Eiko
毎日、まいにち、よくもこれだけ暑い日がつづきますよね。いくらお出掛けが好きなEikoでも、ちょっと家の中にいよう。。。エアコンつけてお昼寝しよう。。。なんて思ってしまいます♪
でも、先日、どうしても行きたい絵画展があって、京都文化博物館まで行ってきました。
「無言館」って、ご存じですか? 長野県上田市にある美術館です。創立は1997年だったかな?
ここには、先の大戦で出兵し、帰られなかった画学生や美術学校の卒業生の絵画や彫刻が並べられています。
Eikoは、長野県に行くことがあれば、ぜひ訪れたいと思っている美術館のひとつです。
その展覧会が京都にも来ていると知り、行ってきました。
会場は、とても多くのひとでした。でも、話し声は一切せず、ときどき鼻をすすったりされてるだけです。
作品は、どれひとつ取っても才能あるひとの作品だ、というのは、一目で解ります。
絵の横には、作者の写真と思い出話のプレートがありました。
そこに書かれたお話、ひとつひとつをここにも書き連ねたいと思うほどの言葉、思い。それをどう、ここにまとめればいいのか…
どれだけ絵を描いていたいか、一分一秒でも長く絵筆を握っていたいか、その思いで埋め尽くされていました。
そして、作者の写真にも目をうばわれました。
みんな、本当に優しい表情をされているのです。
そして、その目は純粋に真実を見つめることのできる目をされていました。
思わず、こんな目をしたひとたちを戦争に行かせるなんて、なんて無茶な、、、と。
それから、きょうまで、Eikoの心の中は、このひとたちの死はね運命だったのだろうか、、、とか宿命なのだろうか、、、とか。
あの悲壮な思いを、今、生きている私たちは、ちゃんと受け止めて、生きているのだろうか、、、とか。
Eikoみたいなものが自分の作品を創る行為は、本当は許されがたいのではないか、とか、こんないい加減に生きていていいのだろうか、とか。。。
そういう形容しがたい、ややこしい思いが渦巻いていて、いまも渦巻いています。
これを、どう表現すればいいのか、と悩みましたが、いい表現方法が見つからず、、、そのままを書いています。
でも、久しぶりに、いろんな思いが突き上げてくる日々でした。
8月12日の夜11:00からNHKで、無言館のことを放映されるようです。
Mog
とても、いい刺激を受けてよかったね。。。
ぼくは天国のほんの一部しか知らないんだ、とあの絵を見て、つくづく思った。あの画学生のひとりにでも会いたい。これから探しに行ってくるね♪
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