Eiko
きのう、掲示板にいつもカキコミしてくださっているコアラさんがわざわざ新幹線に乗って来てくださいました♪ Eikoとトロッコ列車に乗るために。 それで「ほかに行きたいところがあれば付き合うよ」と♪
Eikoは嵐山に「オルゴール館」というのがオープンしたときから行きたかったのです。でも一緒に行ってくれそうなひとがいなかったので半分あきらめムードでした。
まずは、オルゴール館からお話をはじめましょう♪
コアラさんと京都駅で落ち合い、山陰線で「嵯峨嵐山」へ♪ そこから地図をたよりに方角を確かめながら行きました。
Eikoの思っていたのよりは小さい、それでも夢みる夢子なら一度は憧れるだろうな、と思わせる建物です。一階はレストラン、二階がオルゴールの博物館になっていました。
世界最初のオルゴールは1796年スイスの時計職人によって作られました。直系は約3pの金無垢製印章に内臓されていました。そして、19世紀になり、ブルジョア階級の愛用された調度品のひとつとして、オルゴールは発達しました。従って豪華な彫り物をあしらったものが多くあります。
最初はシリンダー(筒型)を利用したもので一本のシリンダーに三曲くらいが入っていて2分くらいかなー♪ とても優雅な音色が印象的でした。
つきにディスク(円盤型)。最初一枚だったのが三枚になり、聞きにくかった低音部もよく複雑な音色、とくに低音部がでるようになりました。
その後、シリンダーからヒントを得、そのままの複雑な音楽を蝋管にキズをつける事によって保存できることをエジソンが発明。のちにこの技術はレコードに発展する。
その頃オルゴールは、からくり人形の動きにあわせて鳴るという方向へ。オートマタに発展して、ジュモーのフランス人形や130pもある猿のカラクリに内蔵されるようになりました。とくに猿は目の表情がおそろしくリアルで少し気味が悪かったです。
そのほか、シンキング・バードといって鳥かごの中の小鳥たちのさえずりが聞こえるオルゴール。本物の小鳥の剥製が使われ、色が何十年もあせない羽をもつ小鳥たちが死後も人間たちを楽しませるため、さえずりつづけていました。Eikoは、とても耐えられない気持ちでいっぱいになりました。
現代のオルゴール作家はオートマタが中心で音楽を聞きながら信じられないくらい綺麗で繊細な文字を書く人形などが飾られてありました。学芸員?の方の、ひとつひとつのオルゴールの説明と実際に動かし音色を聞かせてくださいました。
本当に心が解きほぐれるような、豊かな時間を過しました♪
つぎは、大河内山荘とトロッコ列車です♪
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