Eiko
みなさま、お変わりありませんか? いよいよ春が近づいてきましたね♪
先日の12日土曜日、ともだちのMさんの紹介で、な、なんと、お茶屋あそびを経験しました♪
京都の方はご存知だと思いますが、お茶屋さんは、お茶を飲ませるところではございません。舞妓さん芸妓さんを呼んで踊りを見たり、お酒を飲んだり、食事を仕出屋さんから取り寄せ、一緒に楽しむところです。
京都に住んでいても「一見さんお断り」のところですから、紹介がなければ、なかなか足を踏み入れられません。今回は祇園甲部のお茶屋「なかぎし」に上げてもらいました。
格子戸の玄関脇には、舞妓さんの名前が並べてあります。入ると、お雛さまが出迎えてくださっていました。京都のふるいところは、今でも「旧」でお祝いしています。Eikoも京都のひとなので、いま雛飾りをしています。
二階のお座敷には金屏風と華やかなキ朝があります。食事の中ごろに、舞妓さんが入ってきました。全員上下関係のないひと同士だったのですが、舞妓さんは「ここに、はいらしてもらお」と迷わず最年長の男性の横へ。その男性の顔がゆるみっぱなしだったことは、言うまでもありません。
市みよさん、という舞妓さん。ふつう舞妓さんはあまりしゃべらず「へぇ、おおきに」「そうどすか」くらいなのですが、今回の席に市みよさんの本当のお母さんもみえてられたので、よくしゃべってくださって、座を盛り上げてくださいました。
市みよさんは17歳。まだ舞妓になって一年も経っていないので、かんざしが「ビラビラ」という、顔のよこに垂れ下がるものだったり、紅が下唇だけだったり、アイラインが引けなかったり、していました。
でも、いちばんイヤな決まりは、舞妓の衣裳のまま鴨川の橋を渡ってはいけない、ということだとか。髪は自分の髪なので鬢付け油なとで固めてあるので、シャンプーのときは中性洗剤で何回も洗わないといけないとか。
また、市みよさんは関東の出身で、歴史が好きで、新撰組にあこがれ、舞妓を志願したそうです。実の母上は、最初反対だったそうですが、リタイアすることになったら、どんなに遅れていても高校に入ってやり直すから、とそこまでいうので、仕方なく許したとか、ほんとうにいろんなお話が聞けて、よかったでした♪
最後に、京舞で「祇園小唄」を披露してくださいました。ふつうの日本舞踊とちがい、京舞は能楽から派生しているので、笑ってはダメなのだそうです。「今朝も、お稽古で井上八千代先生に、しぼられてきました」と苦笑いしていました。
今月は、5日の土曜日も、ひとまち交流会館の生徒や、その関係で親しくなったひとたちとJAZZをライブで聴きに行ったり、今月末には「おなべを囲む会」も企画されていて、なんか幸せな日々がつづいています♪
そうそう、そのまえに、お琴のお稽古会が21日にあります。Eikoは源氏物語から題材をとった「夕顔」という曲を演奏する予定♪ でも練習不足でいかがなりますことやら…???
Mog
おねえちゃんは、ほんとに、いろんなお友だちがいて、なんて幸せなヤツなんだろうね♪ 1月末から足の調子が悪化して「ひょっとしたら、このまま歩けなくなるのでは?」と心配してたけど、整体のおかげで、なんとか治りそうだし、春に向う日々をゆっくり味わい、楽しみな♪
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