Eiko
こんにちは♪ みなさま、お変わりございませんか?
いつまでも残暑がふんばっていますね。気象庁によると、連続真夏日を更新中とか。。。ほんとに地球温暖化が現実に進んでいるのを実感します。
Eikoは、このごろ体調がいまひとつスッキリしません。それでマッサージに行ったりしていましたが、なんとなく原因がわかりました。花粉症だな、って。Eikoは、困ったことにいろんな花粉に反応してしまうらしいんです。
そういえば、いまはイネ科のシーズンなんですよ。そう思い当たったので、もうおとなしくしていることはない(といっても、そんなに大人しくしていたわけではございません♪)、ってことで、きのうは展覧会三つも回ってきました。
現代アート、「題名考」と名付けられた展覧会、それとブラジルアート。それぞれ全くちがうジャンルなのでとても面白く観てきましたよ♪
ひさしく現代アートは観ていなかったので、いい刺激をいくつか戴きました。そして生まれて初めての展示作品も観ました♪
本物の「人間」が段ボールで作った王冠をかぶり、円錐形の銀紙を十本の手の指にはめ、フラフープのようなもの体に固定させ上から白い布をまとっていて、その布は後ろで長いベール(ダイアナさんのウェディングベールには及ばなかったけど)になっている。その出で立ちで、手と顔を上下にゆっくり動かしているんです。最後に奇声ををあげ、つぎの部屋へ移動していきました。
Eikoの目はパチクリ状態♪
もうひとつは「タイトル考」と題されたもので京都市美術館所有作品の展示でした。
作品のタイトルは作者自身の創作態度や芸術館までを短い言葉で表した作者のメッセージ。そんな思いからの展覧会でした。
でもEikoには、いまは衰えてしまいかけている古き良き時代の絵画が、いまの絵画に対する抵抗のようにみえました。
ちょっとEikoが興味をもっている甲斐庄楠音(かいのしょうただおと)の肖像画もあって「このひとが、ああいう絵を描いたのか」と感慨深いものがありました。
ブラジルアートはアート的には、ちょっと物足りなさを感じましたが、あるフロアいっぱいに、透明感のある白で、ちいさな手や足を並べあり、つい非日常的にみえて足が止まりました。
それらの足や手はブラジルのストリートチルドレンと言われる子供たちのものでした。そのフロアでは、その子供たちの映画も流されていて、Eikoは見ない方がいいかも、と思いながら見入ってしまいました。
この子供たちは自分から望んで生まれたワケでもないのに、親にののしられ、なぐられ、「出て行け」と言われ、仕方なく路上で生活するようになった子供たちです。それにもかかわらず、毎年半数が地域の住民や警官に殺されたり、少年鑑別所で殴り殺されたり、するらしいのです。
それにその子供たちがこどもを産む現実もあります。政治が崩壊している国で、いちばんしわ寄せがくるのが子供たちなのだ、ということを、その映画は激しく訴えていました。
いちばん胸に応えたのは、六、七歳の男の子が「いろんな食べ物が食べてみたい」と、はにかみながら言っていたことです。
痛々しい、としか言えない自分の不甲斐なさを思い、自分がいかに恵まれているかを考え、Eikoはこういう世界を生きているのだ、とヒシヒシ感じました。そして、何もできないという歯がゆさに、食欲はなくなり、吐き気までももよおしてしまいます。
チェチェンのこともそうだけど、気分が良くないのは「花粉」だけではないかも知れない。 。。。 。。
Mog
落ち込む気持ち、よくわかるよ。。。
でも、おねえちゃんはどんなときでも「いつも幸せ、元気です!ニコニコッ♪」ってしていた方が、いいと思う。
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