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脳性マヒ・二次障害レポート

Eikoのひとりごと
      Mogのつぶやき



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2002/08/16  今夜は、送り火
Eiko
今夜は、大文字の送り火です。京都を囲む五山に、大、妙法、左大、鳥居、舟形の火が灯されます。うら盆会の風習です。
この送り火が、いつ頃、誰によって始められたか、は不明です。平安時代の終りから鎌倉時代に始められたのでは、ということです。
送り火も今のように五山ではなく、江戸時代には「い」という字も灯された、と聞きます。
 
だれが守り受け継いでいるのか、といえば、五山近くに住むひとたちです。山も日ごろからの手入れが必要だし、火床に燃やす松の薪や松葉などを集め、乾燥させなければならず、またたくさんの薪を山に担ぎ上げるなど準備が大変だそうです。
 
「大」の字が、ひとたび燃え上がり、徐々に消えていく火をずーっと見ていると、我が家で亡くなったクロ(犬)やモグラ(犬)、トンボ(犬)、クリ(ハムスター)、ピーコ、ピコ(小鳥)らが、ワイワイ言いながら連れ立って天に帰っていく姿が見えます。
そのほか亡くなった多くのひとの顔も見え隠れして、やっぱり帰ってきていたのだなー、とそのひとたちとの思い出も脳裏に浮かんできて、心がウルウルしてきます。
Mog
きょうの夜は、みんなを送りがてら天国に帰るんだけど、ドジなおねねえちゃんが心配で、すぐに戻ってくるからね。これからも、よ・ろ・し・く!

2002/08/01  きょうは八朔です。
Eiko
きょうは8月1日、京都の花街は「八朔」と言って黒紋付に稲穂のかんざしで「おめでとうさんどす、おたのもうします」と御茶屋さんをまわるんですって。
どうして? ???
広辞苑には、旧暦の今日、新米の申告をする日で、たのみ(頼みと田実『田んぼが実る』をかけている)ます。というところからきているそうであります。
でも、この暑さの中、お化粧きめて一軒づつ歩くのは大変でしょうね。
私は、小さかった頃「舞妓さん」にあこがれていました。あの髪型、すその長い着物、帯、こっぽり、一度でいいからあの姿になってみたい、と心底願っていました。
 
それでお琴も始めたのか?って。それは全く違う理由です。私、日本の歴史のなかで「平安時代」がいちばん好きなんですー。清少納言、紫式部、和泉式部、赤染衛門など才女がいっぱい出てきた時代。宮廷生活での必須科目には和歌や書、音曲。和歌も書も当時の私には手の出しようもないところのものでした。今も、だけど。楽器だけでもしなければ。
 
私なりに和楽器で何がいちばんマシにこなせるか、考えてみました。それで「琴」。当時は男性がおもに弾くものだったとか。でも、これならなんとかなるのでは、と甘い考えで始めたのです。「あまい!」と始めた第一日目で思い知らされましたが、ね。
でも、習っているうちに私なりに何とかなるもので、ひとりで弾いていれば王朝気分です。
今、窓の外では光源氏のようなひとが聞いていてくれるのではないかしら、なんてね。
 
いつだったか夕顔の花を玄関に咲かせて、白い扇に一首書いてもらって、ワクワクしていたこともありましたよ。だあれも現れなかったけれど。
 
長い間、更新も日記も書いてなくてすみませんでした。実は、ず〜〜〜〜〜〜っと夏バテ。仕事以外はコロコロコロコロ。罪悪感のかたまり状態。きょうは少し元気なので、それに月も変わったし、まずはHPから、ということで書いてます。
みなさん、今年の暑さは異常です。どうか夏バテには気を付けてご活躍くださ〜〜〜い。
Mog
暑中 お見舞い申し上げます。みなさま、くれぐれもご自愛くださいますように。
 



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