Eiko
きょうは秋らしいイイお天気ですね♪
きのうEikoは、唯一、お年頃で独身だった弟子の結婚披露宴に行ってきました♪
大津の、びわこが一望できるホテルでの披露宴♪
受付には、彼女のお気に入りの七宝作品が飾られていました♪
Eikoの席からは花嫁のよく見えて、宴は始まりました♪ まずは紋付き袴の新郎に、色打ち掛けの花嫁♪ お仲人さんを立てないスタイルだったようで、お二人の経歴などは、ふたりのお母さまが自分の息子、娘のことを手紙で語る、というスタイルで、心温まりました♪
Eikoもお祝いの言葉を手紙にして、同席したもう一人の弟子に代読してもらったんですよ♪
新婦は、もともと色が白くて優しい顔立ちなので、ほんとにとっても綺麗でした♪
新郎は、先日、Eikoの家にきてくださったんですが、優しくて、とても感じのいい方でした。でもちょっぴり野獣系の雰囲気で、こんな綺麗な女の子、あげたくないな、と思わなくもなかったですね♪
でも、ひな壇の上で、二人とも幸せそうに微笑み合ったり、ささやき合ったりされていて、やっぱりいいものだなあって♪心から♪
さすがに三十代同士の結婚なので、お二人はもちろん、来られている方々もキャピキャピしない、華やかななかにも落ち着いた宴でした♪ ご挨拶の方々も、そのほかの方々も、みんながそれぞれ本当に祝ってられるんだな、と感じる温かいもので、Eikoもうれしくなりました♪
Eikoが、美味しいフランス料理に舌鼓を打っていたら、新婦のご両親がわざわざご挨拶に来てくださって、びっくりしました。それがね、大きなお肉をお口に入れたとたんのことで、飲み込みも出来ず、お口の中でお肉がモゴモゴ。どうしようと思いました… でも隣にいてくれた弟子がうまく挨拶してくれて、ホッ♪♪♪
お料理はみんな美味しかったのだけど、絶対作りたいと思ったのが、お口直しのロゼワインのシャーベット♪ 「おかわり」って言いたかったな♪
それでね、新婦が七宝で何か作って式に来てくださった方へプレゼントしたい、ということで、でも全員にはちょっと大変なので、スプーンを五組だけ作り、当たった人は幸せ、ということにしました。Eikoも制作の時に手伝ってたんだけど「もしかして、これ、私が当たったりして♪」と笑ってました… で、帰って、引き出物のなかをみたら、やっぱり入っていて、ビックリ♪
いつもクジ運は悪いのに、80分の5という確率で当たってしまいました♪ ほかのお客さまに当たれば、ものすごく喜ばれたはずなのに。 世の中、こういうものなんですね♪
そして盛会のうちに「おひらき」となり、車で大津市内を走っていると、なにやらお囃子が聞こえ、ふと路地を目をやると祇園祭のような鉾や提灯が見えました♪ 曳山祭りの宵山(っていうのかな? 一般的に言えば前夜祭♪)だったみたい♪
ほんとに運のついてる日でした♪♪♪
話は前後しますが、先日、ルーブル展、マリア・テレジアとシェーンブルン宮殿展を観てきました。
ルーブル展は、ルーブル美術館から古代ギリシャ彫刻など134点が展示されていました。中には本家のルーブルでは、まだ未公開の「ニケ」(闘いで勝利する方に舞い降りるという羽のある女神)なども並んでいるというので、興味深かったです…
その時代は、出産のときの母体の死亡率、子どもの死亡率がものすごく高かったので、母子やこどもの墓標が多く出土しています。その墓標には、母子の幸せそうな風景が彫られていたり、こどもたちだけの墓標には好きだったおもちゃや小鳥などが彫られていて、当時のこどもを失った親の思いが、いま観ているものにもしみじみ伝わってきました。
そして戦士の像やビーナスたち、古代オリンピックの勝者に贈られたという陶器の壺や皿、賢人肖像など、ほんとうに盛りだくさんでした♪
でもね、Eikoはルーブル美術館へ何回も行っているのですが、ギリシャ彫刻の部屋はいつも静かで落ち着いているんですね。それに引き替え、京都の美術館には、ひとつのひとつの彫刻にワンサカの人だかり♪ 女神も賢人も戦士たちも心の中でビビッてたりなんかして…とみていたら、やっぱり微妙にまぶたが震えそうになったり、唇がゆがみそうになるのを我慢したり、してましたよ♪♪♪
そうそう日本の神話ではイザナギの尊、イザナミの尊が結婚することで、世界やほかの神さまが生まれるのだけど、ギリシャ神話でおおもとは、誰と誰が結婚して世界が始まったのか、ご存じですか? 「天空」と「大地(ガイア)」なのだそうです♪ ギリシャ神話、小さいときに全部読んでもらったんだけど、忘れてました。。。三つ子の魂百まで、とはいきませんでしたね。トホホ…
もうひとつのマリア・テレジアとシェーンブルン宮殿展。
Eikoは、ウィーンに一回行ったことがあって、シェーンブルン宮殿を訪れたことがあります。レモンイエローのほんとに綺麗な宮殿でした。マリア・テレジアとは、マリー・アントワネットのお母さまです。モーツァルトが6才のときマリー・アントワネットに結婚を申し込んだというのも、この宮殿でのお話です♪
主に肖像画や食器、調度品、衣装、宝石などが並べてありました。
どれもロココ全盛で、Eikoの大好きな雰囲気でした♪ セーブル窯がこの宮殿で使われるためだけにデザインしたという緑のリボンの食器は、とくに気に入りました♪ Eikoも使ってみたかったな♪
それから驚いたことに(ってEikoだけかも?)マリア・テレジアは日本のものがお好きだったようで、古伊万里のティカップやジュガーポット、日本の風景が描かれている漆のチェストや長持ちなどを愛用されていたんですよね♪
マリア・テレジアは、当時の女帝としてはめずらしく自由恋愛のような形で結婚して、とても幸せだったようです。そして夫のフランツ・シュテファンが亡くなると死ぬまで喪服で通したそう♪ でも彼女の16人の子どもたちは全員、政略結婚だったようで、女帝になるとやはり政治が第一に考えるようになるようで、少しさびしい気も。。。
しかし、ここでもおバカを露呈するようだけど、神聖ローマ帝国というのはプロシア(いまのドイツ、オーストリア、チェコ、イタリア北部の連合体)のことだって知らなかったわ♪ 古代ローマ帝国を継承する体制になっているのだとか、、、???
最後に、シェーンブルンとは「美の泉」という意味だとか。シェーンブルン宮殿にはすごくきれいで広大な庭園があって、実際にとても美しい泉も造られています。で、その泉を指しているのか、はたまた宮殿内部の超一級の調度品やそこに住まわれていた女帝や王女たちを指して、あふれ出る美しさがいう意味でのことなのか、どっちかな?と思いつつ、Eikoは帰りました♪
そこで、Eikoとしたことが大失敗♪ まあ、帰り道の三条通に和菓子屋さんがなかったのがひとつの原因なのですが、まさにその日、お月見団子をたべる日だったのです♪ だいたい花より団子を自負しているEikoなのに、花を考えながら歩いていたら、お団子をすっかり忘れてしまって… なんたる失態。。。ことしのお月見団子はたべず終いになりました。。。う〜〜〜ん、ショック。。。
でも、なんといっても、さすが芸術の秋だけあって、魅力的な展覧会がこれからも目白押し♪ お月見団子の分まで、今月中、大いに芸術を楽しみたいと思ってます♪♪♪
Mog
おねえちゃん、花嫁さん、きれいだったね♪
もし、天国に来るまでもらい手がみつからなかったら、ぼくがお嫁さんにしてやるからね♪
しかし、おねえちゃんがお月見団子を忘れるなんて、、、とうとう認知症はじまった???
|