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脳性マヒ・二次障害レポート

Eikoのひとりごと
      Mogのつぶやき



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2005/07/28  きようはウナギ受難の日
Eiko
きょうは土用の丑の日。ということは、ウナギを食する日。
なんで、きょうという日にウナギをたべなきゃ♪って思うんだろう???
 
昨年も書いたかも知れないんだけど、江戸末期の学者、平賀源内が売り上げの低迷している鰻屋さんに頼まれてキャッチコピーを書いたのね「土用の丑の日、うなぎの日、食すれば夏負けすることなし」って♪
 
ことしは、もう少し詳しく書いてみようかと、いろいろ調べてみました。
でも、あまりにややこしいお話ばかりで、よくわかんない… とほほ…♪
 
でも、Eikoの頭ですこしだけ理解できたことを書くとね、そもそも土用という言葉は略語らしい。土旺用事と言ったものが省略されたもの。
 
で、昔々、世の中の全てが木火土金水の五つの組み合わせで成り立つという考え方「五行説」ってのが中国にありました。
では、それは季節にも割り振ることができるのでは? なんていう、ややこしいことを考えた人が居たみたいで、(この五行説に月と太陽を加えたのが、曜日のもと、なんだけど♪)
木=春
火=夏
金=秋
水=冬
土=???
と割り振ったら「土」が余ってしまったわけ。
 
そこで、「土の性質は全ての季節に均等に存在するんだ!」とこじつけて、各季節の最後の18〜19日を「土用」としました。これで1年の日数が均等に五行に割り振られたことになります… (って言われても、算数できないんだもん♪)。
 
現在は、「太陽の視黄経が27,117,207,297度となる日を土用の入りとする」と言うように定義したみたいなんだけど。
これなら昔々の方がわかる感じ♪ でしょ♪
 
また、こんな話も聞きました。
「土用」には季節の交代を円滑に進めるという意味もあるそうです。土は、死んだものを「土に還す」性質と「命を育成する」二つの性質を兼ね備えた存在のため、異なる季節の間に「土用」を置くことで、消滅する古い季節とまだ、充分に成長していない新しい季節の性質を静かに交代させる働きをするそうです。…
 
なるほど、なるほど♪ だから、春夏秋冬の間に「土用」があるのだ♪ わかったぞ〜♪
 
また、夏の土用の時期は暑さが厳しく夏ばてをしやすい時期だから、昔から「精の付くもの」を食べる習慣があって、「土用蜆(しじみ)、土用餅、土用卵などの言葉が今も残っています」って書いてあったけど… Eikoは聞いたことがない!
 
また精の付くものとしては「ウナギ」も奈良時代頃から有名だったようで、大伴家持さんも詠んでるらしいけど…???
 
丑の日とウナギの関係、ってのが、またまたコジツケ♪ 丑の日の「う」からこの日に「うのつくもの」を食べると病気にならないと言う迷信もあったんだとか。「ウナギ」もこれに当てはまる。「うし」の文字が、なんとなくウナギを連想させたためだとも言われてるんだってさ♪
 
でも、これだけ書いてもやっぱり、よくわかんないや〜〜〜〜〜♪ やっぱり、いちばん解るのが、源内さんのコピー、だよね?
「夏バテ防止に、精のつくウナギを食べる」これでいいね♪
 
Mog
ぼくは、ウナギより牛がイイ♪ そういや、牛も「う」の字がつくよ♪(そうなんです。ほんとは昔の庶民も牛を食べたかったらしい。でも、肉食は敬遠されてたし、手に入りにくかったから、色のよく似た「鰻」になった、という説も「あり」だとさ♪ いろいろあって、頭の中グッチャグチャ♪ ツカレタビ〜〜〜)

2005/07/20  あんころもち、食べた?
Eiko
あついですねえ〜 とにかくアツイ! ことしの暑さは特別なんじゃないでしょうか? 
Eikoは、あまりクーラーが好きではないんだけど、ことしはドップリ浸かってます♪ それだけ体の適応能力がなくなってきた、ってことかな??? うーん、ショック!
 
ところで、きのうは「あんころもち」を食べる日だったのですが、召し上がりました?
 
この風習はね京都だけなのかも知れないんだけど、土用の入りの日に「あんころもち」を食べると暑気あたりしないとか・・・
 
先日、新聞に書いてあったんだけど、土用っていうのは、立春、立夏、立秋、立冬の前18日間をいうらしい。
Eikoは、立夏までの何日間かを土用というのだと思ってたんだけど、年に四回もある、なんてびっくりした♪
 
でね、夏の土用は一年のうちでいちばん暑い時期にあたるんだって。
昔、宮中では、土用の入りの日に、滋養強壮にいいガガ芋というおイモさんの葉っぱを煮出して、そのお汁でこねたお団子をおみそ汁(あのね、おみそ汁って漢字でどう書くか知ってる?「御御御汁」なんだって♪)に入れて食べてたの。暑気あたりに備えてね。 
それが庶民にも広がって、いつの間にか、あずきの餡でお餅をくるんで食べるようになったらしい。
赤い色が「魔よけになる」と考えられていて、暑いときの「悪疫退散」を祈念したからだそう♪
 
でね、ことしは、どこの「あんころもち」にするか悩みに悩んだんだよ♪ 18日にデパートへたまたま行ったのね。そしたら、ことしの土用の入りは20日じゃなくて、19日だってわかって、とってもあわてた♪ だって「きょうは『あんころもち』の下見」って思っていっんだもの。
 
で、いろんな菓子屋さんを一軒一軒、吟味して、落ち着くところは、やっぱり、って感じなんだけど「仙太郎」さん。なぜか、っていうと、まあ、Eikoの好きなお菓子屋さんってこともあるんだけど、お餅が「あわ餅」だったの。あわ餅はね、いくら食べても胃にもたれないの。
 
だから、それと「小豆寒天」と、別のところで「松露」と「ポテト」も買ってもらって、ものすごい人出にふうふう言いながら帰りました。
ほんとは、夜に「あんころもち」食べたかったんだけど、明日でないと意味がないから、「小豆寒天」と「ポテト」でガマン♪
 
そして、きのう「あんころもち」で暑気払い♪ とってもおいしかったよ♪ そして、Eikoは、暑さあたりはしないことに決定しました♪ ルンルン♪
 
Mog
おねえちゃん、それはいくらなんでも、あんまりだ〜〜〜♪ そりゃ「あんころもち」のおかげで暑さあたりにはならないかもしれないけどさ、この暑さだから胃も弱ってるはず、それに晩ごはんのあとに小豆寒天! ポテト! そりゃあない。。。 おねえちゃんの胃にかわって言ってやる〜 そりゃあ、あんまりだ〜〜〜〜〜♪♪♪
 

2005/07/16  今夜は宵山♪
Eiko
七月一日から始まっている祇園祭、今夜はすごい人でが予想される宵山です。今年は宵山が土曜日、山鉾巡行が日曜日にあたり、例年以上のにぎわいになることは必至でしょう♪
 
八坂神社の祭礼である祇園祭の起源は869年にさかのぼります。当時、都では疫病が流行し、多数のひとが亡くなりました。この災厄を祇園牛頭(ごず)大王のたたり、と考え、当時の国数にちなみ66本の鉾を立てて、祇園の神をまつり、みこしを奉納して、厄よけを祈りました。
 
この祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)が、のちに祇園祭として定着。今もお祭りに奉仕する人たちは、疫病予防とされる護符(bごふ)を身に付けています。
 
お祭りの締めくくりには、境内社の疫神社に大きな茅の輪(ちのわ)を設け、参拝者がこれをくぐって厄気をはらう夏越(なごし)祭が行われています。
 
山鉾巡行も初期にはそれほど大がかりなものではなく、各町が素朴で小さな鉾を飾り、持ち歩いて疫霊の退散を祈願したらしい。その古式を今に伝えるのが、悪疫鎮圧の鬼踊りとともに巡行する綾傘鉾です。
 
綾傘鉾は元治の大火で焼失して以降、絶えていたのですが、1979年に傘を復活させて、巡行に加えました。
 
傘をさしかけた稚児6人、棒振り、隠太鼓、して綾傘となります。面をつけた2人が締太鼓を打ち、棒振りが悪疫を払うため踊りを舞うのです。これは、信仰とと芸能、神まつりと祭礼がともにある風流踊りの伝統なのだそうで、祇園祭の本義を提示しているのだそうですが・・・
 
むつかしいお話は置いて、たまには浴衣でも着て宵山へ行きたいと思うのだけど、母に言えば、ものすごいシカメッツラをされて、「行くなら、ひとりで行ってきたら」と冷たくされのがオチ・・・トホホ・・・♪
よ〜〜〜〜〜し、若い彼氏をみつけて、来年は宵山へくりだすぞ〜〜〜〜〜〜♪
 
Mog
そんな夢のなかで夢見てるようなこと言わないでほしいよなー。。。
おねえちゃんに、そんな若い彼氏がてきるのと、ぼくがよみがえるのと、どちらが確率高いかといえば、ダントツで、ぼくのよみがえり、だぜ♪
わかってんのかい? おねえちゃん♪
 

2005/07/12  ごめんなさい♪ 7/9のつづき? まだで〜す♪
Eiko
7/9の日記は途中切れになってしまいました。ごめんなさい。
じつは9日の夜中に書いていて、眠くなったので、また明日にしよう、とアップロードしないで保存にしてたんですね。
10日は、家での教室。そして教室が終わった後、生徒さんの額を選びに付いていき、ついでにEikoの額も買ったりして、とてもつかれてしまいました。で、つづきは明日に、と。
 
それでね、その明日になったんだけど、新しいパソコンのセッティングにきてもらう日だったんですよお♪ そうなんです。今までのがミレニアムでフリーズばっかり・・・ おかげで強制終了の日々。。。いつしか音楽はトギレトギレにしか聞こえなくなり、着信メールを開くのに2分はかかる有り様。。。そこで思い切って新しく買い換えることにしました♪そのセッティングの日だったんです。
 
それは思いのほか、というか、さもありなん、とうのか、今までのパソコンにあるデーターのお引っ越しにものすごい時間がかかりました。そのときに、このHPも新しいパソコンから入力できるようにしてもらったんです。で、うまく作動するか確かめるためにアップロードしちゃったってわけ・・・だから中途半端な日記がそのまま書き込みされてしまったんです。
 
その日はそれで疲れ果て、つづきを書き込むのがまたまた遅れにおくれてしまいました、ってわけなんです。本当にごめんなさい。
でもね、新しいパソコンは「光」になっているので尚更でしょうけれど、ほんとにスピーディーで、音楽もクリアで、チョー気持ちイイ♪♪♪ いままでのは何だったんだろう? って感じ。。。
 
それでも、新しい状態がすぐに「普通」になってしまうのがコワイ。人間は、どこまでいっても「欲望のるつぼ」の真ん中から、逃れられないんだろうな・・・って。。。
それは、とても情けない気持ちがするのと、それがなければ「進歩、発展」はないんだろうな・・・とか。
必ずしも「進歩、発展」が「善」とは限らないんだけどね。。。
 
なんか文楽のつづきを書こうとしてたんだけど、変なふうに終わっちゃいそう♪ では、また日をあらためて7/9のつづきは書くことにします♪ ごめんなさい♪
 
Mog
ほんとに申し訳ありません。おねえちゃんというひとは、こういうひとなのです。すぐに訳の分からない方向に話がいくのです。そのうち、また新しいもの、興味を引くものが出てくれば、すぐにそっちへ乗り換えしてしまうんです。わが姉ながら、ほんと情けない・・・トホホ・・・ みなさま、どうか許してやってくださいませ。お願い申しますでございます。
 

2005/07/09  ご無沙汰でした♪
Eiko
みなさま、お変わりございませんか?
ずいぶんのご無沙汰、お許しください。
しかし、暑いですね。。。それに梅雨のうっとうしさで、毎日ヘトヘト。いまから、これでは本格的な夏が来るころには疲労困憊♪でしょうね。
 
先日、友だちに誘われて「文楽」を観賞してきました。文楽は何回かテレビで見ているものの、実際に観るのは初めてでした♪
 
演目は、近松門左衛門の世話物。梅川中兵衛の封印切りで有名な「冥土の飛脚」。
 
大阪・淡路町の飛脚屋、亀屋の跡取息子、中兵衛が遊女の梅川の身請けに、飛脚便のお金に手を出し、ふたりは究極の選択「心中」に向うまでのお話。
 
近松は、中兵衛を通して、理性と感情、または、分別と無分別の間で迷いつつ、破滅へと向う、人間の弱さや愚かさ、苦しみ、悲しさ、などを描いたのです。
 



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