ苦しんで、あげくに生き返らせてくれるからタチがワルイなんてもんじゃない! このカラダ。 はぁ〜。。。 
 
まっ、こんな取り越し苦労はさておいて、先日から映画を二本見てきました♪
「ハリー・ポッター」と「アマルフィ」♪ ハリー・ポッターは、よく出来たファンタジーなので、とってもおもしろかった♪ しかし、ハリーがすごく大人になってしまって、、、 もう来年の秋と再来年の夏でおしまいらしいから、それまではお付き合いしましょう♪
 
アマルフィの方は、物語自体も面白かったんだけど、クリスマスのローマとナポリ近くのアマルフィが舞台でね、とてもなつかしく見ました♪
 
2006年クリスマスは地中海でした。ギリシャ、マルタ、チュニジア、イタリア、スペイン、そしてカナリア諸島、みんなクリスマスの装いでした。そのひとつひとつの所に思い出があるのですが、それは後日あらためて♪ 
 
イタリアの寄港地はチベタベッキアという小さな港町で、二日間全部フリーにしていました。そして一日は友だちとローマへ汽車で行く計画♪ チベタベッキアの駅で切符を買っていると、鍼灸でお世話になっている岡田先生(若い男の先生♪)もローマに行かれるところ。いっしょに行きませんか? OK! ということになりました♪
 
ローマの中央駅はテルミナ駅。アマルフィに出てきます♪ 映画の導入部、サンタさんが何人もスケートしてるところがあるんだけど、あのスケート場は、その駅を出たところが誰でも自由に滑れるようになっていて、あ、あそこだ、って感じ♪ 駅のイルミネーションの青い大きなクリスマスツリーもいっしょ♪ そうなれば、映画とは別の思いも心にいっぱい広がります♪ さんざんローマの街を遊び回り、気がつくと帰る汽車の時間が迫りすぎていて、あわててタクシーに、、、テルミナ駅に着いたら出発前1〜2分! テルミナ駅は阪急の梅田と同じような感じで線路が並んでるんですね。ちょうど京都線がチベタベッキア線。でも列車ははるか向こうに止まっています。もう、もうEikoの生涯であれほど走ったことはありません。岡田先生が抱きかかえるように一緒に走ってくださいました。先生は悲劇的だったでしょうけど、やっぱり誘ってよかった♪ へへへ♪
 
バチカンも行ったんだけど、そのときは車いすツアーだったので、正面玄関からは階段が多くて入れず、法王が通られる出入り口を開けてもらいました。狭くて長い廊下で、黒い天使の像と細かな花柄の壁紙がみように記憶に残っています♪ そして「ピエタ」を間近で見たときの印象は忘れられません。ミケランジェロは乳白色の大理石?で、マリアの息子を失った悲しみを、像が溶け出したようにみせることで表そうとしたのかな、なんて感じたことをバチカンの風景をみていると、ね♪
そして、その旅で泊まったホテルが、映画の中で佐藤浩市さんが泊まっていたホテルなんです♪ コロッセオがライトアップされて、これがローマの夜か、なんてね♪
 
車いすツアーでは、他にも一般とちがうところからの出入りがあります。ダヴィンチコードの映画に出てくルーブルの運搬用エレベーター♪ あれだと車いすが一度に何台も乗せられるので利用させてもらったりしました。そうすると降りるところも修復中の部屋だったりするので、普通ではゼッタイ見られない裏側が見えて得する面もあります♪
 
アマルフィには行ったことはないのですが、ナポリには行っているので、空の青さや空気の匂いなんかは感じられてうれしかった♪
 
映画をみていると、Eikoは、本当になんて幸せな体験をしているのだろう、とあらためて思いました♪ そうしたら胸がカーッと熱くなるは、涙がこみあげてきそうになるは、物語は追わないといけないは、、、♪
 
バックに流れている音楽はね、秋川雅史さんのアルバムに入っている歌で、イタリアの風景を見ながらだと、また違う雰囲気でいいな♪ ってね♪
 
体の方は相変わらず。この頃、足だけでなく腕もときどきビンビンのガンガンになることもあるのだけど、これもイイ傾向♪ イイ傾向♪ ははは♪♪♪
 
Mog
おねえちゃん、そんなに思い出がいっぱいなら、これから先、どこにも行かなくてもダイジョウブだよ、ねっ♪♪♪

2009/08/02  まだ梅雨、、、?
Eiko
暑中お見舞い、と言いたいところですが、まだ梅雨が明けてないので言えません。そうこうしているうちに立秋をすぎてしまって、暑中お見舞いが言えずじまいになるかもしれませんねえ。。。
 
ご無沙汰しました。7月中に何度もパソコンを開けたのですが、そのたびにセキュリティが起動せず、毎回アップロードとウイルスチェック、という感じで、カキコミが出来ずにいました。ごめんなさい。
あまりにもおかしいので、養護学校後輩のパソコンの先生に来てもらって、やっと打つことができるようになりました。やはり餅は餅屋♪ おまけに「崖の上のポニョ」のダビングしたのまで持ってきてくれて、、、へへ♪ 持つべきは、パソコンのできる後輩ですねえ♪
 
ご報告があります。日赤の先生に「シビレはイイ傾向」といわれ、半信半疑にギャグを飛ばし続けておりましたが、まあウソではなかったみたいです♪ 7月の末あたり、シビレがマシになったな、と思ったら、腰がね、少しだけシッカリしてきたよう♪ 
 
ふつうの手術なら傷が癒え、しばらくすれば完治になるのでしょうが、相手が中枢神経となると、ちと事情が違うらしいです。もともと神経は一度傷つけると再生は不可能で、新しい神経が伸びるのを待つしかない、というところがあり、伸びる速度も一日1ミリとか0.1ミリとか諸説あるのですが、とにかく、そう簡単には修復しないもののようです。なので手術から一年くらいしないと、本人に感じられるわずかな回復もないのでしょうねえ。。。
 
で、シビレも下腹からお尻から足の先までだったのも、足の付け根からつま先までになり、暑いのも熱いのも感じ始めています♪ しかし、シビレ自体は強弱が激しく、一週間が強、あと二日ほどが弱、を繰り返しています。それに気圧とか湿度とかも影響するので「調子イイ♪」と思える日は数えるほどしかありません。でも数えるほどでもある、というのは正しく「イイ傾向」なのでしょう♪ 腕も同じような感じで痛みとシビレに悩まされつつも、数えるほど調子イイ日があるので、まあ、こんなものでしょう♪
 
でも、体の調子が少しでもよくなると、船旅前の生活モードが顔をのぞかせ、それに付いていけない体にイラダチもおぼえてしまいます。
七宝に出会ってから船旅に行く少し前まで、少しポーッとしたくても、たまにはゆっくりテレビをみたいな、と思っても、「そんな悠長な時間はない。ゆっくりするのは死んでからで十分♪」って感じで、毎日のように出掛け、仕事もし、いろんなことを考えたり、挑戦したりして、常に自分を追いつめていくような生活をしていたような気がするんですね。 まあ、それが本当にやりたいこと、だったから、なのでしょうけど。。。
 
そういうふうにしていた生活が今は一変して、ほとんど外出せず、テレビをみて(最近、二時間ドラマや映画などは途中休憩をしなくてもよくなりました♪ それだけ体力がついてきたのかな?)過ごしていると、「こんな怠惰に生活していていいのだろうか?」と、おしりのあたりがムズムズしてくるんですよ。
まあ、今はそういう時期なのだ、とは、母も言いますし、Eikoもそう思おうとしているのですが、、、ねえ♪
 
むかし、養護学校を卒業するとき、大好きだった先生がサイン帳に「あるがままに生きてください」と書いてくださいました。
 
当時のEikoは、含蓄ある言葉だなあ、くらいしか思いませんでした。でも、養護学校という温室から出て行かなくてはならない障害をもつ子供に、こう書くしかなかった先生の心情が、いまは痛みをもってわかります。そして、Eikoは、いままでも事あるごとに、この言葉を思い出していました。
 
そしたら、先日テレビで、禅のエライお坊さんが、
「若いとき、悟るというのは、いつでも平気で死ねることだ、と思っておった。しかし、それは間違いじゃった。悟るとは、どんな状態にあっても平気に生きていくこと、だと」。
 
これを聞いて、Eikoは「あるがままに、、、、」の言葉に通じるものを見つけたことはいうまでもありません。
ああ、そういうことだったのか、と今、あらためて思う今日この頃です♪
でも、また年を重ねるごとに、その言葉の思い出し、その深さをあらためて思い知りつづけるんでしょうね。そして、それは死の直前まで、つづくのでしょう。
 
またまたエーカッコしいがエーカッコしてしまっていますが、、、  まあ、こんなもんでしょう♪♪♪
 エヘ♪
 
 
7月中に船の友だちが二組も遠路から遊びにきてくださいました♪ やはり100日間も生活を一緒にした仲間というのは、いいなあ♪ と思います。 やっぱり船旅は行って良かった♪
 
2007年1月1日に、ブラジルのベレンというところのターミナルで、両手にソフトクリームを持ち(ひとりで二つ食べようと思ったのがマチガイのもと♪)、イスに座りぞこなって、思いっきり床にあごをぶつけ、こんな体になるそもそもの直接原因をつくってしまったんだけど、それでも、あの船旅は我が人生の「華」♪ 後悔など微塵もありませぬ♪ へへ♪
 
 
Mog
おねえちゃんもいろいろなことを思いつつも、食べ物にだけは目のない日々をおくっています! なんのかんのとエーカッコして書いているようですが、本来の姿は船旅前も船旅後もなんら変わることなく、成長もありません。 みなさま、書いていることに惑わされないようにしてくださいね♪



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