Eiko
ずいぶんのご無沙汰、申し訳ございません。
みなさま、お変わりなくお過ごしのことと存じ上げます。
さてさて、この二週間というもの、Eikoはまさにオリンピック漬け♪ 未だかつて、これほどのオリンピック漬けの経験はありません。夕べのマラソンも、女子マラソンも、ちょっと眠りながら…でも最後まで見ましたよ♪
女子マラソンのときは終わったあとに、ともだちに「女子マラソンも金メダルとったよ♪すごいね♪」と感動を思わずメールしてしまったくらいです。
いまも、いろんな場面が浮かんできます。
柔道はホントにすごかった♪ そして本命と言われるなかで、確実に金メダルを獲得する選手たちの強さをひしひしと感じました。どれほどの努力、修練をつむと、あのようになれるのか、Eikoは死んでも、そして二三回生まれ変わっても、まだまた追いつかないだろうな、って思いました。
くわえて大本命と言われた井上康生選手の敗退には思わず「かわいそうに…」とつぶやいてしまいましたが、それが返って金メダルがいかに難しいものであるのか、を痛感しました。
しかし、メダルを取れなかった選手たちは誰ひとり、弁明も言い訳もせず黙している姿に、Eikoは、やっぱり尊敬の気持ちになります。
また、Eikoが何よりもシビレながら見ていたもの、おわかりでしょうか? ふふふ…そうです♪ イケメンぞろいの男子体操♪ あん馬の演技があれほどキレイと思って見たことはありません。そして鉄棒はあまりの美しさに息をするのを忘れてしまったほどです♪
あのね、体操競技がすべて終了したあとに、スケートでは当たり前だけど、「ガラ」というエキビジションをされていたの、ご存じでした??? このアテネ大会からなのかも知らないのですが(ね、いかにオリンピック漬けか解るでしょ?)、メダリストたちがつぎつぎにいろんな種目の演技が音楽に合わせて流れるようにつづいていくのです♪
バレエでも「ガラ」というのがあって、たとえば「白鳥の湖」「海賊」「シゼル」「クルミ割り人形」その他いろいろな中の「グラン・パドゥ・ドゥ」だけを観せてもらう、とかいうのがあるんだけど、体操ガラも同じような感じだった♪
優れた体操選手は優秀なダンサーになんだ、ってよ〜くわかりました♪
水泳もすごかったね。北島選手は一見きかん坊にみえるけど、あれだけの根性がないとやっていけないんだろうな、って。精神力だけでなく「チーム北島」の科学の力、コーチの直前アドバイス。そういうものを全部ひっくるめての「金」だったと思います。
でも山本貴司選手のひょうきんさ、好きだなあ♪
シンクロは、最初にロシアありき、みたいな感じで少し反発もおぼえたけど、やっぱり一糸乱れぬシンクロ状態には「まいった」だった。クヤシイ〜けどね♪
陸上も400mリレーがファイナルまで行って、なおかつ0.03秒くらいの差で惜しくも4位にはなったけど、日本の短距離界にとっては快挙だろうし…♪
女子マラソンは、ただでさえプレッシャーがのしかかるのに、そのうえに「高橋尚子が出ていたら…」という重圧もあっただろうと思うし、よく金メダル取れたね♪よかったね♪っていう思いが強かった。
最後に室伏選手の金メダルが決まって、やっぱりインチキはダメだよなー、ってね♪
ほかにも、ヨットや自転車、アーチェリーなどもメダル♪ 20年ぶり、80年ぶり、史上初、そんな言葉がポンポン飛び出すほど、今回のアテネオリンピックは、超スゴイ大会だったんだあ♪と、うれしくなります。
でも、共通していえることは、みんな、国とか肌の色とかにかかわらずどの選手も、競技いるときの美しさは最高だった♪ 例え、俗にいう美男美女に生まれなくても、人間ってあんなに美しくなれるものなんだ、って。そのことに、Eikoはいちばん感動しました♪
かの小林秀雄氏も「感想や原稿を書かなければならないのに、ついついオリンピックに目が離せなくなる」と言っています。
Eikoも、まさにその通り♪ 小林秀雄氏とEikoをいっしょにしては、おこられるよね〜♪ へへへ…♪♪♪
Mog
オリンピック会期中、ほんとに何もかもやめて、テレビにかじりついていた、おねえちゃんの怠慢をお許しいただきますように。
さて、とても大きな台風がきています。
みなさま、どうかお気を付けてくださいね。
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