Eiko

みなさま、残暑　お見舞い申し上げます。

この猛暑のなか、いかがお過ごしでいらっしゃいますか？

 

ちょっと更新を控えようと思っておりましたが、あまりにバカバカしい経験を致しましたので、これは、みなさまにも聞いてもらわなくっちゃ♪　と書き魔魂がうずきました次第♪

 

Eikoは、この秋からの船旅のため、少しずつ準備をしています♪　そのひとつに黄熱病の予防接種、というのがありました。通称、それをした証明書を「イエローカード」というらしい。それがないとケニアやブラジルのビザが下りないのです。

 

調べてみると、その注射をしてくれるところは、大阪港の近くの免疫合同庁舎の中。それも毎週金曜日にしか開いてない。だから予約も取りにくかったのだけど、なんとか８月４日の二時半に取れました。ひとりで行くのは少し不安でしたが、パリの一人歩きよりはマシ♪　ということで、お帽子かぶって出かけました♪

 

注射代金は「収入印紙で８６３０円」。事前に郵便局で買い、バックのポッケにしまい込み、タスキにかけて出発進行♪　そこは海遊館の最寄り駅なので、道案内のオジサンがいてくれて、でもカンカン照りのなかエンエンと歩いて、なんとかその庁舎に辿り着きました。

 

で、受付を済ませようとしたら、「ちょっと、これに記入して」と。Eikoは、ちゃんとした字が書けないので、お願いしました。書いてくださる女の人が、まず「京都から一人で来たの？」と目を丸くされましたのよ♪　それから病歴を根掘り葉掘り聞かれて、まあ正直に答えました。

 

それで、Eikoの番になったので、お医者さまの前へ♪　そしたらね、そしたら、Eikoの病歴書いたものとEikoの顔をしげしげと見比べて、「この注射は生ワクチンといって、生きた菌を打つんです…」と話し始め、、、

 

ここで、ちょっと途中下車、このお医者の顔、どこかで見たなあ…そうだ「フカカイ・フグ」だ！　まったく個人的なことなのですが「フカカイ」とは短大のときの仏教学の先生の名前。仏教学にピッタシの名字でしょ？　それに目と口元がフグにそっくりだったのでね♪　ひさしぶりに「ブッダは…」「釈尊は…」の講義を思い出してしまいました♪

 

話をもとに♪　で結局のところ、その「フカカイ・フグ」似のお医者さまが言われたお話を要約しますと「主治医の『これを打っても絶対にダイジョウブ』という保証書がないと、どうしても打てません」ってことに。。。とほほ…

 

まあ、要するに、Eikoが「訳もわからないままに来てしまったコドモ」で、見るからに「ひ弱そうな、やせっぽち」だったので、お医者さまがビピッてしまわれたのであります（さすがフカカイ♪　なぞと納得している場合ではございません♪）。。。その間、なんと二時間。そして暑い中を二時間かけて行っているので、計四時間がアワ、あわ、泡。。。。。プク、プクプクプク…♪

 

でもね、いくらEikoの主治医でも「絶対ダイジョウブの保証書」は書けないだろうな、と思いました。「ダイジョウブだろう」とは言えても「絶対」とはね。だってEikoは、いつも流行の先端走ってるから「日本初、黄熱病の予防接種で黄熱病発症！」なんてことも万が一、億が一、兆が一、あり得るかも知れないもの♪

で、だから、ケニアとブラジルに上陸しなければイイんだろう、とお気楽Eikoは考えました♪♪♪

 

で、さしたる悩みもせず、ここまで来たら「海遊館」だあ♪　と。

家を出る前から、帰りには「海遊館♪」と決めていたので、庁舎を出れば、一直線♪♪♪　庁舎のウラ側が天保山だったのです♪

 

海遊館に着くと、夏休みなので子どもたちがいっぱい♪　それに「わくわく宝島、オオサカ・キング」という催し物がされていて、それはそれは賑やかなイベント会場♪　パビリオンのひとつひとつを覗きたかったのだけど、とりあえず、まずは、お魚たちにごあいさつ、というわけで水族館めざしてGO♪♪♪

 

水槽のアーチをぬけて、長いエスカレーターで最上階へ♪　そこから、ものすごく大きな水槽を右てに見てグルグルグルグル周りながら降りていく♪　いちばん最初に目に入ってきたのがマンタ♪　おおきな黒いマントをなびかせて、これにシルクハット被せれば、優雅で楽しいオペレッタの世界♪なんてね♪　それから大きな大きなジンベイザメのちっちゃなオメメが可愛くて♪　マンボウは、うすいベールのなか♪（マンボウはね、オバカさんなので、水槽のガラスに激突しちゃう、ってどこかで聞いたよ♪）　下にはマットレス敷いてもらって、ゆうゆうとね♪　サメも案外かわいかったかな？

 

反対側の左手には、ラッコがランチタイムだったり、イルカがジャンプしてたり、ペンギンが直立不動で眠ってたり、、、めずらしい魚たちがいっぱいで、海遊館って、ひとりでもすんごく楽しめる場なのだ、とあらためて思いました♪　ほかにも熱帯魚やオニヒトデやいろんな色のクラゲも見て、しばし、海のなかの時を満喫♪　まんきつ♪　マンキツ♪

 

何時間見ていても飽きなかったんだけど、ラッシュの時間を思って、少し早めの帰途に♪

 

その翌日、旅行社に電話をかけてイエローカードがもらえなかったことを報告すると、思わぬ展開に…「乗船できません」。。。　これには、母とふたり、あわてたの、あわてないの、そりゃ、ビックリだったさ！！！

でも、ご安心ください♪　特別措置というのがあって、主治医の英文書類（突然タマゴアレルギーにしてもらって）でOK♪　でした♪♪♪

 

ということで、主治医のところから、Eikoは助六（紫のはちまき巻いた黒紋付き姿）の気分で、片手を振り上げ、タッ、タッ、タッ、タッ、タタタタタ…とロッポウを踏みしめながら、帰還いたしまして、、、これにて、黄熱病予防注射の段、おしまいに〜ござりまする〜〜〜　チョン♪

 

Mog

まあ、結果がよかったので、ホッとしたけど。。。おねえちゃんの着ていったもの見たら、ぼくも大人か子どもか、ちょっと考えてしまった。もう少し、大人の女の人の格好していけば、注射してくれたかも？？？