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脳性マヒ・二次障害レポート

Eikoのひとりごと
      Mogのつぶやき



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2007/06/14  船内での誕生日、ご挨拶文♪
Eiko
きょうは、きのうのオマケみたいなものです。たのしかった船内生活の一端がお解り頂けるかと思います♪
 
ことしの一月十日、船内でEikoは○○才の誕生日を迎えました。ともだちが予約してくださった「ろうそくが並んだホールのケーキ」(こういうバースデイ・ケーキ、Eikoは生まれて初めてなんですよね♪ ちょっと信じられないかも知れないけれど、ホント♪)のある素敵なパーティを開いてもらいました。
 
余興に「南京玉すだれ」をしてくださる方があったり、集まってくださった方々がEikoとの出会いやエピソードなど話してくださったり、大好物の「イクラのにぎり寿司」をダダーーンと並べてもらって、みなさんにハッピーバースディの歌を歌ってもらって、Eikoは、最高にごきげんな、今までに経験したことのない誕生日を過ごしました♪♪♪
そして、最後にみなさまへの感謝を込めてEikoがご挨拶(司会のキコちゃんに代読してもらいました♪)をしました。それを全文記載いたします。
 
 
本日はEikoめの誕生日を祝ってくださるため、お忙しいのにお集まり頂き、本当にありがとうございます。 感謝申し上げます。
 
実を言いますと、Eikoは53回クルーズに乗る予定で準備万端ととのえていました。しかし直前に思わぬ急病で入院、そのため仕方なく今回のクルーズに乗船したのです。そして、乗船前には少し厳しいことも言われて、それでも乗せて頂いたので、Eikoのような者には友だちは出来ないだろうな、と思っていました。それで三ヶ月、本当の一人になって孤独を楽しみ、読書や映画三昧の日々にしよう、そして月へ行ってウサギさんとお餅つきをする、という夢のため、アラブの石油王を一晩だけゲットして軍資金25億円を荒稼ぎ出来たらいいな、そんなことを思いながら、Eikoは55回クルーズに乗り込んだのです。
 
ところが神戸で乗り込む段階から、スマさんが声をかけてくださり、手荷物を持ってもらって乗船、という思っても見ない幸運でEikoの船旅は始まりました。それだけでもうれしく幸せに感じました。でも、それはこれから起こる幸運と幸せの大洪水の助長に過ぎなかったのです。
乗船翌日にはタカちゃんに話しかけてもらい、同室のカズちゃんともすぐにうち解けて、仲良くしてもらってますし、那覇の首里城の階段で困っているところをアキコさんに助けてもらい、それがご縁で、今ではずーっと昔から知り合いだったように、同室のミエさん共々お世話ばかりかけています。そして出航イベントのなか初めてハグしてくださったローズさん、常にEikoの体をフォローしてくださっている岡田先生、いつも食事をご一緒くださる滑川先生、アクロポリスの丘をおぶって登ってくださった哲ちゃん、書き上げたらキリがないのでやめておきますが、このようにここに集まってくださったお一人お一人のお顔を拝見しますと、出会ったときのこと、そしてこれまでの色々なことが頭に浮かび、その思い出に心がパンパンにふくれ、爆発しそうになります。
 
そんな優しく理解ある方々に囲まれた船内生活は、今まで生きてきた中で、いちばん自由で、いちばん快適で、いちばんリラックスできる空間になりました。世の中にこんなに素晴らしい空間があるなんて、そして、それをこの自分が「いま」経験しているなんて、信じられないくらいです。
 
そして、今日、そんな素敵な方たちが自分の誕生日を共に祝ってくださって、本当に、こんなに幸せな誕生日は初めてです。
これから、どんなにつらいことがあっても、今日の日のことやこの船の思い出が心にある限り、幸せに生きていけると思います。
 
今日はありがとうございました。ほんとうに心から感謝申し上げます。
最後にこのパーティを楽しくしようと奮闘してくださったアキコさん、ミエさん、司会をこころよく引き受けてくださったキコさんに深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 
 
追伸、 53回でなく、55回クルーズに乗船できて本当によかった♪        Eiko
                               

2007/06/13  色々、いろいろ、イロイロなご報告♪
Eiko
みなさま、ごきげんよう♪ お変わりなくお過ごしのことと存じます。 って、ふつうのご挨拶をしている場合ではございませんでした。ほんとうに長らくのご無沙汰で申し訳ありません。ご心配くださっていたと思います。どうか、お許しいただきますように。
 
さて、2月11日、地球一周の船旅からナントカ無事に帰って参りました。下船に手間取り、家に帰ったのはPM9:00を廻っていました。そして家に上がって座り込んだ瞬間、体中の力が抜けて、まず両手が動かなくなり、やや日にちの過ぎた3月24日から足も動かなくなり、今に至っております。短時間ではありますが、なんとかパソコンは打てるものの、その他の日常生活すべてに介助のいる生活を送っています。
 
出発前に、両手の親指の先に少し違和感がありましたが、何も気にすることなく出航しました。そして、それはそれは楽しい、楽しすぎる地球一周の船旅を終え、帰ってみれば、両手の親指と人差し指がシビレていました。そして、体全体の脱力感。。。まあ、体力を限界を超え、使い切るだけ使い切ったので、100日蓄積された疲労は100日経過しないと戻らないだろうということで、100日はただただオトナシク眠ってばかりいましたが、100日経っても一向に回復のきざしもなく、これはおかしい♪と思い始め、病院に行きました。そこで神経内科を紹介され、頸椎症を発症していることが分かりまして、入院。 治療の結果、シビレは両手の親指だけになったものの、両腕両足とも重く、だるくて、思うように動かず、今に至っています。
 
まあ、このように書くと「さぞや、落ち込んでいるだろう」とお思いの方も多いかと思いますが、心配はご無用です♪ 船の中のマッサージの先生にも驚きを通り越してあきれられるほど、Eikoの精神は尋常ではないそうですし、いつもの如く食い意地も張っていて、食べる口、しゃべる口、両方とも以前と変わりありません♪ みなさま、どうか、ご安心くださいませ♪
 
面白いことをひとつ。Eikoは、いまとても痩せています。左肩はとくに骨と皮。で、なにが起こるかというと、腕の重みに耐えかねて亜脱臼になる有り様。すぐに嵌められるのですが、これまた、いとも簡単に抜けてしまいます。なんか面白くて、ハメたりハズシたり♪♪♪ ヒマがあるとロクなことはありません、ハイ♪
 
しかし、いまも船が恋しくて仕方ありません。ときどき船のお友だちから電話やメールをもらいます。Eiko会いにも遠方から来てくださいます♪ そしてみんなと「楽しかったねえ♪」と何回も言い合っています。
 
船の中で、Eikoは「お姫さま」状態たったんですよ♪ Eikoを紹介くださるイベントがあり、それを機に船の中でも「有名人」になってしまいました。外国人クルーは完全に私を二十歳前後?悪くいけば高校生くらいの子供だと思いこまれていました。まあ、どんなときもニコニコしていたからでしょうけど? そのほか、う〜んと年上の子分が出来たり、Eiko教の信者が多数現れたりして
「シンジラレナ〜〜〜イ♪♪♪」の連続の毎日でした。それから“こひ(恋)”もしましたよ♪ エヘ♪
 
で、帰ったとたん、竜宮城から帰ってきた浦島さんのように、急降下老化?現象♪ でもね、浦島さんは、おじいさんになってしまって思うように体も動かなくなって…知ってるひとが一人もいないさびしい老後を送ったようですが、、、
Eikoはチトちがいます♪ 体は動きませんが、竜宮城で出会ったタイやヒラメからメールや電話、楽しい写真やお葉書、何回も会いにきてくださるカメさんもいて、浦島さんとは雲泥の差♪ 有り難いことです♪
 
思い出の写真もアップしたいし、旅行記も書きたいと思っていますが、なかなか、ナカナカ… それから、船の中で、七宝の個展をニューヨークでするなら全て任せてくれ、と仰る方まで現れて、それにロサンジェルスでも個展することになっていますし、このままくすぷ゛る訳にはまいりません。いずれ復活のノロシをぶち上げる所存です♪♪♪
 
しかしながら、今はリハビリに精を出し、体力をつけるのが第一と考えています。従いまして、今後の更新がいつになりますか分かりませんが、どうか、応援くださいますようお願い申し上げます。
 
Mog
みなさま、おねえちゃんは元気です! 一日の大方は食べて、笑って、、、 ただ、手足の自由がきかなくなったおねえちゃんは、こうなったら「顔」で勝負する、と息巻いています。おかあさんに化粧水やクリームを塗ってもらいながら、少しもキレイにならないのはDNAのせいだと言って、負けていないおかあさんとケンカです。。。この母にしてこの娘あり、とはよく言ったもの…♪
まあ、ふつつかがよりふつつかになったおねえちゃんですが、これからもどうぞ見守ってやっていただきますように、お願い申し上げます。



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