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脳性マヒ・二次障害レポート

Eikoのひとりごと
      Mogのつぶやき



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2009/05/17  握力8キロの世界
Eiko
気がつけば、爽やかな新緑の季節真っ只中♪ ご無沙汰ばかりで申し訳ありません。体調がイマイチよくございませんでした。。。
 
食事をすると血液がぜ〜んぶ胃に行っちゃって、血圧がガタガタとさがってしまう現象が続いておりました。上75下50くらいになるのです。そうすると体を横にしなくてはならなくなります。食事を全部消化すると元にもどるんですが、また食べないといけない、、、とほほ。。。
まあ、いまはお薬のおかげで改善しつつありますが。ご心配ばかりおかけして、ほんとうにごめんなさい。
でもね、血液検査の結果はいたって良好♪ なにひとつ問題なし♪ この年齢にしては、それはそれは不思議なことらしい♪♪♪ ふふ、Eikoはいくつ???
 
さてさて、きょうのタイトル、握力8キロの世界ですが、Eikoは、今この世界で生活しています。脊椎症になってからずいぶんの時間を握力ゼロで過ごしていたので、8キロになってきて本当に夢のようなのですが、それでも普通40〜50キロくらいはある握力が五分の一なんですよね。
 
それがどういうことかと申しますと、なんでもが五倍の重さに感じるんですよ〜。たとえば、100gのお茶碗が500g それにごはんを入れて200gになると、普通のひとが感じる1kgになるんですね。お箸は軽いし、お茶碗は置いているので、まあいいのですが、自分の腕の重さも五倍ですから、食べる動作だけですごく疲れます。立ち座り、イスへの乗り移りは体重200キロに感じるので、もっと大変。座り直しも簡単ではございません。日常生活、一事が万事そうなのです。朝の起床や着替えは手伝ってもらいますが、洗面、ブラッシング、トイレなどはだいたい自分ひとりでするので、体力消耗の激しいこと、はげしいこと!
 
それに親指がまったく使い物にならないのが困りもの。つまむことが出来ないんですから。ヨーグルトやアイスクリームのふたを取るのは必死のパッチ! キャンデイの小袋はムリ。 財布からお札や小銭が取り出せないのは不便。でも、これは店員さんに財布を渡して「取ってください」といえばOKなんだけどね♪
 
でも、何回も書きますが、握力ゼロのときから比べれば、もう有り難いことこの上ありません。曲がりなりにもちょっとの時間なら何も持たずに立っていられますし、伝い歩きも少しなら出来ます♪ 以前は食事もひとりでは出来なかったのに、いまは何でも自分で食べられます。毎日、歩行器で40分くらいは歩いています。なので、そんなこんなで、これからも全体的にわずかずつですが、回復していくでしょう♪ 期待していてくださいませ♪♪♪
 
けどね、意外と外出はしてるんですよ♪ ピンクの電動車いすを飛ばして、銀閣寺の近くまで和菓子を買いに行ったり、風の気持ちの良い夕方には、哲学の道の夕日スポットにでかけたり、、、♪ また、先日はヘルパーさん付きで植物園に。フクシアという可愛いお花をたんのうしてきましたよ♪ Eikoなりのしあわせが、そこここにいっぱいです♪♪♪
 
しかし、そんなわけで、HP更新もさることながら、メールのお返事も、腕がストライキを起こすことが多くて、滞りがち。。。
みなさま、まことに申し訳ございません。お許しくださいますように。
 
Mog
おねえちゃんのことは時間をかけないとどうにもならないし、長い目でみてやってください。
でも、それよりも、なによりも、いま怖いのは、新型インフルエンザ! 大阪まで来ているので、京都も時間の問題。
みなさま。くれぐれもお気をつけください!!!



yume_110ne@yahoo.co.jpメールはこちらまで。