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脳性マヒ・二次障害レポート

Eikoのひとりごと
      Mogのつぶやき



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2005/06/16  蛍の宴
Eiko
この春、ともだちと桜を見に「ナイショの桜の園」に行ったあと、「今度はホタルやねえ♪」と、約束していました。が、Eikoは、五月の末から精神的にいろいろ忙しかったもので、ホタルの情報を集めるのが、すっかりおそくなっていました。
 
で、ホタルが真っ盛りになったころ、ああそうだったんだあ! ということで、あわてたのなんの♪ 桜の見頃も短いけどホタルの季節はもっと短い。みんなに連絡をとり、日時の調整など、異常な速さで(日ごろ、クズのろま、で通っているEikoですが。これを火事場の?)くぐりぬけ、お花見のメンバーと泣く泣くお花見に参加できなかった一人、計八人、パッ、と集まっちゃいました♪
 
いまの季節、お昼の時間がものすご〜〜〜く長い。集合を6時にしたのですが、夕方にも遠い感覚。ゆっくり夕食を楽しみましょう… で、しゃべって、食べて、しゃべってしゃべって、また、しゃべり、、、 レストランを出たのは、なんと8時半をまわっていました。。。
 
しかし、ホタルくんに会うためにはその方がよかったらしく、哲学の道を歩き出すとチラホラ、チラホラ…♪ 道行くひとに訪ねれば「もう少し、しもに下がれば、ものすごく出てますよ♪」と。途中、ホタルを手にのせて携帯で写真を撮っているひとや、ベンチにすわっているカップルなどをしりめに、我が「ビショ美女びじょ軍団」は進みます。もちろん、おしゃべりしながらね♪
 
今年いちばんの見所につくと、ほんとに「乱舞」という言葉がふさわしいほどのホタルくんたち♪ もしもホタルが少なかったら…と小さな胸をいためていた?(たしかに胸はね…トホホ…)Eikoは、ほっ、としました。
 
草むらの中で光るホタル、水面に光を映して優雅なホタル、桜木の上まで飛ぶホタル、あっあんな高いところまで…ふふふ… あれはお星さま♪
一匹のホタルが光のあとを残しながら、すーっと目の前から何もない暗闇の中に消えて… それは、ひとつの魂のように…
 
疎水べりに腰をおろして… 
 
いっしょにホタルを見るメンバーのほとんどは、Eikoが小学四年生のころからのお付き合い。養護学校の中学部を卒業し温室から出る不安を話したな…、病気で入退院を繰り返しているときにはお見舞いに来てくださったな…、短大を出て社会に出て行くとき勇気付けてもらったな…、七宝に出会ったことを一緒に喜んでくださったな…
 
このメンバーといると、何の抵抗もなく、そのとき、その気持ちに、すっともどれて… そして、みんな同じように思ってて…心がゆたかになる…
 
ほんとに、すてきな夜でした。ホタルくん、たくさん出てくれて、ありがとう♪
 
最後にメンバーのひとりが口ずさんだ俳句
 
  疎水べり おんなばかりの 蛍狩り
 
 
Mog
いいお友だちのなかで、ホタルたちのなかで、闇のなかで、おねえちゃんがどんどん癒されていくのを、ぼくは感じたよ。

2005/06/09  念願のトロッコ列車と大河内山荘♪
Eiko
トロッコ列車も前々から一度乗りたかったものの一つでした。
(ちなみにEikoの乗りたいもの♪ 気球、 ハングライダー、落下傘、宇宙船、飛行船、ハンサムな彼氏に乗せてもらうハーレー、琵琶湖のミシガンetc etc♪♪♪ しかし、ほとんどが高いところだね???)
 
それでね、その前に大河内山荘へ行こう、という計画♪
これはコアラさんが「お寺だと階段多いから…」と気を遣ってくださって、そして大河内山荘の写真みて「とても、きれいそう♪」ということで行ってみました♪
 
でも、それは大間違いでした。ひと山全部がお庭、ということで最終的には山登り♪ 坂道と石段の連続♪ コアラさんは責任を感じて「ひどいところを選んでしまって…」と、しきりに謝ってくださったけど、それは申し訳ないくらいだったんだけど、Eikoは、ものすご〜〜〜く楽しかったのです♪
 
だって、知ってたら絶対に行けるところじゃなかったから♪ だあれも連れて行ってくれないようなところへ、知らずに行くのは「宝物さがし」と一緒♪ ワクワクドキドキ めちゃ楽しい♪ でも、コアラさんには手を引っ張ってもらったり、肩をかしてもらったりで、迷惑かけっぱなしで申し訳なかったんだけど、Eikoのお出かけって、こんなハプニングめったにないから、ほんとに楽しかった♪♪♪
 
トロッコ列車もルンルンに楽しくて、最高に楽しい一日をすごせました。これは、ひとえに、コアラさんのおかげ♪
 
ありがとう♪ コアラさん♪♪♪
 
で、写真をアップしました。「京都・初夏の旅」です。みてくださいね♪
 
Mog
おねえちゃんは、ほんとにイイひとたちが、ともだちになってくださってる。感謝しなければいけないよ。
コアラさん、アホなおねえちゃんは、ただただ喜んでいるばかりですが、ほんとにお世話をかけました。筋肉痛などはだいじょうぶでしたでしょうか?
こんな、ふつつかな姉ですが、これからも仲良くしてやってください。よろしくお願い致します。

2005/06/04  京都・初夏の旅 念願のオルゴール館♪ 
Eiko
きのう、掲示板にいつもカキコミしてくださっているコアラさんがわざわざ新幹線に乗って来てくださいました♪ Eikoとトロッコ列車に乗るために。 それで「ほかに行きたいところがあれば付き合うよ」と♪
 
Eikoは嵐山に「オルゴール館」というのがオープンしたときから行きたかったのです。でも一緒に行ってくれそうなひとがいなかったので半分あきらめムードでした。
 
まずは、オルゴール館からお話をはじめましょう♪
 
コアラさんと京都駅で落ち合い、山陰線で「嵯峨嵐山」へ♪ そこから地図をたよりに方角を確かめながら行きました。
Eikoの思っていたのよりは小さい、それでも夢みる夢子なら一度は憧れるだろうな、と思わせる建物です。一階はレストラン、二階がオルゴールの博物館になっていました。
 
世界最初のオルゴールは1796年スイスの時計職人によって作られました。直系は約3pの金無垢製印章に内臓されていました。そして、19世紀になり、ブルジョア階級の愛用された調度品のひとつとして、オルゴールは発達しました。従って豪華な彫り物をあしらったものが多くあります。
 
最初はシリンダー(筒型)を利用したもので一本のシリンダーに三曲くらいが入っていて2分くらいかなー♪ とても優雅な音色が印象的でした。
つきにディスク(円盤型)。最初一枚だったのが三枚になり、聞きにくかった低音部もよく複雑な音色、とくに低音部がでるようになりました。
 
その後、シリンダーからヒントを得、そのままの複雑な音楽を蝋管にキズをつける事によって保存できることをエジソンが発明。のちにこの技術はレコードに発展する。
その頃オルゴールは、からくり人形の動きにあわせて鳴るという方向へ。オートマタに発展して、ジュモーのフランス人形や130pもある猿のカラクリに内蔵されるようになりました。とくに猿は目の表情がおそろしくリアルで少し気味が悪かったです。
 
そのほか、シンキング・バードといって鳥かごの中の小鳥たちのさえずりが聞こえるオルゴール。本物の小鳥の剥製が使われ、色が何十年もあせない羽をもつ小鳥たちが死後も人間たちを楽しませるため、さえずりつづけていました。Eikoは、とても耐えられない気持ちでいっぱいになりました。
 
現代のオルゴール作家はオートマタが中心で音楽を聞きながら信じられないくらい綺麗で繊細な文字を書く人形などが飾られてありました。学芸員?の方の、ひとつひとつのオルゴールの説明と実際に動かし音色を聞かせてくださいました。
 
本当に心が解きほぐれるような、豊かな時間を過しました♪
 
つぎは、大河内山荘とトロッコ列車です♪



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